【岳南電車】富士市のローカル線で１日フリー切符を目一杯楽しむ途中下車と夜景列車の旅

　工場夜景がメイン！全国でも珍しい夜景電車

吉原駅を出発して終点江尾駅まで岳南鉄道8000形電車２両編成で暗闇を行く9.2㎞の旅

沿線は昼間の装いとは変わり、沿線の灯り・踏切の音…より濃く昭和のノスタルジーが感じられます

夜景電車運行は『夜景電車』、富士市の竹取物語の伝承に因んで選出された ミスかぐや姫 が同乗する『名月電車』

『ミスかぐや姫』も同乗

完全座席指定の『ナイトビュープレミアム』などがあり運行日程等が違いますのでご利用の際にはHPなどでご確認を

当日10月26日は『名月電車』

江尾から折り返して来た車両が、『名月電車』として18:41発と19:43発で『吉原駅』から発車します

※各駅停車なのでどこからでも乗り込む事は可能です

　夜景電車の特徴

通常はフリー切符なら折り返し地点でそのまま車両に乗ったままでも良いのですが、ちょっとした趣向と準備の為に乗客は全員車両から一度降ります

『夜景ガイド』の方やスタッフさんが列車の窓の『上部』をすべて開放！

オレンジジャケットの夜景ボランティアさんが数名乗り込みます

準備が整うと、小さなお子さん連れ優先で車内に乗り込みます

この日は、前回予定だった10月12日が台風の影響で『夜景電車』は中止となったからか非常に多くの利用者がホームに集まって来ていました

特に18:41発は混雑していて半分近くの方が座席に座れない状況でしたが、19:43発はゆったりと座れました♪

… って、２往復も行ったんかいっ！！(笑)

　座席に膝立ち推奨

小さい頃公共交通機関で座席に立ったり、膝立ちして車窓を眺めようとするとお行儀が悪い！とか怒られませんでしたか？

でも、『夜景電車』では座席に膝立ち推奨です

子供は靴を脱いで座席に上がり、大人は膝立ちして車窓をのぞき込む…

膝立ちして車窓から夜景を鑑賞

きっと電車の外からみたら凄い絵面でしょうねぇ(笑)

車内は結構揺れるので小さなお子さんは注意が必要です

　座りたい席はココ！

昼間何往復かして夜景が綺麗に見えそうな場所をチェックしていたのですが、お勧めの席は

２輌あるうちの後部車両・進行方向向かって右側（吉原はホーム側の席・江尾はホームと反対側）の中央寄りの席

『夜景列車』といっても特別車両では無く一般通勤通学者も乗りますし、運行の安全上の問題もあるので

夜景が見えやすいように車内の灯りを消すのは、後部車両のみ

車内の電気を消す夜景列車は『後車輌』のみ

　工場夜景の区間

工場夜景の見どころは２か所あって

①吉原駅～ジャトコ前

大きな水路がある区間で、水面に映る工場夜景が美しい

吉原駅とジャトコ前駅の間は、夕暮れも綺麗♪

②岳南原田～比奈

製紙工場群の中を通るこの区間が工場夜景の一番の見どころ

原田駅～比奈駅の間が工場夜景最大の見どころ

昭和のノスタルジックな情景や工場夜景って、日本人の心に刺さるものがありますよねぇ…

遮断機の音にもノスタルジーを感じる

私は一時期はまりに嵌っていた『ファイナルファンタジー７』の魔晄炉を彷彿とさせるから…っていうのもあるんですが(笑)

FF7の魔晄炉を彷彿とさせる…!（※ゲーム画面より）

また機会があったら、行けなかった場所も含め岳南鉄道の旅に出掛けたいと思っています

売り切れだった岳南鉄道の人形焼も気になる…
(｀・ω・´)

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