目次
固定メニュー無し!予約制創作ランチコース、午後は京都一保堂のお茶でフリーなティータイム
街中にあった呉服屋の跡地に、昨年末オープンした無垢の木の香り漂う『木香舎』
その建物を利用して
土曜日はフェアトレードコーヒーやスコーンランチを愉しむ【Cafe niche(カフェ ニッチ)】
日・月・火曜日は、【Cafe ニッチ】オーナーのいとこにあたる方が【食遊よしざわ】を営んでいます
【Cafe ニッチ】オーナーから
と伺い、いつかは来てみたいと思っていたところ『日曜日のお席がまだ若干用意可能です』と【食遊よしざわ】のインスタに上がっていたのを確認し、DMで3日前に申し込んで行ってまいりました!
今回は、固定メニュー無し!ゆったりとした時間が流れる【食遊よしざわ】の創作ランチコース情報です🐈
アクセス・場所・駐車場
富士宮浅間大社から徒歩6分
神田通り商店街の『丸亀製麺所』が角にある『大宮町東信号交差点』を、30mほど北上した左手にある、【cafe ニッチ】と同じ『木香舎』が店舗となっています(※詳しい場所はcafe ニッチ記事にて)
駐車場
駐車場は、奥に関係者の車が停められているので、その前へ詰めるように1~3(5)へ停めて下さい
外観・店内
【cafe ニッチ】と同じ建物が、どんな風に変えて装飾されているのか伺う前からわくわくしていました
到着してみると【cafe ニッチ】の時にはロールカーテンが降ろされていて見えなかった、呉服屋さん時代にはショーウインドウとして使われていたであろう駐車場に面したガラス張りのスペースが解放され
古道具や着物がかけられたオブジェコーナーになっていたので、ひとしきり覗き込む(笑)
後にお話しを伺った際、『物の置き場』となっているこの場所を【cafe ニッチ】ではクローズし、【食遊よしざわ】ではわざと見せる演出にしていると知りました
入口には『吉澤』の くずし字が入った、これは暖簾か何かでしょうか?
『呉服屋』だったころの名残のような物、活けてあるお花も桜だったり水仙だったりと
和のテイストが散りばめられています
店内
店内のオブジェは、週3ある営業日中 毎日変えるそうで
さぞかし大変であろうと思いましたが、【食遊よしざわ】のオーナー北山さんは静かな音楽をかけながらメニューを考案したり、料理を作ったり、飾りつけを変えたりと『楽しい♪』でやられているそうですよ
入口には『吉澤家』の家族写真が飾られていました
この建物に関して改めてお話しを伺ってみたところ
(ニッチでの訪問時ダヤンの解釈が違っていました💦)
この写真が置かれている場所がまさに『家族写真の撮影場所』で、『木香舎』は手前1/3ほどは『お庭』で、奥の2/3ほどが蔵だったのだそうです
今回は、手前のスペース
と奥のスペースとの間にあるガラスの仕切り扉が利用されていて、(前回は開放されていて目にとまらなかった)その細工の美しさにうっとりしました🌝
当日はグループでの利用が2組と、1人利用はダヤンだけ
ダヤン用にリザーブして下さっていた席が奥の広い空間の方だったのでちょっと恐縮しましたが、おしゃべりが弾むグループと黙々としている1人利用とでは温度差(笑)があるので
このご配慮はとても嬉しかったです
オーナー『北山さん』
オーナーの北山さんは、この吉澤家の娘さん
幼い頃は浅間大社周辺で過ごし、社会人となってからは横浜・山梨などにもお住まいで、ご結婚もされ非常に多くのことを経験され、築き上げた人脈多く携え富士宮に戻って来た時に
良いところがたくさんあるのに活かしきれていない、間違った労力の注ぎ方をしている所がある地元富士宮をもっと活かしていきたい!
そう思ったのだそうです
富士宮市は水が綺麗で、農作物も豊富
富士山の麓という海外からも注目されるような風光明媚な場所にありながら、ダヤンを始め『地元だけ』で暮らして来ている人にとっては なかなかその価値に気付かず
この地に憧れ移住して下さった方や、北山さんの様に色々な経験を県外でされ戻って来られた方は歯がゆい思いをしている方が多いのだろうなと感じました
いつもはお一人で切り盛りされている【食遊よしざわ】ですが、今回は予約利用者が多い…との事で、静岡に住まわれている50年来以上のお付き合いがある友人の方が、心配して(笑)厨房のお手伝いに来て下さっていました
『女の友情はハムより薄い』と揶揄される事がありますが、県外移住時期も変わらず50年以上もの付き合いがあって、心配してこうやって遠方から駆けつけてくれるご友人がいる北山さんのお人柄にも触れ、ほっこりとした気持ちになりました☺
予約~今日のランチコース
今回、予約するにあたって事前情報を調べてみましたがネットでは殆ど見当たらず
どんな料理が出るのかも、スタイルも内容も値段も開始時間さえ…
ほんと『場所だけを知ってる』状態で何も知らずに、インスタDMでチャット申請をして申し込みました😐!
