目次
【outdoorlife Kano（カノ）】
新東名を新清水ICで降りると『静岡市清水区宍原』という場所になる
国道52号線が通るこの土地は、新東名のICができると決まるとそれに前後して工業団地が形成されたが、人口は1000人ほどで殆ど山また山の地域
初めて新東名新清水ICで降りた方は、その『何にも無さ具合』に驚くと思うほど、山、山！
そんな場所におもしろい店を発見しました！
（例によりGoogleMap徘徊で、ですｗ）
お店の名は【outdoorlife Kano（アウトドアライフ カノ）】と言い
主に『ノルディスク』などの北欧ブランドを中心に、ガレージブランドギア（※小規模ながら上質でオリジナリティ溢れるアイテムを作り出すブランド）やキャンプのみならず日常品としても使えるようなお洒落で雰囲気のある日用品・キッチンアイテムなどを取り揃えている
特に『Nordisk』の商品がここまで集まるお店は全国的に見ても珍しいのだそうだ
【out doorlife Kano】店内
運営に携わっているのはアウトドアショップでの勤務経験がある３人の女性！👀
（※発起人である社長は男性）
女性目線でセレクトされた使いやすく見た目も素敵な『キャンプ』を提案することができる、初心者にも優しいショップだ
(=ﾟωﾟ)ﾉ
建物は建材屋の古倉庫を、できうる限りを自分たちの手でリノベーションしたもので、大正時代のものだと思われる荷物や古い機械が放置されていたものを、あるものは片づけ あるものは利用しながら2021年６月にオープンしている
古い元資材置き場倉庫部分を常設展示場としてリノベーション
屋根がある展示場なのである程度の雨でも平気
倉庫部分には常時５～8張りのテントやタープがあり
こんなに可愛いテントもあるんだねぇ
スタッフによる設営撤収講習も可能
週末にはイベントなども開催され、賑やかになっていそう♪
店名の【Kano】は北欧のルーン文字で”炎”や”松明たいまつ”を意味し、三角を組み合わせたようなロゴマークにも意味がある
暖かい炎を囲んで人々が集う…そんな場所をイメージして付けたのだそうだ
以前、【まかいの牧場/グランピング体験】の記事で触れたが
ダヤンは幼少の頃、まだ世間でキャンプなんて『ボーイスカウトの世界』くらいでしか認知されていなかった様な時代に、親に連れられ
茅を狩りブルーシートを敷き、その上に米軍払い下げのナイロンテントを張り夜露がポタポタ落ちる中、外から侵入してくる虫たちと闘う
ある意味苦行のような『キャンプ』経験しかなく、今の『キャンプ』の実態を余り知らない
ダンニャはダンニャで１回もキャンプなんかした事がない深窓の箱入り息子（嘘）で、
キャンプお金かかりそ～ぅ
大勢でワイワイ騒ぐの好きじゃなあ～ぃ
片したりギア保管しとくの面倒そう～ぉ
とキャンプ偏見家？😂
2人ともキャンプやギアに関して『超・ど』のつく素人
そんなめんどくさがり屋で『超・ど』素人なんだけど、食い意地が張っているので『キャンプ飯』とかには興味があるんだよね(笑)
でもさぁ…ぶっちゃけ、キャンプギアってお高いし 何をどう買えば良いか全然判らない（汗）
よしんば購入したとして、それが自分に使いこなせるかどうか分からないって不安もあるよね💦
しかし！
【outdoorlife Kano】では、販売されているキャンプギアを使って『自分で作るキャンプ飯を気軽に体験できるメニュー』があるカフェ【Kano cafe】が敷地内に併設されているって知ってしまった✨
カフェがあるとなれば話は別です(笑)
ダンニャと休みが合う日を狙って、うまい事誘って行ってきました😂
どんな様子だったか早速ご紹介ー！🐈
アクセス・場所
新東名高速道路新清水ICを降り、『新清水IC信号交差点』を左折（甲府・身延方面へ）
この交差する道が国道52号線です
新東名新清水IC信号から900ｍほど山梨方面（甲府・身延）へ向かって行って、『身延道』へ左折
国道52号線から身延道へ
230ｍほど道なりに進んでいくと左手に看板が出ているのですぐ分かると思います
