目次
【富士山ゲストハウス掬水】
富士宮市は『富士山本宮富士宮浅間大社』を街の中心として、富士山🗻の恵みに感謝しながらこんこんと湧き出る『清水』を慈しみ、門前町を形成している市です
『浅間大社』は地元では『お浅間さん』と呼ばれ親しまれ、子どもの名前を貰ったり、吉事の御祓いをお願いしたり、境内の桜🌸を愛でたり…母が幼い頃は、湧玉池(※国の特別記念物に指定されています)から流れ出して形成された『神田川』で泳いだり…❕❔
市民に敬愛されている場所『富士山本宮富士宮浅間大社』
それでも時代の流れには逆らえず、古くからの旅館や老舗店舗がシャッターを降ろし空き店舗になっている場所も少なくは…ない
しかし近年
富士宮市は『空き店舗対策事業』に尽力を注ぎ、徐々に活気を取り戻しつつあります✨
ブリューイングオープン時に知らなかった事
また今年『浅間大社』の直ぐ東に、【Mt.Fuji Brewing(マウントフジブリューイング)】がオープンしてダヤンもオープンから数日と経たないうちに利用させて頂きました♪
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ただ
この華やかなブリューイングオープンと同時の2019年3月23日に、ここを手掛けた静岡県東部のゼネコン『加和太建設(かわたけんせつ)』が、湧玉池のほとりに佇む築70年の老舗旅館【掬水(きくすい)】をリノベーションし蘇らせていた事を、どのくらいの地元民や地元ブロガーが気が付いたのだろう
(;´・ω・)
申し訳ないが、ダヤンは11月の富士宮浅間大社で開催される『秋祭り』へ行く通りすがりで、【掬水】を知り
✅(ここに建物があるのは知っていたが)思っていた施設と違う事
✅宿泊利用者だけでは無く、カフェやモーニングの利用ができる事
✅E-BIKEレンタルにより富士宮で観光して貰う等アクティビティーセンターの役割
✅特別室だと思っていた『水の間』が案外身近になっていたこと
『富士宮を世界が注目するまちとしてつくり、多くの人達に富士宮を好きになって貰おう』
そんな信念を持って地元の為にゼネコンが動いている中、表面だけ見て『旨いの不味いの』とワイワイと騒いでいる事に少し恥ずかしさを感じました…
でも、私はやっぱり『地域をマイペースで紹介する個人ブロガー』🐈ニャー!
そんなに大きな事はできなくても、1人でも多くの人に『富士宮のいいとこ』を知って貰おう!
…と、時々『真面目な記事』を書く程度に地元アピールをしていきます
(`・ω・´)
秋祭りで見かけた看板
富士宮の大きなお祭りは、年2回
5月にある『流鏑馬祭り(やぶさめまつり)』
それと、11月にある『山車によるお囃子の競り合い』
多くの人が集まる為、浅間神社の北東にある『城山公園』を臨時の無料駐車場として開放し、そこから来場者は交通の妨げにならないように本線とは違う『裏道』のような生活道路に入り、祭り会場である『浅間神社』に向かいます
今年の11月のお祭りは、夫も私も仕事でしたので屋台が終うギリギリぐらいの、ほぼ辺りが真っ暗になる時間帯に浅間神社へ向かいました
と
その道すがら…電灯をつけられた1つの看板が目に止まりました
それは【掬水】からの、宿泊客でなくてもカフェやモーニングの利用が可能ですよ~というお知らせのボードでした
実はダヤンは【掬水】さんの存在をハッキリと認知しておらず、手前にある『浅間大社参集所』関連の棟続きの建物だと思っていました
参集所とは地域の諸行事会合や結婚式の控室として使われる場所のこと
(∩´∀`)∩ワーイ
【掬水】について
カフェの事に触れる前に、【掬水】について少し記載しておきます
概要
今から約70年前の1952年
現在は世界遺産の構成遺産として認証されている富士宮浅間大社の境内にある、『湧玉池(わくたまいけ)』の畔に旅館として【掬水】は開業
1日あたり30トンもの富士の伏流水が湧き出る『湧玉池』はかつて、富士山頂を目指す登山者が禊(みそぎ)をする場所でもありました
40年前、旅館業としての【掬水】は時代の流れと共に廃業を余儀なくされ、オーナーから市への委託
富士山と富士宮の情報を発信する宿泊施設【ゲストハウス掬水】として2019年に再出発しました
(=゚ω゚)ノ
【掬水】の由来
【掬水】は『きくすい』と読みますが、『掬』という字は『両手で水をすくう』という意味があるそうです
確かに【掬水】は湧玉池の畔にあって、近いは近いけど…
(´Д`)ねえ?