予約を入れた際に『今回ラザニアをメインですがよろしいでしょうか?お肉は大丈夫ですか?ご希望があれば…』というご返信を頂き
あ…和食専門じゃないんだ!👀(※店名から勝手に想像)
そんな感じで伺いましたので、当日はわくわくソワソワ😂
11時15分、まだ支度でバタバタされている中入店させて頂きました
当日
時間は、オープン11時
利用者来店、11時半前後
12時前には前菜が運ばれ そこから3皿ほどお料理が来て、最後にハーブティーとデザートディッシュで滞在時間トータル1時間半~約2時間
ゆったりとしたランチコースです
お値段はデザート込み、税込み3000円
お品書きが無かったので、どんなスピードで頂いたらいいのかわからなかったです
(基本早食いのダヤンw)💦
後でお話しを伺って知ったのですが、今回のメイン『ラザニア』は北山さんのお料理の中でも特に評判が良い物を今回ご一緒した(先約のグループのかた)が所望したもので
メニューには『固定』が無く、要望があったものから考慮して、そこから市場に出向きお献立を考えて行くというスタイルが【食遊よしざわ】
地元採れたて野菜や旬のモノを使い、料理素材は勿論お味噌や醤油などの調味料の1つ1つにも拘り
文化の違いや嗜好の違いも考慮して頂け 和食在り、洋食在りの創作料理が楽しめます✨
今日のランチコース
とにかく、使用している器のセンスが素敵でした!
多くの器はご自身が所有していたもので、日本全国を旅行や出張などで出掛けた際に買い揃えたものが殆どだそうです
テーブルの上やコースターに使われている織物は山梨の作家さんのもの
まず最初に『前菜』が運ばれて来ました✨
▪前菜
八角形のお皿を彩る前菜
サーモンや葉付ブロッコリーやベビーほたて、ポッコンチーニ(モッツアレラ?)
全体的になんとなく薄味がついていますが、ソースとして薄くスライスした根菜に載った酢味噌をちょんと付けて頂きます
(グラスの中はお水・手前の白いのはおしぼりです)
▪2皿め
スパニッシュオムレツ
変わったソースがかけてあって、ナッツの類かと思っていましたがこれもお味噌がベースなんですって!👀
ちょっとだけ載せられたブルーチーズが美味しすぎて、ワインが飲みたくなってしまいました(笑)
▪メイン
3皿めは、来る前にメインとして伺っていた『ラザニア』
テーブル人数でまとめて焼きあげるのだそうですが、ダヤンのところは2人前が!😂
多く作っちゃったから食べられるだけ食べてねって…
(゚Д゚;)
お品書きが無いのでこの後どの程度腹具合を空けて於けば良いのかわからず、勿体なかったけれど1.5人前ほどでセーブ
(因みに、前回ご夫婦お二人に『間違って』4人前作ってしまった時にはペロリと完食されたそう!…絶対、わざと間違って多く作ってるよね?w)
使用している板パスタは低アレルギーのものを使用
アレルギーの方や宗教上の都合などでお肉など特定の食材を食べられない方の要望も聴き、対応しているのだそうです
今回の『ラザニア』はチーズ・挽肉たっぷりで、酸味が少なく優しい味付けで、食べちゃおうと思えば2人前食べちゃえる感じでした
…が、次の皿を見て完食しなくて良かったぁ…って思いました(笑)
▪4皿め
ここでご飯ものが出てくるあたりは和食のテイストが感じられますが、4皿めはなんと『ミルク粥』!👀
ミルクといっても牛乳ではなく、豆乳を使用したミルク粥で
ほんのりとしたお米の甘さが引き立つお粥で、一緒に付いてきたスープは具沢山でさっぱりとしたダシで頂くタイプ
貰って帰って、朝も食べたい優しいお味
▪デザート
5皿めでラスト、デザートとハーブティー
グリーンの脚のワイングラスには、富士宮の隠れた名産である『干し芋』が入ったプレーンヨーグルト!👀
スイーツは手作りチーズケーキにマーマレードで…かけられたソースも手作りの豆乳ソース!👀
ハーブティーはダージリンをメインにしたカボスのお茶をポットでたっぷりと♪
今回予約の際に『お話しを伺いたい』とお願いしておいてホント良かった🌝
『!👀』マークを多用していた通り、食べながら(これは原材料これかな?)と分析?しながら頂いてみたけど予想外のモノが多くて楽しかったし、北山さんが今まで経験された色々なお話し
山梨に在住していた頃のお勧めのレストランや、特に評判だったお料理なんかの話を
最後のお茶を頂きながら他の利用者さんと一緒に、ゆっくりと伺う事ができました
今度伺う時は『オリジナルのちまき』をリクエストしてみたい✨
因みにティータイムは?
【食遊よしざわ】では、予約制ランチタイムの他に
13:30~14:30(閉店はその時により変動)ほどの予定で、有名な京都のお茶屋さん一保堂のお茶を中心に『お茶・甘味付きで800円前後の喫茶メニュー』を用意しているとの事
クリエイターさんの作品展なども予定しているので、気が向いたときにぶらりと来てお茶を頂きながらゆっくりして欲しい
との事でした
こころを尽くしてもてなすという言葉がぴったりなお店
富士宮の街の中にひっそりと佇むサロンの様なオアシスの様な存在【食遊よしざわ】です
ヾ(=゚・゚=)ノニャン♪
お店のデーター
【食遊よしざわ】
静岡県富士宮市大宮町11-14(木香舎)※【cafe niche】と同じ場所
電話:(予約専用)090-1739‐8112
営業時間)
▪開店11:00~・11:30過ぎから提供開始の予約制創作ランチコース(1時間半程度)
▪13:30~14:30(LO)|京都一保堂のお茶などを中心としたお茶と甘味のティータイム
定休日)水曜~土曜 ※営業日は日・月・火のみ
駐車場)あり(※無料・敷地内1~5番使用、車の前につめて奥から駐車)
詳しくは公式HP【Instagram 食遊よしざわ】にてチェック🔍
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