目次
【西洋食堂 ミナトヤ】
富士宮市から富士山へ向かって延びる県道180号線
通称『登山道』と地元で呼ばれるこの道沿いに、新しい飲食店が3月29日オープンしました
店名を【西洋食堂ミナトヤ】と言います
初代ここにあったイタリアン【ポルカキッチン】は三園平へ移転
2代目のイタリアンバル【マメルキッチン】は閉業~再業
どちらも好きな飲食店だっただけに、とても寂しく思っていましたので、
新しい【西洋料理ミナトヤ】…どんなお店なんでしょう♪ワクワクします
早速ランチとディナー、両方伺ってみました🐈
場所・アクセス・駐車場
県道180号線(富士宮富士公園線→表富士周遊道路富士山スカイライン)は、富士宮市の中心地『富士宮浅間大社』東横を通り富士山頂とを結ぶ一般県道である
富士宮バイパス(国道139号線)の『登山道入口信号交差点』と交差する県道180号線を『富士山』に向かって北上します
そこから1.7㎞ほど進んだ右手
『セブンイレブン富士宮万野店』の看板が見えたらその駐車場へ入っていきます
【西洋食堂ミナトヤ】はセブンと同じ敷地内にある北側の建物1階、右角
他2軒とのテナントとして入っています
駐車場
特に指定はありませんが、(多分)お店に近い方が良いと思います(ね?)
まあ、それを考慮せずに考えるなら…セブンと他店舗との共同駐車場は19台ほど停められるようになっています
外観・店内
お店の外観はこんな感じ
アンティークシャビーな雰囲気のナチュラルルーズウッドを横に貼った壁
店名をホワイトのカッティングボードで張り付けた美杉のような看板の下には、アクセントで濃紺のルーズウッドを縦にあしらってあります
これは前店【マメルキッチン】と、『美杉のような看板』以外…ほぼ変わっていません😅
この看板は友人の方と取り付けされたそうです
ちょっと崩した堅苦しくない感じがいいですね♪
この建物の欠点は、店内を外から窺い知ることができるのがガラス張りの入口扉とその横の腰高窓だけで、開放間口が狭めで奥に少し長い感じなので薄暗さを感じ、開店しているのか閉まっているのか分かりづらい所💦
更に駐車場が『専用ではない』のがアダになって、店の扉を開けてみるまで空いているのか混んでいるのかが全然わからない…
『オープン』『クローズ』のお知らせを定刻に切り替え忘れがないようにしていったり、オープン時には目立つ旗を立てるなどの『開店してます!アピール』が大事かと思います
店内
南側にオープンキッチン、その前にカウンター席4つと、壁にベンチ席を設えL字型に4人用のテーブルを4卓と2人用テーブルが2卓
3店舗めなので見慣れた店内なのですが…今までで一番広く感じます😀!
でも…打ちっぱなしのコンクリート壁もファニチャーも変わってないぞっ!(え?)
何が違うんだ?
初代に置いてあった『淡水エイ』がいた大きな水槽があった入口部分には小型のワインセラーが置かれていていますがカウンター周りに一切ものを置いておらずスッキリしています
食器・グラス類も見せたくないものはクロスなどをかけて目隠ししています
雑然とものを置かないってだけで『部屋の印象』って変わるもんなんですね~
ちょっと我が家も参考にしようと思います…(爆)
【西洋食堂ミナトヤ】について
若い男性オーナーシェフが全部の料理をつくり、奥様かスタッフの女性が給仕をしていくスタイル
日曜日に伺った際には奥様が生後数か月の子供を背負って給仕されていました
【マメルキッチン】もご夫婦で営業されていたのですが、コロナ禍であったり途中奥様が妊娠出産もあり大変なご苦労をされて葛藤しながら運営されていました
【西洋食堂ミナトヤ】も小さな子供さんを抱えての営業
大変な事もこの先たくさんあるかと思いますが、是非この地で長く営業して欲しいと切に願って止みません
…と感傷に浸ったところで、【西洋食堂ミナトヤ】に話を戻します😅
イタリアン・フレンチと分けてしまうと論争が勃発すると思うのですが、『西洋料理』とカテゴリーを立てたことでメニュー構成が広がりますね♪
シェフは直近では『ホテルグランド富士』にいらしたそうで、このブログで紹介した事がある
【F‘sMarche】は先輩の店なのだそうです
また、気になる店名の由来をお伺いしたところ
との事
おひとりで忙しそうなのでなかなか声をかけにくいのですが、奥様もシェフもフレンドリーでとっても親切ですよ
メニュー
現在【西洋食堂ミナトヤ】では
ランチ|『カレー』や『パスタ』や『本日の魚or肉料理』のセット料理
ディナー|『冷菜』『温菜』『サラダ』『パスタ』『ピザ』『本日の魚or肉』『本日のデザート』
アルコールノンアルコール
にメニューが分かれています
テイクアウトに関してはまだ検討されておらず
ディナーコースに関しては、好みや予算に応じて随時提案して行くとの事です
ディナーの席予約をインスタDMで送らせて頂いたのですが、レスポンスが早く気持ち良い対応をしてくださいました
また『来店のお客様のニーズや要望にできる限り応えようとする姿勢が実際の接客にしても随所にみられて』それがお店の良い雰囲気に繋がっている様に感じました
ディナーで頂いたもの
迷います(笑)
ランチよりディナーの方が『初訪』だったのと、メニュー表が文字だけなので料理がどんな感じで出てくるのかが全然わからない事…😅
とりあえず、ドリンクはジンジャエール(400円込)とノンアルスパークリングワイン(800円込)
一番興味があった『カレー』はテイクアウトは無いものの、ランチでもディナーでも食べられる(※『ガーリックライス』はディナーにしかありません)と知ったので
『夜でしか食べられないもの』を中心に今回はオーダーしてみることにしました
本日の前菜(700円込)
【西洋食堂ミナトヤ】での記念すべき 1皿目の料理がこちら!