…と思っていましたが実際に行って見ると、思っていた以上に『すくえる距離』に【掬水】は建っていましたしたよ!
(゚Д゚)ノ
どれだけ近かったかは後程おみせするとして…
まずは、『夜カフェ』で利用した時のロマンチックな雰囲気をご紹介します♪
【掬水】カフェ&バー
カフェ&バーの時間は17:00~22:00
初訪問はお祭りの帰りでしたので…辺りはもう真っ暗💦
門柱前の駐車場から正面の建物入口…には入らず、建物北側の暖簾がある趣のある遊歩道のようなファサードを通って、直にラウンジの入口へ向かいます
ライトアップされた【掬水】は、本当に思い付きで来た利用者が勝手に敷地に入って行っていいものかと思う様な雰囲気さえ漂っていますが…
怒られたら、帰ればいいんです←
(。-`ω-)ねっ?…
足元が少し不安定なので気を付けて下さい
ラウンジの様子
引き戸を開けて靴を脱ぎ、室内履きに履き替えます
見える場所にはどなたもいらっしゃらないので、目の前にある『波板ガラス』の引き戸を開けて中に入ります
スタッフのかたが左手カウンター附近にいらっしゃるので、『カフェを利用したい旨』を申告すればOK!
料金は『前金制』になっています
席は自由で宿泊の方もラウンジにいらっしゃいます
テーブル席・湧玉池が見える席があり、お祭りのこの日は遠くに山車の競がみえる特等席でした
ハンモックも一台ありました
(* ´艸`)
少し暗めで落ち着いた雰囲気ですが、丁度伺った時は地元の方がラウンジにいらっしゃって親睦会(?)の様な感じを開いていらっしゃってたいそう賑やかな感じでしたよ
フード類の取り扱い種目が少ないので、ドリンク以外は持ち込んで寛いでも良いとのことで
スタッフに余り干渉されない自由な感じです
『古く格式ある敷居の高い老舗旅館』というイメージがありましたので、とても親しみやすい感じに驚きました
メニュー
その日は『緑茶』と『珈琲』を頂きました
確かにメニューを拝見しても品数が少なく、『料理』等を愉しむというより、雰囲気や時間を愉しむ場所…そんな感じ
その日親睦会をしていた方達も自分たちでおでん鍋を持って来たりして楽しんでいらしたのですが、飲み物は【掬水】のものを頂いて、食べ物は持ち込みでも良いのだそうです
オーナーの方に少しお話を伺い、『水の間』も見せて頂きましたが…夜でしたので、昼間是非景色を拝見したいと思い、後日『モーニング利用』でお邪魔する事に♪
【掬水】モーニング
モーニング&カフェの時間は8:00~11:00です
日を改めて『モーニング』で利用させて頂きました
宿泊者さんの関係もありますので、モーニングのみの利用の際は事前に確認電話をしておくのが良いかもしれません
メニュー
モーニングも事前清算、カウンターにいらっしゃるスタッフさんに声をかけて下さい
500円です
朝食の内容は『まるパンが2つと、珈琲や紅茶などのフリードリンクとスープ』
パンを温める事など全てセルフです
パンは地元の老舗パン屋さん
浅間大社のすぐ西隣の商店街の一角に本店がある【江戸屋】のパンです🍞
【江戸屋】さんは富士宮市民に長年愛されているパン屋さんで、この日頂いたパンもダヤン久しぶりの【江戸屋】さんのパンでしたが、軽く炙ってマーガリンとハチミツをつけながら頂くとほんのりと甘くもちっとした噛み応えで美味しかったです♪
近いうちに絶対に【江戸屋】さんに行かないと!って思いました
(*´Д`)
モーニングを頂いた後、昼間の『水の間』を見学させて頂きましたよ♪
水の間
『自由に見て来て下さい♪階段を降りると突き当りが『水の間』です
窓開けると池ですから、落ちないようにご注意下さい』
以前夜に伺った時、欄干橋の方はお祭りの灯りで見えるのですが、窓を開けたら…足元が真っ暗でなんも見えなかったので、昼間がどうなっているのかがとっても楽しみです♪
階下の『水の間』へ
『水の間』はラウンジから下がった場所にあるので、階段を降りて行きます
入り口にも業者のトラックが停まっており、どこからか電動のこぎりで作業している様な音が聴こえて来ていましたので改装はまだ続いている様です
赤い絨毯の階段を降りて行くと…
入り口には『館内に清水の湧き出ている湧き場』
いよいよ『水の間』に入ります!
本当に窓を開けると、足元から『湧玉』です!
