目次
【すずとら蒲原店】
今の時代、個人店１店舗だけで地域に必要とされる立ち位置を確立していくのは容易では無いと思う
富士宮市の浅間大社東および掬水のリノベ開発には静岡県東部のゼネコン加和太建設が
静岡市用宗の『みなと横丁』『ハットパーク』一帯はCSA不動産やアイワホールディングスによって活性化されたように
これからの時代、建設会社や不動産会社が周辺地域とのバランスをみながらハコを創り、そこに大手モールとはまた違う小さな地元店舗の集合体が入ることで歴史を繋げ利用者に選択肢を広げさせ
魅力ある街づくりを発信発展させていく『足元だけではなく未来や広い地域を見据えた運営』が注目されている
今回開発された新蒲原駅北口『スルガノヴィレッジ』は
『スルガノホールディングス株式会社』という、最近蒲原地区に将来的に道の駅となる前段階の施設『トライアルパーク蒲原』の運営開発などにも関係した建設会社が、地域振興への志を持ってオープンさせた新蒲原の新しい観光地として大いに期待が寄せられている
新蒲原駅のすぐ近くにあり、蒲原地区に来た方々を迎える歓迎の意を込めて『門型ファサード店舗（長屋門的店舗）』を施工
『スルガノヴィレッジ』は入口に門型ファサードが設えられている。【すずとら】はその左柱部分にあたる
左門柱にあたる部分には今回ご紹介する【すずとら】
【すずとら】は『門型ファサード』の左柱にあたる部分にオープン
裏側にあたる建物には移住者や`まち泊‘を推進する不動産窓口
その奥の既存の建物（米工場跡）にはビールの醸造所（ブルワリー）や旧蒲原宿へ抜ける新しい道や将来的にはタップルームも計画中で、右門柱部分にあたる部分にも既になにか店舗が入る準備が進められているようです
【すずとら】は静岡市街七間町と
以前このブログ記事でもご紹介している興津の古民家を改装した小さな工房『すずとら菓子工房』
の２店舗でインスタや映えなんかが流行るずっと前から、地元食材『静岡らしさ』を大切にし数々のチーズケーキやトレードマークの猫をモチーフとした焼菓子を製造販売していますが
『興津工房』は『蒲原へ移転したという形』になっていて現在は閉店していますのでご注意ください
蒲原店のアクセス・場所・駐車場
県道396号線（富士由比線）を静岡・由比方面へ
左手にJR新蒲原駅（高架）があり、その下をくぐる様に国道1号線へ抜けるアクセス道路があるのですがこの丁度、Tの字になっている右手に『スルガノヴィレッジ』があります
JR新蒲原駅の北口にオープンした『スルガノヴィレッジ』
富士方面から由比方面へ向かう左車線からは『スルガノヴィレッジ』への進入不可
加えて、国道１号線からアクセス道路経由で行こうとしても…県道396号線では左折でしか合流できないので、富士方面から行くのであれば行き過ぎてからどこかでUターンしてくるか
東海道経由で来るか…のどちらかかと思います
駐車場への入口は現在、建物の富士方面側の狭い道からしか通行できない上に、入出庫が同じ出入り口になっているので、出たい車・入りたい車でカオス状態に💦
加えて県道396号線は交通量が比較的多い幹線なので、駐車場利用の際には気を付けてください
JR利用でしたら『新蒲原駅』北口直ぐの場所で高架歩道橋もありますので、便利だと思います
駐車場
建物の富士市側の横から、裏に用意された駐車場へ入ることができます
駐車場入り口には現在建物が建てられていないのでまだいいが…
突き当りが縦列駐車で２～4台（※ここはもしかしたら業者や従業員さんの車が停まっているのかも知れません💦）
左側に４台
う～ん…
今回11月30日に【すずとら】がオープンした左側の柱部分と対になる、右側柱部分にも何か店舗が入るようですので
そのお店の職種が何かにもよるのだけれど…駐車場が既に狭い気がします(;´Д｀)
トイレは見取り図によると外付けになっているようです
外観・店内
店の前にウッドデッキをあしらった、黒のサイディングボード外壁の２階建てにみえる門柱型の建物
店舗前のウッドデッキで小さなイートインができたらいいな♪２階はなんだろう？？
2階にあたる部分やウッドデッキにあたる部分では小さなイートインもできそうなのですが…現在はその設備は無くテイクアウト専門となっています
ファサードに何気なく施されたトレードマークの猫ちゃんの肉球跡や看板がかわいい♡
ファサードに点々と付いた『足跡』🐾
店内
ウッド調で大きなガラスが嵌め込まれた開き戸を開けると…