もうこのプレート観て、シェフが只者じゃないって思い経歴を聴こうってなりましたw😐
しかもどの料理も『どこかで食べた事があるもの』じゃなくて、凄いオリジナリティがある✨
器の選び方、盛り付け方…
本日の魚料理単品
黒板にあった『真鯛と春キャベツのファルシス ヴェルモットソース(1680円)』
はい!
どんなものか皆目見当がつきませんので、とりあえず『Google先生で』単語を調べてみます
『ファルシス』とは、肉や魚・野菜などの中に別の食材を詰めた料理
『ヴェルモットソース』とは香りの高いヴェルモットワインを使ったソースでエシャロット・生クリームなどのミルキーなソース
フムフムなるほどぉ…😏←わかってない
出てきた料理は
『刻んだオリーブ・ケッパーにあさりの旨味を加えたタプナードと、ローストしたカレイの魚卵をまぜ、鯛のほぐし身と春キャベツで包み、香りのいいヴェルモットソースをかけたミルキーで優しい甘みのある海の幸たっぷりな魚料理』
でした(;゚Д゚)!
真鯛と『何かの魚卵を使用している』のは食べて分かったのですが、主人は
っと知ってる身近な魚の名前を言う(笑)
(;゚Д゚)んな訳ないやろ!そうだったらウケるけども…
絶対違うとダヤンは思ったんだけど、なんの魚卵なのかは尋ねないと判らなかったよ😔
仕入れた『カレイ』の卵が凄く立派で大きかったので使ってみたんだって!
料理写真や詳細がないと『そう来たかーっ!(笑)』って楽しみもあるけど、アレルギーや好き嫌いがある人は思い込みをしないで先に伝えたり聴いたりした方が良いかもね
(※シェフが提供されるときはちゃんとお料理の説明されていました。前回はオープンから日が浅く慣れないスタッフさんだったからなのかも?)
まあ、嫌いだと思っていた食材が調理法を変えた事で食べられるようになった…なんて事もあるかも知れないから好し悪しだ
気まぐれピザ(1280円込)
『気まぐれ』なんでね?次回あるとは限らないのだけど、満足感・ボリューム感が凄かった!
ローストビーフとサラダのピザ
直径30㎝ほどもある大きくもっちりとした生地に、惜しげもなくローストビーフを載せ
惜しげもなく野菜と粉チーズをかけた釜から出したて!
あっつあつの大きなピザ
これ一枚で腹パン(; ・`д・´)
ここまでボリュームがあって、こんなに豪華なピザって余り食べた事が無い…
コンビーフとジャガイモのアヒージョ・温玉のせ(780円込)
これも熱々で美味かった!
今まで食べたアヒージョで、旨いって感じた事が無かったんだけどこれはガーリックの風味が非常に効いていて塩味も丁度いい
添えられたバゲットに載せて食べたら…アルコール欲しくなったよ~
温玉を崩して食べると今度はまろやかな味になって、幾通りもの楽しみ方ができる
本日のデザート(450円込)
ピザを4分の3ダンニャに任せたので、ダンニャはギブ寸前だった(笑)
ダヤンは別腹を残しておいたので、デザートを一皿お願いした
フランボワーズのムース
こってりしたものをたくさん食べたので、甘みを抑えたさっぱりした軽いデザートが嬉しかった
たっぷりお肉のガーリックライス
こちらは後日再訪した時のオーダーです
メインディッシュが更に更に魅力的になっていて、お町(静岡市)まで出っ張って行かなくてもこんなメニューが近場で食べられるなんて…夢みたいだ!
『初訪時』に食べられなかった気になるメニューがあって来たのに…グぬぬ!
