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【GREEN TERRACE CAFE CHAKI CHAKI】
平素は静岡県東部…と言っても最近は生活圏内である富士富士宮をメインに取材場所として取り上げていますが、今回は伊豆市で出会った渓流沿いにある和スイーツカフェがとても素敵だったのでご紹介したいと思います✨
場所は、伊豆半島の真ん中に位置する天城連峰に囲まれた自然豊かな場所で、国道414号線を『吉奈入口』信号交差点で西へ向かう県道124号線沿い
この道は『吉奈川』に沿う様に造られた道で、北側には『月ヶ瀬梅林』
4つ星ホテル【東府やResort & Spa-izu】が敷地内で運営する、【Bakery&Table東府や】や【伊豆庵】などの人気スポットが奥側にあります
数年前から道沿いの一段下がった所に黒っぽい建物ができ…パッと見『何屋?』(ってか、そもそもお店?)という雰囲気で、気にはなりつつも毎回通過していました💦
調べてみるとこの建物2階は観光・ブランドデザイン、商品企画などの会社『K Desing Office』の事務所があり、1階の和スイーツカフェ【GREEN TERRACE CAFE CHAKI CHAKI】(正式名称)はこちらの会社の飲食事業部門店となっている模様
(;´・ω・)どおりでお洒落な訳だわ
オープンしたての頃は日本茶と練り切りをメインとした和喫茶の様な印象でしたが、『和スイーツメニュー』にも幅ができ最近では県内外からも多くの利用客が訪れる人気のスポットになっています
場所・駐車場
2019年1月に開通した伊豆縦貫道 天城北道路を利用
『月ヶ瀬IC』で降りたら狩野川に沿う様に走る県道349号線を1.9Kmほど南下します
西へ向かう県道124号線との『吉奈入口』信号交差点を右折
600mほど進んで行くと右手に黒っぽい建物が見えるはず
そこが【CHAKI CHAKI】です
駐車場
駐車場は第1と第2があり
第1は【CHAKI CHAKI】店舗入り口前に5台
第2は店舗から県道を更に100m程進んだ左手に、15台分の広さのある駐車場が用意されています
第1はとりあえず入ってみないと空き状況が判らないので進入してくる方が多いのですが、出入口が狭く坂道になっている為、駐車場スペースが空いていないのに入ってきてしまうと…その後が結構大変ですね💦
お食事メニューがある訳では無いので客回転は速いと感じましたが、人気の『川床テラス席』空きを待つ方が多いようですのでその辺りで待ちが発生する事があるようです
外観・店内
外観は真っ黒な塀と塀の向こう側に見える真っ黒な…建物(笑)
渓谷が隠れている林の奥を見下ろすと…木立の間から『川床テラス』のパラソルがあるのが見えます
へぇっ!全然通りすがりでは判らなかったよ!👀
中々良い雰囲気♪✨
2019年にリニューアルして席数を多くされたり、一番初めは『お茶と練り切り』が定番メニューだったのが和パフェだったりあんみつだったり
夏場はかき氷を提供するなどどんどん進化されて行ったようですが、この『景観』は気になって来てみないと…パッと見だけでは判らないある意味『隠れ家的な』と言っても過言では無いかも知れません
座席数
座席があちらこちらに散らばり(笑)
どれが『屋内』で『半屋内』で『屋外』なのか判り辛いのですが
公式だと現在は、テラス席9組・店内3組・半屋外席4組の収容数となっている様です
『屋外』『屋内』とある為天候によっては使えない席が発生😰
天候が悪い日には利用できる席数が減る上に、川床テラスなどの屋外席は使えないと認識しておいた方が良いと思います
因みに季節を外した週末土曜日の今回は、オープン15分前にお店に着いたら2番目でした
利用終わって(開店から30分後)ウエイティングボードの席待ち待機時間を見たら『川床テラス席』の待ち時間は30分
席の希望が無い場合は直ぐに座れる席があるとの案内になっていましたのでご参考までに
システム
開店前に、黒い塀に暖簾がかかった入り口辺りに利用者名簿が出されていますので、そこへ『希望座席』と『人数』を記入しておきます
定刻になるとスタッフが入り口に出て来て、名簿に書かれた名前を順番に読み上げ、塀の中へ入る事を許されます(笑)
一度待合室の様な室内席に通され、メニューを見ながら順番にオーダーをとりに来てくださるのを待ち、オーダーを通したら、木札?を渡され好きな席へ♪
今回は一番人気の『ウッドデッキの川床テラス席』に行ってみました
階段が急で滑り易いので気を付けてテラスまで降りると…
10月半ばで曇りがちな天候でしたが下る前に比べ明らかにヒンヤリとした空気に包まれており、体感1℃~2℃は一気に下がった様な気がします
上着は持って行った方が良いですね