左手に【Kano】の看板が見えるのですぐ分かると思います
駐車場
駐車場として敷地内に区画されているのは５～６台分
砂利置き場か肥料置き場だったような場所には現在関係者の方っぽい車が停めてありますが、ゆくゆくはテラス席などにできたらいいなと思われているようです
見かけた事のある形状の『駐車場』？
とにかく、敷地が広いので他の車の迷惑にならないように停められればOKかなと思います
広い敷地を使ったイベントなども行われている様なので、その辺りの駐車場はスタッフさんにお尋ねください
周りを田畑や山々に囲まれ、自然あふれる静かで良い場所です
ショップ外観・店内
外観から元資材置き場かそれ関連の建物であったことは一目瞭然なのですが、上手くリノベーションして『アウトドアグッズ』のお店として使われていると感心します
建物左手がショップ入口
ショップ前では近隣の製材所の方がイベント販売で来ていらっしゃいました
右手の高い屋根の建物の下には設営された状態のテントが５～６張り並んでいて
靴を脱いで中に入って空間を確かめたりすることができるようになっています
靴を脱いで中に入り、サイズ感などを見ることができる
駐車場の隅にある芝生でできた一区画には12日まで（今日まで）の限定ではありますが、Nordiskの代表的な大型トンネルテントReisa6PUが２張り展示してありました
12日まで展示されていた大型トンネルテントReisa６PU
今のテントって凄いんですねぇっ！👀
奥には４人が普通に寝られるくらいの部屋？があり、トンネル状になっている前衛部にはテーブルや椅子が置かれ、まるで即席のリビングダイニング(笑)
即席のリビングダイニング！
無知なダヤンは、スタッフさんに
って言ったら、慣れれば風が無い状態でならひとりでも設営可能とのこと！👀
購入したギアに不安がある場合はこの敷地で設営レッスンもしてくださるというから心強い！
今日は、入口で『井出製材所』の方が端材を使ったカッティングボードなどの出店販売をされていて、ダヤンはどうしても気に入ってしまったボードがあったのでそれを購入しました
気に入りすぎたカッティングボードがあって、思わず衝動買い(笑)
使うの楽しみっ☺
店内も値札を伏せれば撮影OKを頂きましたので、📷パチリ！✨
普通に可愛い！
ランプも色々ある
広葉樹・針葉樹の薪。スウェーデントーチの販売も
店内の床、天井、壁は静岡のオクシズ材を使用し、店内入口は木製の製作ドアを採用
女性でも入りやすい、可愛くて温かみのある空間で設計されています
飾り棚の一部は、納屋を片付ける際に出てきたものも使ったりしているそうで、おっしゃれぇ♡
キャンプをしない人でもデイリーで使いたくなる様なアイテムがいっぱい！
キャンプをするしないに関わらず思わず欲しくなってしまうようなものがたっくさんありました
スタッフさんも優しく親切で、用事が無くともまた来店したい雰囲気✨
トイレ
外にトイレ棟があるのですが、こちらも綺麗で使いやすい♪
おむつ交換台や子供椅子がある個室もあって、多様なファミリーに対応しています
写真左手がトイレの建物。奥がカフェ
おむつ変え用の収納ベッドがあり、小さなお子様連れでも安心で綺麗なトイレ
催し物予定
トイレの中にも掲示されていた(笑)のですが、【outdoorlife Kano】では色々な催し物が企画・予定されているようです
薪割体験やマルチグリドルでアウトドアクッキング、豚バラ弁当販売会、紅茶の試飲会やティーパックつかみ取り大会など…まだ発表されていない企画も控えているみたい！
毎週何かしらの催し物企画がある
大きいところでは５月３日に『Kano Green Festival』ってイベントが予定されていて、その時には音楽・フード・ワークショップの体験もできるらしい！
GWお休みがまだわからないけど、来れそうなら来たいなぁ♪
【Kano cafe】外観・店内
店内外を色々探索していたら、カフェの開店時間（※カフェは11時から）になったので【Kano cafe】へ移動しました
