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【富士山おふくろ食堂】
国道1号線一般有料道路新富士川橋料金所があった場所に、1992年の通行無料開放に伴い設立された『道の駅 富士』
静岡県道の駅登録第1号施設だったのだが、もともと国1外からの進入経路が複雑であった事もあり正直なところこれと言った名店が入っているわけでも無いまま2018年にはその施設さえも閉鎖
しばらくは自販機とトイレとトラック運ちゃんの仮眠場所という認識しか無かった『道の駅 富士』だが、2019年施設の改修が行われ2019年12月リニューアルオープンを果たした
2019年12月と言えば、隣国で拡大しつつある新型コロナが日本で…いや世界がこれ程までに混沌とした事態になるとはまだ思いもしなかった時期である
丁度そのころblog運営2年目に入ったダヤンは、記事題材を探しに『新道の駅富士』にもオープン当日取材に行っているのだが
富士・富士宮市内のどこからでも見る事ができる『富士山』の屋上ビューポイント…というにはちょっとガッカリする様な遠目の富士山など
オープン当日の混沌としたパッと見だけでそう結論付けて取材も興味も終了して、結局記事は書けないままで終わっていた
そのうちには新型コロナ感染拡大で外食もままならなくなり、尚且つ 興味が無くなった事で忘却の彼方へ行ってしまった『道の駅 富士』だが、最近とある飲食店を経営するフォロワー様が『道の駅 富士(上り)』内にある【富士山おふくろ食堂】へ行ってみたら、『学びがあった』と仰っていた事が気になって再度伺ってみる事にしたのです
今日は、『道の駅 富士(上り)』内にある食事処【富士山おふくろ食堂】の紹介です🐈
※スタッフへの感染防止教育の実施
※座席間隔の確保
※店内に手洗浄用の水道・アルコール設置
アクセス
『道の駅 富士』は、国道1号線(※富士由比バイパス)を挟んで北側が上り・南側が下りの施設になっています
国1には中央分離帯があり【富士山おふくろ食堂】は上り側ですので、本来は静岡市方面(名古屋→東京方面)からでなければ進入は不可能なのですが、東名高速道路のSAに一般道からの進入経路があるようにこちらにも一般道路からの進入経路がありますし、上り下りを繋ぐ地下歩道もあるのでアクセスの選択肢は幾つかあります
進入経路
図からも判る通り、上り側の一般道からの進入の場合は『市道側駐車場』利用となり、この駐車場は10台も停められない様な小さな駐車場になっているので利用時間帯に注意が必要です
少し歩く事になりますが、北側に『第2市道側駐車場』もあるのでそちらの利用も検討して見て下さい
上りの駐車場は『市道側』『本線側』併せて、大型車8台・普通車45台・身しょう者用1台となっています
※市道側駐車場から上り線専用駐車場へは進入不可
また、元々が先に記載した様に『料金所跡地』を利用して創られた道の駅なので敷地自体が狭く、幹線からの引き込み線も短いのでそれも注意が必要です
上りと下りを繋ぐ地下歩道
『市道側からだと判り難いし、面倒だわ!』
とか
『静岡(名古屋)方面に行く際に使いたい』
と言う場合は、南側の『道の駅 富士下り』駐車場を利用するのも手です
歩行者専用にはなってしまいますが、上りと下りを繋ぐ地下歩道があります
但しスロープは設置されていませんので、車椅子・ベビーカー・自転車の通行は困難だと思います
上り施設概要
肝心の【富士山おふくろ食堂】は『道の駅富士本館』内にあるのですが、ここではざっと『道の駅富士』の施設概要を記しておきます(※トイレは本館外施設になります)
べビステ
サイクルラック・自販機コーナー
本館
・屋上ビュースポット
本館のショップは、『おみやげルートONE』『IDEBOKU(スイーツショップ)』があり、とりわけ『IDEBOKU』は東名SAへの出店やメディア露出も高く知名度があるショップなのでスイーツを買い求める利用者が多く、駐車場がどの時間帯もいっぱいなのはこの影響もあるかと思います
ランチタイムともなると更に多くの利用者が訪れますので早めの時間帯利用がお勧めです
【富士山おふくろ食堂】
【富士山おふくろ食堂】は、館内の屋上ビュースポットへ続く階段の上り口にあります
