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【古民家Cafe madoi 円居茶屋】
今回は、私が所属させて頂いているFBグループにアップされていた情報を元に伺ってみたカフェのご紹介です
情報によると『新規オープン』…という事だったのですが、わたし
このblogは勿論、食べログもまだ始めていなかったずっと以前に、『この辺りにあった』『この名前のカフェ』に行った記憶があり…
デ…デジャヴュ??
(;゚Д゚)
と思いウェブで調べてみましたら、やはり2009年に富士宮【円居茶屋】で食事をしたblog記事をあげている方がいらっしゃってちょっと安心
ε-(´∀`*)ホッ
【円居茶屋】は20年近く営業されていた人気の『ご飯カフェ』だったのですが、今から10年程前の震災の年にお店を閉められたのだそうです
【円居茶屋】の先代にあたる、オーナーのお母様がお店を閉められてから今迄 手つかずでお店を放置していたのですが、建物を売るという話が出て 息子さん(オーナー)がもう一度ここでカフェをやろうと店舗をリノベーションして営業再開されたのが先月の事
何も考えずに、インターネットなどで宣伝もせずにオープンさせてしまったので、頼りは口コミだけです
インターネットやった方が良いんでしょうけど…苦手ですし(笑)
旧店名残りの入り口の『狸』健在でしょ?
母の代の時にはあの『狸』に、お店がオープンしている時には前掛けを付け目印にさせていたんですが、以前のファンの方が見えられて、店から出て来たのがオヤジ(息子さん)だと驚かせてしまうので辞めました(笑)
と笑いながら仰り、懐かしい話や新しいお店の開店時のお話も伺う事ができました
今回は富士宮市の古くからある駅南住宅地の一角にある古民家リノベーションの甘味処【古民家Cafe madoi 円居茶屋】をご紹介いたします🐈
アクセス・駐車場
県道76号線(富士富士宮由比線)を南下
潤井川を渡り、『ファミリーマート富士宮野中店』が角にある信号を左折(東)
210mほど先の左手に『野中こども園』があり
丁度その反対側右手が【円居茶屋】になっていて、SUZUKI(信栄自動車)の大きな看板の前に先代からのシンボルの等身大?狸の置物が立っています
この狸、よく見かける信楽焼きの狸とは違い、髪を結い着物を着ています、はい(笑)
アプローチ入り口には暖簾がかけられていて、店舗前には砂利が敷かれた空き地があるのでここが駐車場?
…かと思いきや、駐車場は建物の西側通路から奥へ行った場所にあるので間違わない様に!
駐車場
境界線コンクリートで仕切られた北側(手前側)半分が専用駐車場になっています
車止めはありますが区画割りがしていないので…利用者の停め方次第でしょうか?
普通に停めれば最低でも5台は停められる広さがあります
幹線から駐車場にはいる引き込み道路は狭いですが、駐車場の出入りは難しくありません
建物
外観は先代の【円居茶屋】と構造上大きな違いはありませんが、とても雰囲気ある建物にリノベされていて、アプローチも素敵です♪
以前の【円居茶屋】の扉がこんなに重かったのか、私の体力が落ちたせいなのかは分かりませんが、入り口の大きな引き戸は非常に重厚です💦
あ!
因みに、【円居茶屋】は大人のカフェになっておりお子様連れは利用できませんのでご注意下さいね
水琴窟
『水琴窟(すいきんくつ)』って聴いた事ありますか?
日本庭園の装飾のひとつで、筧(かけい)から流れ落ちる清水を地中に作った空洞の中に落下させ、その際に発せられる音を反響させる日本の伝統の音響装置の事で、この【円居茶屋】には先代のお母様が創られた『水琴窟』がアプローチの先
と店内土間の蹲の横
2か所に設置されているんです
リノベーションの際に、放置されてバラバラになっていた水琴窟の装置を現オーナーさんが復活させていて、今回の訪問の際に見せて下さいました
微かに響き渡る水の落下音が何とも風流です
機会があったら是非オーナーさんに問い合わせてみて下さい
内装
以前は掘りごたつが2つ設置されていた店内席ですが、現在は北側に掘りごたつ席が1つ残されており
黒い大きなタイル張りの土間を挟んで
南側の板張りの小上がり的な空間には、奥に4人掛け用のソファー席
壁側に2人用のテーブル席
窓側に年代物の足踏み式ミシンを活用した素敵な1~2人用の席があり
今回はこちらの席で頂く事にしました
どちらも履物を脱いで上がる形になっています
厨房の方にカウンター席が2つ程あり、収容人数はマックスで14名といった所でしょうか?