【Kano cafe】は11時から
同じ敷地内にあるのですが、ショップとは別にテラス席やテント席があって
今は未だ咲いていませんでしたが大きな枝垂桜の樹があって…時期になったら素敵なんだろうなぁ！
【Kano cafe】テラス席の枝垂桜が咲いたら綺麗なんだろうなぁ🌸
アウトドアの店のカフェだから、外でしか食べられないものだとばかり思っていましたが…
店内、ひろ～い！👀
【Kano cafe】店内。めちゃくちゃ広くて、木をふんだんに使っていて気持ちいい♪
木材をふんだんに使っていて、とっても素敵♡
カウンターでは『こがねいろ』という、店舗を持たない焼菓子屋さんのクッキーなどのお菓子を販売
店舗を持たない焼菓子屋さん『こがねいろ』委託販売していました
バター不使用で主に全粒粉を使用
身体に優しい、美容に良い焼菓子を焼いている人気の焼菓子屋さんなんだって🍀
見るからに美味しそう～😀✨
でもね…
今日は来る前から決めていたメニュー（これの為にここへ来たと言っても過言ではない）があったので、グッと我慢
そのメニューとは…
メニュー
事前リサーチして来たつもりだったのだけれど
フード・スイーツ・ドリンクともに予想外にメニューがたくさんあって、心揺さぶられる～
でも、食べられるだけにしないとねっ💦
テイクアウトも可能な商品もあるよ♪
フード（スタッフメイド）
スタッフメイドのフードメニュー
『ミールタイプ（お食事）ホットサンド』と『スイーツタイプホットサンド』
『TSBBQダッチオーブンシェラバターチキンカレー・お子様カレー・クラムチャウダー』があります
メニューの頭に『スタッフメイド』と書かれているので、こちらのメニューはスタッフさんが作った状態で頂けます（まあ、普通の飲食店と同じですね）
スイーツ
スイーツメニュー
『アイスクリーム』『フレンチトースト』『バナナパフェ』『ワッフル』があります
『シェラ』と書かれているのは、入れ物の形状の事でアウトドアの場において簡便な炊事具や食器として使われる金属製で柄のついたカップの事なので、ちょっとキャンプ飯気分が味わえますね♪
ドリンク
静岡市のイフニコーヒーとのコラボ豆を使用したコーヒー類
ステンレス製の急須でお茶を楽しむシリーズ
ドリンクメニュー①
その他のオリジナルソフトドリンクや季節限定ドリンク
オリジナルソフトドリンクメニュー②
春限定の季節メニュー
どれも美味しそうで案外お手頃価格です
で、ここからが真骨頂！⇓
Camp Gear体験Menu
上記までのメニューは普通の飲食店と同様にスタッフさんが調理・盛り付けをして下さり、利用者は食べるのみなのですが
『Camp Gear体験Menu（キャンプギア体験メニュー）』は、キャンプギアを有料でレンタルさせて貰い半調理された食材を、利用者自ら加熱調理する
というもの！
Camp Gear体験Menuは、半調理された具材を使って利用者が自分で加熱調理するメニュー（※選ぶギアや取り扱い方法はちゃんとレクチャーしてある程度のセットまではスタッフさんがしてくれる）
勿論、器具の取り扱い方や注意点はスタッフさんがレクチャーして下さいますし、半調理されているので１から食材を水洗いしたり切ったりという事はしなくても大丈夫
でも、火器を使うので初めて使う人はドキドキしますよね😂
『キャンプギア体験メニュー』には
■Hand Drip Coffee体験
（コーヒー豆をミルで挽いて湯を沸かし、自分で煎れる）
ハンドドリップコーヒーのhow-to
■Hotsand体験
（あらかじめ半調理されたサンドイッチをホットサンドメーカーでプレスしてバーナーで自分で焼き上げる）
ホットサンドhow-to
■蒸しぇら体験
（半調理された食材が入った２段のミニせいろを火加減を自分で観ながら温めて頂く体験。清水の長太郎飯店の『豚まん』か『ちまき』を選びます。）
蒸しぇらhow-to
ホットサンドは片面２分、両面で４分であっという間にでき
コーヒーはミル挽・湯を沸かす・ドリップするまで入れると10～20分程時間がかかり