また、こんな時期でもまだ『虫』がいたので夏の暑い盛りには虫よけスプレーは必須でしょうね💦
素晴らしい借景
そんな『虫』の懸念があるのにも関わらずこの席の人気が非常に高いのはこの『借景』の影響
清流『吉奈川』が眼下を流れ、緑豊かな自然と静かな雰囲気
遠くでサギが餌を狙っている姿もみられましたが、利用者が多く下ってくる頃には人の気配を感じたのか飛び立ってしまいました
『吉奈川』へは降りる事ができる階段と(時期には)ベンチも川岸に用意されており、
テラス席に限っては『PET可』の様です
季節により変わるメニュー
メニューは季節限定のメニューもあり、伺った時にはかき氷の季節は終わり
抹茶を主体とした甘味メニューが用意されていました
因みに『食事メニュー』はありませんが『1人ひとメニューオーダー制』と書いてあります
パフェやあんみつ等の甘味を必ずオーダーはしなくてもOKなのですが、その場合でもドリンクは頼まなければなりません
練り切りは、独創性に溢れた季節感満載の練り切りを店主がひとつひとつ手作りしているもので、今月は『ハロウィン』ということもあり、『ゴースト』『ジャックオランタン』
それと、ピンクの花びらに見立てた練り切りの生地の中心に金箔を散らした『秋バラ』の3種
川のせせらぎや緑がそよぐ音を聴きながらのティータイムは非日常的で素敵です
ドリンクは伊豆産の青梅を使用した『梅ジュース』が400円~
スイーツは自分でお抹茶を点てる『お点前セット』の1300円までの幅の価格設定
価格だけ見るとちょっと観光地(お席代)が入ってるかな?💦
特別なお水と器
【CHAKI CHAKI】で使われているお水は江戸時代から200年以上地元の生活用水として使われてきた『金桶水』
(; ・`д・´)す…凄い名前だ
これは金を採掘した坑道から湧出している湧き水(ミネラルをたくさん含んだ天然水と言われています)
器も白磁器は陶芸家深澤彰文氏・木製のスプーンと盆は木工作家の有城利博氏が伊豆の間伐材で製作した作品で
使用している食材や食器に至るまで拘りがあるカフェなんです
今回頂いたもの
伺った日が少し肌寒かったので、今回はパフェはパス!
寒いというのに、ダンニャはなぜか『抹茶アイスラテ』なんぞ頼んでるし😰
私はあんみつと温かい煎茶のセットに、プラス150円で招き猫型の最中(もなか)をトッピングして貰いました
あんみつ(最中トッピング)
伊豆・土肥産の天草を使用した歯応えのいい自家製ところてんを大角切りにして使用
クリアタイプとピンクの2種類があってカラフルなところてん
『ところてん』製法だとミネラルが温存される一方で磯臭い場合があるのですが、【CHAKI CHAKI】のあんみつではそれを殆ど感じませんでした
アイスはまったり濃厚なバニラとお抹茶の2種が盛り付けられ、餡子・フルーツと栗の甘露煮も添えてあります
白玉餅は真ん丸では無く真ん中を少しだけ凹ませたタイプ
一葉置かれたもみじの葉が風流でした
招き猫型もなかはトッピングでオーダーしたもの
皮がパリッとしていて中に粒あんが入っていて可愛らしい♡
自家製黒蜜も付いては来るのですが…全くかけずに最後まで食べてしまっても問題無い程美味しかったです
あんみつにはお茶が付いて来て、『冷』か『温』かが選べるのですが、肌寒い今日は勿論『温』で!
『温』茶は鉄瓶で提供されます
鉄瓶には色々な形や色のものを使っていて、2020年からは立体的な造形が特徴的なデザインの『サフィール踊り子号』車両をデザインした奥山氏の鉄瓶もあるのだとか!👀
奥山氏と言えばフェラーリをデザインした日本人としても有名な方ですが、さすがデザイン企画を生業とするデザイン会社が運営するお洒落カフェ
鉄瓶使用にも抜かりがありません
(因みに今回使われたのは南部鉄瓶。こんなに小さいのに結構重かったです💦)
『奥山氏デザインの鉄瓶で提供して欲しい』とオーダー時に依頼して於けば、用意ができる場合には希望に沿って貰えるかもっ!👀
景観が素晴らしく、甘味やドリンクの味や器に拘ったハイセンスなもてなしも好感を持ったのですが、一番凄いな~と思ったのは、1階店舗で作った品をトレーに乗せ急な階段を手摺を使わず(…ってか、手摺無いけどねっ爆)運んでくるスタッフの女性たち
凄い体幹をされていると思います💦
ダヤンならひっくり返して滑って転ぶ事確実です😰
来年は混雑必至でカキ氷の時期に行ってみたいなぁ♪
ヾ(=゚・゚=)ノニャン♪
お店のデーター
【CHAKI CHAKI(茶器茶器)】
静岡県伊豆市吉奈5-1
電話:0558-85-0888
営業時間)11:00~15:30
定休日)日曜日~火曜日
駐車場)あり(※無料、第1第2あり)
詳しくは公式HP【CHAKI CHAKI】にてチェック⇦
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