１杯の珈琲から野生動物と繋がる、元呉服店をリノベーションしたスローライフな空間

2023年12月、富士宮市に隠れカフェ【Cafe niche（カフェニッチ）】がオープンしました！

営業日は週１日だけ『土曜日のみ』

営業時間は10時から18時まで

フェアトレードコーヒーやスコーン（スコーンブランチ）を楽しみながら、クラッシクが流れるリノベ店内で野生動物に関する書物を読むスローライフな時間が

野生動物の保護保全にちょっとだけ貢献できるというコンセプトカフェ☕

１杯の珈琲から野生の生き物たちと繋がるちょっと面白いカフェ【カフェ ニッチ】のオーナー夫妻にお話しを伺って来ました🐈

　アクセス・場所・駐車場

JR富士宮駅から北へ徒歩７分（500ｍ）の場所になります

駅前通り（県道53号線）を北上し、神田商店街（県道76号線）が交差する『中央町信号交差点』を左折

60ｍほど西へ進むと角に『丸亀製麺所』がある『大宮町東信号交差点』に出ますので、そこを右折（北上）

大宮東の信号交差点を北上

30ｍ先左手に【カフェ ニッチ】があります

　駐車場

駐車場が左側手前にあり、店舗入口は奥になっています

南側が駐車場、建物は北側、入口は奥の木製テラスステップを上がった先になります

曜日によって使用できる駐車場番号が変わり、【カフェニッチ】が営業している土曜日は１～５番が使用可能で奥に詰めて駐車する形になっています

　外観・店内

【カフェニッチ】の場所は元々、オーナーの家が呉服屋を営んでいた場所でオーナーはそこで塾を開業していたのだそうです

ご両親が他界されたのをきっかけに母屋を取り壊してそこに駐車場を作り、蔵を改装してできたのが【カフェニッチ】（木香舎）

始めは貸しスタジオか何かにしようかとも思っていたのですが

いとこ がそこで完全予約制のギャラリー食事処【食遊よしざわ】を日・月・火曜日に開催し

【カフェニッチ】のオーナーのいとこが運営している『食遊よしざわ』も同じ建物を使用しています。こちらにもいずれ伺う予定です。

食遊の和の雰囲気からがらりとオブジェや内装を変えて、生き物の情報がいっぱいの店内で週１日土曜日のみカフェ営業をしています

入口（エントランス）は奥の少し高くなった木製テラスのステップを上がったガラスの引き戸からになっています

入口は奥のウッドテラスを上がった先にあるガラスの引き戸

　店内

店内は土蔵を偲んで暖かで自然な雰囲気が漂う珪藻土壁を使用

リノベの際に出た廃材などを継ぎはぎし利用、床の間の木を棚木に、テーブルはできるだけ地元で育った杉やヒノキを使った手作りのものを使用

所々に古い家具が置かれ、無垢材の香りが漂う素敵な店内になっています

空間はなんとなく、手前と奥との２空間に分かれ

手前は外の柔らかな陽射しが降り注ぐ暖かく明るめの空間

店内は温かな陽射しが入り込む手前の空間と

奥は色々な形のファニチャーが配置され

奥の空間は色々な形状のファニチャーやピアノが置かれ、書籍もたくさんある落ち着いた空間

野生動物に関する様々な書籍が置かれたスローライフな空間になっています

野生の動物や保護団体に関する色々な書籍が置いてあります

焼きたてスコーンが焼きあがるまでに20分ほど時間がかかる場合もありますが、クラッシク音楽がBGMに流れ書籍に自由に目を通して待つ時間は全然苦になりません

　コンセプト

非常にコンセプトがしっかりとしたお店で、店内に置かれたパンフレットなどからたくさんの情報が溢れています

珈琲メニューに『チンパンジーコーヒー』や『ゴリラコーヒー』『ハチドリコーヒー』と命名されているのですが、これらの名前は面白おかしくする為につけたものでは無く、野生動物の保護活動資金の一端を担っている為

フェアトレードコーヒーで野生動物の生息環境を守る資金の一部に利用される

店名の【niche（ニッチ）】も、生物学で生態的地位（１つの種が生存するために占める生息地・生態系における環境要因によって定義された役割）の概念を指していて、各々にとっての『ニッチ』（＝適所）からつけられています

ちょっと難しい話に感じますが、誰にでも分かり易く優しい言葉で説明してくださるオーナーは流石元塾講師！(笑)