これなら手で水がすくえそうです!(落ちちゃうけどw)
この日は少し曇り空で寒かったのですが、床下が清流ですから 陽気の良い時期だと気持ちいいのでしょうね~♪
朝もやが池から立ち上ったり、木々の紅葉が映し出されたり…景観には色々な表情があるそうです
池の向こうの欄干橋でお散歩している方と目が合いました
ずっと、あちら側からしか見た事が無かった湧玉の風景ですが、『水の間』から池越しから見た朱塗りの橋の風景もステキです♪
この景色は『水の間』からしか見えない景色ですよね
東側の窓を開けると、そこにも水源があり小さな鱒が休んでいました
(*‘∀‘)
とても趣があるお部屋で、赤い天板の和卓が景色にマッチして雅な雰囲気♥
歴史のある重要文化財の中で過ごしている様なそんな気持ちになりましたよ
時間賃借も可能な『水の間』
宿泊者やカフェ利用者は自由に見学をする事ができる『水の間』ですが、地域の会合などで借りる事も可能です
今回オーナーさんにお話を伺うまで、リーズナブルなお値段でこの『間』を地域に開放されているのを知りませんでした
但し誰でも自由に出入りできるので、貸し切りたい場合は利用料金や予約が必要になります
目的などにより料金設定が違いますし、持ち込み品などの規定や駐車場の関係もありますので、興味があるかたは【掬水】までご確認ください
因みに標準賃借1時間3,000円~との事でした
宿泊について
今回は『カフェ』や『モーニング』など外部利用者としての立場で使わさせて頂きましたが、【掬水】のゲストハウス部分をパンフにてご紹介します
(゚Д゚)ノ
ドミトリールーム3600円~、テラス席もある『富士Fuji』は18,000円と価格はまちまちですので目的に応じて使う事ができます
E-BIKEのサイクル拠点
【掬水】では周辺観光の足として、E-BIKEの貸し出しも行っています
スポーツ用のアシストが付いた高性能自転車で、背中を押されたような加速と水をかくように快速に走る事ができる自転車
浅間神社は元より、静岡県富士山世界遺産センターも近くにありますし
・名瀑『白糸の滝』までは10km
・自然遊歩道やダイヤモンド富士でも有名なスポット『田貫湖』までは16Km
・もっと足を延ばして『あさぎり高原』までは23Km
で到着できます♪
行きは上り坂が多いですが、帰路は下りになります
駐車場と前の道は一方通行
【掬水】の駐車場と、経路に関する注意点についてです
駐車場
宿泊者の利用が無ければ3~4台は停められる広さが入り口付近にありますが、狭く停めにくいので…できれば周辺の駐車場を利用された方が良いかと思います
場合によっては同じく『加和太建設』が手掛けた【マウントフジブリューイング】の駐車場も利用可能ですが、許可証が必要でその他条件もあるので勝手には停めてはいけません
周辺駐車場は有料となります
こちらの記事に駐車場の案内項目があるので、浅間大社観光情報と合わせてご参考にどうぞ⇩
車で来る場合の侵入経路
湧玉池のすぐ脇に、ちょっと行けば【掬水】に行けるのに~…って道がありますが、上から下って来る『一方通行』になっています!
車で【掬水】まで来る場合は、
✅この『脇に水路が流れる細い道』を使って、大回りするように下って来るか
✅この『建物と建物の間の細い道』を使って下って来るか
のどちらかになります
宮の桜🌸を猫🐈と愛でる会
『今日はどこ行く?何食べる?』の”どこ食べブログ”が先月1周年を迎え、フォロワー様とオフ会という形でランチ会食を開かせて頂きました
その際に、日程が合わずにご参加できなかった方が数名いらっしゃったので浅間大社の桜が咲く🌸…であろう時期の
2020年3月28日(土曜日)
に、【宮の桜🌸を猫🐈と愛でる会】を開催したいと計画しています
その際には…まだ少し寒いかも知れませんが、今回ご紹介した【掬水】の『水の間』を貸し切った時間を設け、どこか近隣でランチ後に座談会も考えています
✅【掬水】に行って見たいけど1人では心細いから…座談会だけでも行って見たい!
✅富士宮が誇る『浅間大社』と『湧玉池』を身近で感じて富士宮の魅力を共有したい!
人数は最大10名まで👥
ダヤンの呼びかけで10名以上の方から申し込みがあると思っている事自体がおこがましいのですが…
(;´Д`A “`
この機会に是非如何でしょうか?|д゚)チラッ
募集・受付はTwitterでも改めて行いますが、まずは購読者様に先にご一報です!✨
施設のデーター
【富士山ゲストハウス 掬水】
静岡県富士宮市元城町22-3
電話:0544-26-3456
カフェ・カフェバーは火曜日定休
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