蒸しぇらは20分以上加熱にかかりますので
ゆっくりする時間が無い方は『スタッフメイド』か簡単にできる体験メニューチョイスをお勧めします
使用している食材が地元食品会社というのが点数高いです✨
Camp Gear 体験Menuをやってみた
今日の第一目的が『Camp Gear』を使ってみたい！だったので、『コーヒー』と『ホットサンド』と『蒸しぇら』全てお願いして、カレーだけはスタッフさんが作ってくださった物を頂きました😂
金属の籠に、なにやらいっぱいの機材を入れて席まで持って来てくださいます
『コーヒー』と『ホットサンド』だけでこんなに機材が(笑)
オーダー時に、具材のチョイス・自分で器具のチョイスなどはするのですが…使う分だけの半調理された食材や器具をセットしてくれるのはスタッフさん
至れり尽くせり
利用者は器具の取り扱いかた（と言っても利用者がやる事は『着火する』『火加減をみる』『豆を挽く』『湯を沸かす』ぐらいで難しい事は全てやって貰ってますがｗ）を教わり、スタッフさんが離席した後は、手順書を見ながら『ああじゃない』『こうじゃない』言いながら調理？していきます
なんやかんや楽しい(笑)とりあえず、時間がかかる『蒸しぇら』と『コーヒー』を同時進行
お湯沸いたからコーヒー煎れちゃうよ～
ミルで挽いたコーヒーを落としていきます
『蒸しぇら』は『ちまき』をチョイス。温野菜になかなか火が通らず、コーヒー冷める(笑)
コーヒー冷めちまったぜ！(笑)
『ちまき』には、銀杏・エビ・大きな豚肉・しいたけなどが入っていて具沢山
『よし！次はホットサンドだ！』…と言っても、半調理してあるサンドイッチを
プレスして、火で炙るだけ
おお！思っていたよりずっと綺麗にできた！
うまうま♪
カレーはスタッフさんが作って盛り付けてくれたもの(笑)トマトベースでホロホロとしたお肉がたくさん入ってた
…にしても、コーヒー・せいろ蒸し・ホットサンド作るのだけで随分と機材がいるものですね
(; ･`д･´)
これを自分で購入して、保管して、用意して、現地まで持ち込んで、セットして、調理して、食べて、片して、洗う…ああ、考えただけで大変っ！（多分キャンプ向いてないｗ）
でも、これ
愉しいですね♪
良いとこどりしかしてないので（食べた後は片さないで帰れます）呑気な事を言ってますが、例えば目を離せない様な小さな子供がいてちょっと気分を変えてご飯を食べてみたいわ～って時にも凄く良いし
このギア使ってみたかったんだけど、上手くできるか（使い勝手がどうか）分からなかったから手に取れなかった
なんて場合にも良いですよね～
今日は風があったせいか、蒸し器が20分以上時間がかかって
これだけの品数なのに火を通すから食べ終わるまでに１時間かかりました😂
半調理されて、温めて食べるだけでこんなに時間がかかるのだから
１から10まで自分でやらなきゃならないってなったら…
…
と云う訳で、キャンプはできないけどキャンプっぽい事したくなったらまたお世話になろうかと思っています
(; ･`д･´)
今回は本当はフレンチトーストも食べるつもりだったのですが、お腹がぱんちくりんになったので断念
次はスイーツ系や焼菓子、ドリンクも楽しみたいな～ぁ！
ヾ(=ﾟ･ﾟ=)ﾉﾆｬﾝ♪
お店のデーター
【outdoorlife Kano】
静岡県静岡市清水区宍原１１６９−１
電話（ショップ）：0543‐94‐0651
電話（カフェ）：054‐394-0007
ショップ営業時間）10:30～18:30
カフェ営業時間）11:00～17:30（LO｜17:00）
定休日）火・水曜（※祝日の場合変動あり）
駐車場）あり（※無料・５台ほど）
詳しくは公式HP【outdoorlife Kano】Baseにてチェック⇐
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※カフェのInstagramはこちら⇐
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