入り口には『けずりぶし工房(※10:00~14:00)』なるものがあり、削りたての鰹節の試食やテイクアウト可能な500円弁当の販売などもしていて、入り口付近でもう 削り節の良い薫りが漂っています
事前調べで『お蕎麦』か『ひつまぶし』を食べようと思っていたのに、迷いがっ…(笑)
外観
凄く情報量が多い外観
入店する前に何にしようか決めようと思いましたが中々決まらず(汗)
蕎麦!…けずりぶし!…いや、ここは桜えび…
う~ん…う~ん…座ってから決めようかな…
(店内をガラスの扉越しに覗くと、入り口に券売機があるのを見つけてしまう)
ありゃま💦
これは決めてからじゃないとダメだ(笑)
う~ん…う~ん…
店内
店内テーブル配置は、一番奥に壁に向かう様に設えられたカウンター席2席
ガラス窓側の4人掛けテーブルが4席ほど
2人用対面式テーブル
中欧に衝立がある長テーブル等があり収容人数は30名程といった所でしょうか
蕎麦に拘りがあり、誰でも同じように一定品質の蕎麦が打てる様に独自開発した機会を設置したガラス張りの『蕎麦打ち小屋』もあります
時間帯が良ければ、蕎麦打ちを観る事ができるとの事でしたよ
席間が広く取られており窓面積も広いのでとても明るい雰囲気がありますし、スタッフの方も元気がありきびきびとしているので気持ちよく過ごす事ができます
このスタッフの方の評判は私が利用後Twitterで報告した際に賛同して下さった方が多く、皆様好評でした
私が店内設備で感心したのは、
店内一番奥に手を洗う小さな水道施設が在った事
この施設コロナ感染拡大前にオープンしたのに、今の『手洗い』『消毒』を見越した様なこの作りは凄いな!
お金を券売機利用で先に触るので、入念に手を洗いアルコール消毒して着席が可能です
購入システム
入り口の券売機で購入したいメニューを発券
券売機からデーターが送信されるので、発券された食券は持ったまま好きな席に着きます
提供は上げ下げセルフで、呼ばれたら取りに行き食器の下げも自分で行います
厨房カウンター前に『飲み放題の自家製フルーツティー』がありますので、利用したい方は『50円現金』を備え付けの小さな籠に入れ利用します
なぜこのフルーツティーだけ現金扱いなのかは不明ですが…(笑)
尚、このフルーツティーにはグレープフルーツが使われているのでお薬を飲まれている方等は気を付けて下さい
メニュー
メニューが多すぎて入り口で散々悩んだのですが…
大きく分けると
『そば』
『うどん』
『定食』
『削りたて鰹節ごはん』
『変わりひつまぶし』の5種に分けられそうですね
お蕎麦は400円からあり全体的にリーズナブルな価格です
【富士山おふくろ食堂】は、ここの情報を教えて下さったフォロワー様情報によると【鍾庵】系列のお店なのだとか
上記はblog書き始めの2019年の記事ですので今よりも更に酷い書き方ですが、ご参考までに(汗)
気軽に美味しいお蕎麦が頂ける【鍾庵】はダヤン結構好きで、最近こそ足は遠のいていますが営業職時代には大いに利用させて頂いたお店
となると、お蕎麦関係は今日は(もう食べてみた感覚でOK?)となり
どうしても気になるのが『けずりぶし』
と『変わりひつまぶし』
消去法で行く予定でしたが、消去しきれませんでした(笑)
優柔不断なダヤン
券売機って苦手なんですよね~
メニュー決めても、自販機と対峙するとどこに目当てのボタンがあるかなかなか見つからないと焦っちゃう(泣)
桜えびひつまぶし定食
散々悩んだ挙句に結局決めたオーダーは『桜えびひつまぶし定食 980円』でしたが、これで正解でした
なんと!桜えびバラかき揚げの下に『けずりぶし』隠し盛られていました(笑)
やったー!!!(けずりぶし、諦めていましたから歓喜です)
ひつまぶし定食の内容は左上から
・濃厚おだし
・三陸産わかめの味噌汁
・かき揚げの載ったおひつ
・たれ付き温泉卵
薬味として、小口切りねぎ・塩こぶ・野沢菜漬け
それと塩の小瓶を渡されます
わさびはカウンターにカトラリーと一緒に置いてあったので貰って来ましたが、お好みでどうぞ
わさびが国内産では無かったのが少し残念でした(静岡はわさびの産地でもあるので)
席に『ひつまぶし』の食べ方が記載されていますが
お茶碗に少しづつ取りながら好きなスタイルで行ってOK!