1グループも最大4名までと思われます
BGMはオーナーの趣味であるレコード曲が流れ、この日はウォルター”ウルフマン”ワシントンのブルースが静かに流れていました
店内には先代が集めた名器やレトロな小物やドライフラワーが展示してあり、とてもセンスのいい落ち着いた雰囲気の店内です
メニュー
『ランチ』と呼べるようなフードメニューは今の所特には無いのですが、大きく分けて
・あんこを使ったぜんざいや寒天などの甘味
・トーストが3種
と珈琲・紅茶・クリームソーダ―・ココア・甘酒ヨーグルトシェイク等のドリンク類があり
珈琲はオーガニックをドリップで
紅茶のホットはポットで提供されます
ぜんざいや寒天・トースト等のフードメニューをオーダーすると珈琲・紅茶が100円引きで頂けますよ♪
2022.8追記情報(ランチ・かき氷)
2022年8月に再訪した際に、ランチとかき氷(夏季限定)が追加されていましたのでアップします
因みに【円居茶屋】の昔からのメニューは『切り餅ぜんざい』
このメニューは先代からの引継ぎなのだそうです
多くのメニューに使われている餡子は『北海道産 特選豊祝』を使用した、オーナーが炊く自家製餡
『特選豊祝(ホウシュク)』は、北海道小豆の中でも最も粒の大きな小豆を選りすぐった最高級ブランドで、一粒一粒が大きくしっかりとしています
切り餅ぜんざい
可愛らしいツバキ柄の蓋つきの陶器の器
蓋を外すと…きつね色の焼き目がついた切り餅の良い薫りがぱぁ~っ!と立ち上ります
外側がサック、中はびよ~んと良く伸びますね(笑)
あちっ!あちっ!ふう…ふう…
ぜんざいの小豆も粒々感がしっかりと残っていて甘さも丁度よく美味しい事!
ちょっと甘さに飽きたら、塩昆布を口に含ませてみて
温かい日差しが差し込む席でゆっくりと甘味を頂くのって、最高に幸せです
ほうじ茶小豆寒天(グラスカップ)
こちらの寒天は逆三角錐型のデザートグラスに盛り付けられています
一番底にはやはり餡子が(笑)
ほうじ茶風味の寒天は甘さが控えてあり、ハードな感じ
上にトッピングされたアイスを溶かしながら楽しみます
紅茶(アールグレイホット)
ぜんざいや寒天の様なフードメニューをチョイスすると、珈琲(HOT or ICE)・紅茶(ダージリンorアールグレイ)(HOT or ICE)を100円引きでお得にオーダーでるとあっては、利用しない手はありません
以前は私こういう場合、珈琲派だったのですが紅茶はポットで提供される場合が多く紅茶の方が長く楽しめる事を知りました(笑)
【円居茶屋】でもHOT紅茶をティーポットで提供して下さるので、迷わず紅茶に(笑)
凄く薫りが良いです(´ー`)
レモンやミルク・砂糖なども要望があれば付けて下さるようですし、またこの器が情緒があって素敵ですね♪
平日はオーナーお一人で切り盛りされていて、週末は奥様とお2人で運営
なかなか手の込んだメニューを出せずに申し訳ないと仰っていましたが、この雰囲気でゆったりと和甘味を頂ける
富士宮では希少なお店になりそうです
ヾ(=゚・゚=)ノニャン♪
お店のデーター
【古民家Cafe madoi 円居茶屋】
静岡県富士宮市野中967-1
電話:0544-25-0018
※2021.11.16現在Googleマップに登録無し
営業時間)11:00~17:00
定休日)月曜・火曜
駐車場)あり(※店舗裏30m程奥に4~5台可能な無料駐車場あり)
※来月(12月)に価格改定予定 ※支払い各種
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