茶化しているのではなく、本気でそう感じます

無秩序な焼き畑農業で生態系や自然を破壊し、人間も野生動物も誰も幸せにならない方法で１杯の珈琲豆を収穫するのではなく、どの生き物にも（もちろん自然にも）win-winな関係を形成するその１端に自分の飲む『コーヒー』が貢献できるとしたら素晴らしいですよね

知らないで口にするより、知って口にするその１杯の珈琲を頂く時間は至福の時間になり

【カフェニッチ】はそれを提供してくれます

　メニュー

10時～18時の間の、11:30～13:30はスコーンブランチがオーダーできます

スコーンブランチは11:30～13:30の提供時間

その他の時間帯はスペシャリティコーヒーと、スコーンや販売しているオーガニックチョコレートなどを愉しむお茶の時間※スコーンは11:30～

珈琲メニュー

11:30以降にオーダー出来るスコーンは材料に拘った手作り

珈琲は焙煎を【チョリカポ珈琲】にオリジナルを依頼

珈琲の他にも『オーガニックティー』『オーガニックココア』『アルコール』の提供もあります

珈琲以外のドリンクもあります

　スコーンブランチ（ドリンクセット）1500円

スコーンブランチはスコーンが焼きたての為20分ほど待ちました

スコーンブランチ（飲み物セット）は1500円

オーガニックの小麦粉・国産無塩バター・ゲランド（仏）の塩を使用した微かに甘さを感じる小さめ焼きたてスコーンは外側はサックサク！中はふんわりしっとり♪

こだわりの原料で作った焼きたてスコーンは幾つでも食べられちゃいそう！

自家製のジャムも甘さが控えてあって幾らでも食べれそうな美味しさ

余分なものが入っていないスコーンはこの上なく風味が良い

朝霧の濃厚黄身の放し飼い玉子と無塩せきベーコンのベーコンエッグ

新鮮なグリーンサラダとジャガイモサラダ

有機野菜の自家製ピクルス

ジャガイモのブロックサラダ・根菜のピクルス・無塩ベーコンと放し飼い鶏の卵のバーコンエッグと鮮度のいいグリーンサラダ

たっぷり野菜とトマトのミネストローネ

具沢山のミネストローネは優しい味付け

『ブランチ』と名前がついていますが結構な満足感と丁度いい満腹感です！

因みに自分で注ぐお冷には有機レモンが少量入れられていて、ちょっぴり酸味と香りとがあります

（何も書かれていなかったので、普通の水とは違う風味にびっくりしましたｗ）

　フェアトレード珈琲

『スコーンブランチ』には飲み物無し（1200円）と飲み物付き（1500円）がありますが、飲み物を頼まない手は無いですね！🌝

珈琲は『浅煎り』『中煎り』『深煎り』から選べ、ミルクティーも選択可能

プラス100円でたっぷりサイズコーヒーにしたり、クラフトコーラーを頼むこともできます

私は『深煎りコーヒー』（チンパンジー）

チンパンジーの深煎りコーヒー

苦みが強い！と書かれていましたが、恐れていた程の苦みは無く(笑)ジャスト好みの風味でした

提供された『コーヒーシュガー』はマスコバド糖という、余り聴き慣れない名前のお砂糖で

マスコバド糖の輸入はフィリピン・ネグロス島の人々の生活を支援するために1987年に始まった

見た目は『黒糖』や『三温糖』に近いのですが、癖が殆ど無く甘さが非常に控え目

ミネラルが豊富です

珈琲はノンシュガー派の私ですが、半分ほど飲んだところで半杯ほど入れて飲んでみましたが、微かに感じるさっぱりとした甘さでした

オーナー夫妻も優しくフレンドリーで、雰囲気のいい隠れカフェ

スコーンも美味しいし、また来たいと強く思いました！

ヾ(=ﾟ･ﾟ=)ﾉﾆｬﾝ♪  

　お店のデーター

【Cafe niche（カフェ ニッチ）】

静岡県富士宮市大宮町１１−１４（木香舎）

電話：090‐6583‐4427

営業時間）10:00～18:00

※ブランチタイムは11:30～13:30

定休日）日～金曜日 ※土曜日のみ営業

※日・月・火は同じ場所で別食事処が雰囲気を変え完全予約制営業

駐車場）あり（※無料・店舗前に５台ほど）

詳しくは公式HP（Instagram）【Cafe niche】をチェック⇐🔍

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