ああ…
やっぱり、この『けずりぶし』が良い仕事してますねぇ!
(中島先生降臨!)
サクサクに揚った少し塩味が効いた桜えびも勿論いいのですが、このけずりぶしが無かったら魅力は半減していたかも知れません
焼津産の鰹節を毎日お店で削り使用しているのだそうです
削り節が旨いので、勿論お出汁も最高に旨いっ!!!
おひつの中は、福島県喜多方市産の『米の名産地新潟魚沼』に劣らない環境で育った有畜栽培の美味しいお米を炊き上げた白飯に対して、錦糸卵と海苔件の削り節と桜えびのさっくさくのバラかき揚げの層が白飯と同量に詰まっています
塩で先に…と記載されていましたが、塩の出番ありませんでした
どの食べ方も美味しいです
色々な食べ方ができる ひつまぶしはお得メニューで、迷ったら是非これをどうぞ
ミニ情報として…
使用されている桜えびは(このメニューに於いて現在は)『由比産』ではありません
ニュースでも少し前から話題になっていますが、『道の駅富士』を西方面に行った先の『由比』は日本が誇る桜えびの産地として有名だったのですが、海に流れ込む河川の汚染・海水温の上昇など色々な悪条件が引き金と言われ実情『由比で水津揚げされる桜えび』は壊滅状態で不漁が何年も続いており
実際『由比産桜えび』をもしこの商品に使用していたら、2000円はくだらないかと思います
グラム数換算にすると国産うなぎより高価になってしまっているかも知れない、駿河湾産桜えび
『桜えびひつまぶし』と一部の商品では由比産桜えびによく似た品質の台湾産を使用してるそうです
仕方がない事で残念ではありますが、また漁獲量が回復する事を願いたいですね…
しかし、私がこの点に於いても素晴らしいと感じた事があったのでご報告!
それは
カトラリーを整理していたスタッフの女性に桜えびの産地を伺ってみた時に、即座に返答が反って来た事
これ、案外無いんですよねぇ
答えに窮して店長に確認したり、本部に確認したり
お客様の口に入れる物を提供して居ながら(例えパート従業員だとしても)、それが何なのかも答えられないものを提供する事が普通にある
本当はそれは怖い事だと思いませんか?
『こちらの商品は、現在は○○産を使用しています。』
どのスタッフも即座に応えられる教育の行き届き方は素晴らしく、色々な事が信用できるお店なんじゃないかと感じました
そう言えば最近Twitterで新メニューが更新されました
とうとう来週から新道の駅セット!駿河湾の海の恵みをご堪能下さい!#道の駅 #富士 #富士山 #おふくろ食堂 #桜えび #そば #桜えびそば #桜えびかき揚げ #定食 #しらす #釜揚げ #駿河湾 #静岡三昧 #新メニュー #ゴルフ始めました #ゴルフ初心者 #ゴルフ女子 #ゴルフ #ゴルフ好き pic.twitter.com/iocFzoCJaU
— 富士山おふくろ食堂 (@ohukurosyokudou) October 9, 2021
『駿河湾産桜えび使用』とあります!
限定400食ですがこれは見逃せませんね
お値段がそう高くは無く(⇦ここ大事)『うちの商品全て由比産桜えびを使用しています』ってなる日が来る事を願わずにはいられません
ヾ(=゚・゚=)ノニャン♪
お店のデーター
【富士山おふくろ食堂】
静岡県富士市五貫島669-1 道の駅富士(上り)本館内
電話:0545-30-6750
営業時間)10:00~20:00
定休日)道の駅に準ずる
駐車場)あり※無料(他施設と共有)
詳しくは公式HP【富士山おふくろ食堂】でチェック⇦
Twitterアカウントはこちら⇨【富士山おふくろ食堂】
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