天井は高めですが、広さは6畳間くらいの大きさのコンパクトな売り場（それでも興津時代よりは広いですがｗ）
品数が少ないのはオープンからの日が浅いからか？
手前には、焼菓子・ギフトコーナー
奥には幅２～３mほどの冷蔵ショーケースが１台設置されています
奥に冷蔵ショーケースが１台
オープンしてまだ日にちが浅い為か、焼菓子は旧店舗の方が多かった気がします
代表菓子の『Cat（キャッと！）サブレ』も伺った日には取り扱いがありませんでした
その代わり…クリスマスケーキの申込用紙が備え付けてあります
クリスマスケーキの予約をしている方も結構な人数でいらっしゃいました
新しい【すずとら】はちょっと大人
以前の【すずとら】は焼菓子やサンデーなどの取り扱いもありましたが、メインはバラエティーに富んだチーズケーキ専門店でした
新店舗ではそのチーズケーキに加え、フルーツたっぷりのタルトやショートケーキ・モンブランなど俗にいう『よく見る普通のケーキ』も取り扱うようになっており
新しい【すずとら】は従来のチーズケーキに加え
フルーツタルトやショートケーキ・モンブランなどのオーソドックスなメニューも取り扱っています
お店からのメッセージとして『少し大人になったすずとら』とありますが、パティスリーとしてのレパートリーが増えているのが特徴です
クリスマスケーキの予約も順調のようで、既に予約終了となっている種類もあるようでした
(; ･`д･´)
蒲原のこのあたりにはパティスリーと呼べるショップが…知る限りだと、食べログレビュアー時代に伺った【メールペール】くらい？？
パティスリー空白地区の蒲原由比地区に突然現れた可愛らしいお店【すずとら】
現在はソーシャルディスタンス確保のため、店内に１度に入店できるのは『２組・６名まで』と規制がある事も影響しているかも知れませんが、ダヤンが伺ったのは土曜日10時半頃には利用客がひっきりなしに訪れていて店舗前には待ち列が発生する事態も頷けます
購入したもの
新しく取り扱いが始まったケーキ類も気にはなりましたが、やはり創業20年以上【すずとら】と言ったらバラエティー豊かなチーズケーキは外せません
アソートタイプのチーズケーキも気になりましたが…
アソート、気になるし１度に色々な味が楽しめてお得だと思うけれど…２人で食べきれる自信がない💦
ダンニャと２人で食べきるのはちょっと自信が無かったので、今回は『バスクチーズケーキ』と『ショコラバナナチーズケーキ』
あと、カップの『すずとら』が可愛らしい『いちごティラミス』
大きさ的には少し小さめな印象を受けますが（1辺が9㎝くらい）、濃厚さが相変わらず凄い！
パクパク食べるケーキとは違って、【すずとら】のチーズケーキは少しづつ口に含ませて無糖のコーヒーや紅茶なんかと一緒に楽しむタイプ
ですがチーズチーズした乳臭い感じは余りせずにあっさりとした後味も特徴で、濃厚なチーズケーキが好きな人にも
濃厚すぎるのが苦手な人にも受け入れられるぎりぎりのラインで製造されています
今回購入した『バスクチーズケーキ』は流行から定番になった一品で、こんがりと焼き上げたトップのほろ苦さとたっぷりと使用されたクリームチーズが特徴のケーキ
バスクチーズケーキ
甘さが控えてあります
『ショコラバナナチーズケーキ』は何といってもマーブル模様がお洒落✨
ショコラバナナチーズケーキ
ひとくち食べると、口いっぱいにチーズケーキの濃厚さが広がりその後からちょっとビターな感じのチョコレートの甘さがじんわりと来ます
極めつけは鼻から抜ける『バナナの香り』(笑)
カップのイチゴティラミスはチーズケーキと比べると、マスカルポーネは効いているもののあっさりとした軽めのチーズケーキ商品になっています
イチゴティラミス
久しぶりに【すずとら】のチーズケーキ頂きましたが昔ながらの正統派スイーツは、年配の方から小さな子供にまで受け入れられやすいタイプ
これからも長く続いて欲しい静岡の古くて新しい老舗パティスリーです
近隣店舗との関連やこれから先の展開(イートイン希望✨）からも目が離せません
ヾ(=ﾟ･ﾟ=)ﾉﾆｬﾝ♪
お店のデーター
【すずとら 蒲原店】
静岡県静岡市清水区蒲原２丁目４－７ スルガノヴィレッジ内
電話：054-385-7878
営業時間）10:00～19:00（※日祝は17:00まで）
定休日）不定休
駐車場）あり（※無料・店舗裏側に４台～６台）
詳しくは公式HP【すずとら】にてチェック⇐
最近のコメント