しかし、ここでその気になるメニュー食べなかったら、多分ずっと言ってますからね?(笑)
初心貫徹で『たっぷりお肉のガーリックライス』(=゚ω゚)ノ!
ガーリックライスって言ったら、ぺッ●●が有名ですが…ミナトヤはどんなビジュアルで来るんだろう??…
って、これが【西洋食堂ミナトヤ】の、夜にしか食べられない『たっぷりお肉のガーリックライス』!!⇓
フライドポテト(トリュフ風味)
これもびっくりしたよね!👀
芋好きのダンニャがオーダーしたんだけど、普段フライドポテトそんなに食べないダヤンも虜になった(笑)
控え目で…でもちゃんと欲しいだけの塩っ気とトリュフの香りがあるのは勿論なんだけど…
これ、カットするときに『皮を少し浮かせて』ます…?
身はほっくほく♪皮部分はパリッパリ♪
フライドポテトでさえこれか…
恐るべし!
バッファローチキン
TDLで食べた事がある程度にしか知らない『バッファローチキン』
そう言われれば、なんで『バッファロー(牛?)』『鶏』???
【西洋料理ミナトヤ】でバッファローチキンの提供があったので頂いてみました
ニューヨーク州バッファローが発祥のバッファローチキンは、鶏の手羽中を揚げカイエンペッパーなどの香辛料で辛酸っぱく味付けした料理らしいのですが
こちらは、どちらかと言うと『甘辛酸っぱく』ちょっとヤンニョムに近い味付けで、アルコールのお供に最高!
食べた後の『指』まで旨い系(笑)
カリっとしたとことジューシーな肉質なところが楽しい
クラフトビール飲み比べセット
『ガーリックライス』もだけど、こちらも楽しみにしていました♪
本日のクラフトビール2種+おつまみ3種
ビールは生も含め『嫌い』なのに、クラフトビールは大好き~♡
今日のクラフトビールは…『ヒメホワイト』と『赤味噌ラガー(金しゃち)』
『金しゃち』は赤味噌のビール!!👀
口に含んでちょっとすると仄か~に、あの味噌の風味がっ(笑)
でも飲みやすくってコクがあって美味しい♪
おつまみも、西洋食堂でまさかの『焼き鰺の押し鮨?』(笑)
まんなかのやつ←赤シャリかと思ったら…赤ワイン・ホワイトバルサミコ酢・フランボワーズソースを使用してるんだって!👀
遊び心がある料理ですっごく楽しい食事♪
シェフおひとりなのにお料理の提供が早いところもGOOD♪
ディナーで頂いたものがどれも美味しく、また提供時にワクワクするようなビジュアルを持っていたのでこの時点でランチが気になって気になって仕方が無くなる😅
ランチで頂いたもの
そんなわけで、翌日☀
昨夜ダンニャからのOKが出たので『ランチ』にダヤンおひとり様凸!(笑)
って言付かったけど、残念ながらテイクアウトはまだ考えてないんだって~
ダンニャ、残念~😅
昨夜家に着いてからもずっと
って聴かれてずっと考えていたんだけど
『パスタ』にしようか『カレー』にしようか、はたまた『ハヤシ』にしようか決めあぐねたまま再び来店~(笑)
パスタは『生パスタ使用』って書いてあったので…ちょっと警戒(;´・ω・)
『生パスタ』で旨いなって思った店、過去に1~2店程しかないんだよね…
どうも『生パスタ』にありがちな、あの日本蕎麦のようなザラザラぐにぐにっとした食感が好きじゃ無いので、ダヤン的には自分は生パスタ ダメなんじゃないかと思っている
ネットで検索するとダヤンに限らず『生パスタ まずい』って思ってる人口、かなりいるみたいだけどね…😔
問題先送りで、今日は『カレー』にしようと決める!
しかも、ちょっと『ランチ』の『カレー』にしてはお値段張るやつ!
でも、お店の名前が付いてるもんね✨
きっと自信作に違いない!(=゚ω゚)ノ
って事で『魚介たっぷりミナトヤカレー(1700円)※サラダ・ドリンク付き』を初ランチで♪
どんなビジュアルで出て来るか…楽しみ☺
魚介たっぷり ミナトヤカレー(1700円込)
まずビジュアルが美しいっ✨
品があるカレーって言うのかな?素敵…
魚介の使い方もイメージしてたんと違ったよ
こう来たかっ(;゚Д゚)!
お米は伊豆大仁産の『にこまる』ってのを使用
余りこの辺では聴かない銘柄だけど、『笑顔がこぼれるほど美味しく、米粒が丸々として張りがあること』から名付けられた名前らしい
なるほど!
大粒で丸々とした綺麗な形の白米は、口に入れただけで甘さを感じる
弾力が非常にあり、ルゥと絡めて食べてもしっかりと主張してくる
また、ルゥも最初口に入れた時には(おっ!甘口..?)と一瞬思うが、その後から辛さがやって来る
最後の方になってくると(結構辛口だな~)って思うけど、口が馬鹿になる様な辛さではなく心地い辛さで舌触りが滑らか
上品で洗練された『ホテルカレー』の趣がある
サイドにこんもりと盛られたたっぷりの魚介は海老が3本、ムール貝・アサリ・イカなど
海老はぷりぷりしているし、イカも柔らかいし、あさりも別で味付けをしてあるみたいだ
食べる前は
って思ってたけど、これにサラダ+ドリンクついて込1700円は
ニト〇(笑)
クラフトビールも扱っているので、ビールとカレーのペアリングも楽しめます
ビーフカレーとデザートセット(1950円込)
数日後に今度はダンニャが一人でカレー凸(笑)
使っている部位は牛すじを始め、数種を使用し柔らかく煮込んである欧風カレー
ベースのブイヨンは鶏ガラと香味野菜をローストしてから煮だし、玉ねぎはしっかりと炒め甘みを出し肉の旨味と野菜の旨味がたっぷりのフルーツ感がある食べやすいカレーで、トッピングなどのビジュアルは季節で少し変えるんだって!
カレーは手間暇が非常にかかっていて、せっかくやるのなら他店には無いビジュアルや風格を出したいと試行錯誤したらしい✨
デザートは3日ほどでメニューを変えるらしい
この日は『アップルパイ』!いーなぁ!
また少ししたらダヤンも食べに行きたいっ!
この『また行きたい!』ってのは、安定も重要なんだけど『安定過ぎる』のも問題で、いつ行っても何回行っても同じビジュアル・同じ内容だと利用者も数回で飽きて来ちゃう
『基本は一緒でちょっと変える』
ここ重要(=゚ω゚)ノ!
生パスタ食べてみたっ!
土曜・日曜と行って…所用があり お休みをとってダンニャとダヤンの実家へ行った帰りの水曜日
今度は2人で『ランチ』で利用(笑)
気に入ると1~2回立て続けに同じ店に来店することはたまぁにあるんだけど、3回連続は初記録だな
(あの人、また来たよ…)とお店の方にストーカーだと思われるかも知れないと思いつつ、どうしても気になる事があって
また来ちゃった(笑)
その気になる事ってのが、『カレー』の時にちょこっと書いた
前回の他店での生パスタのソースが、カルボナーラで『う~ん…』だったので重いソースは辞めて
ダンニャは『しらすのペペロンチーノ』、ダヤンはトマトベースの『ボンゴレロッソ』にしてセットを頼んでみた
果たして…!
本日の前菜+スープ+サラダ+(とパスタ)1700円
ランチのパスタの価格設定は、
パスタに『サラダ・ドリンク付き』で1400円(込)と
そこへ『前菜・スープが付いて』1700円(込)の2通りがあり、デザートは別で450円(込)
■本日の前菜
■本日のサラダとスープ
ピンクのスープが可愛い♪
とってもミルキーで少し甘い濃厚なスープ
■本日のデザート
さて、ここまではどれもやはり美味しく見た目も麗しくオリジナリティーがある
肝心の生パスタは…
■しらすのペペロンチーノ
上品なオイル系パスタで色合いも綺麗✨
パスタと見分けがつきにくいが案外たっぷりと入ってる(笑)シラスの塩味と旨さがアクセントで効いたあっさりとしたパスタ
■ボンゴレロッソ
どちらの『生パスタ』ももちもちとした食感で美味しかったぁーーーーーーっ!♡
特にボンゴレロッソは『あさり』たっぷりで、オリーブオイルやガーリックの薫りが強く
トマトもしっかり酸味と旨味があって変に甘くない
(※時々ミートソースみたいな甘いトマトソースの店がある)
こういうので いいんだよ😐!←五郎さん降臨w
これで【西洋食堂ミナトヤ】の『生パスタ』が安心して食べられるってわかったので、めでたしめでたし…
と思ったら、ダンニャは『まだ来週一人でランチに行って食べたいものがある』と画策しているらしい(笑)
食べたいものがたくさんあるお店って
いいね♪
実はダヤンもまだ…あるんだけどねぇ
( *´艸`)
それは、次回また!
ヾ(=゚・゚=)ノニャン♪
お店のデーター
【西洋食堂ミナトヤ】
静岡県富士宮市万野原新田3063‐1
電話:0544‐57‐8282
営業時間)
11:00~14:00(LO)
17:30~22:00(LO)
定休日)火曜日
駐車場)あり(※無料・他テナントあり)
※現在テイクアウト無し
※予約可
詳しくは公式HP【西洋食堂ミナトヤ】にてチェック⇐
Instagram【西洋食堂ミナトヤ】はこちら⇐
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