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【中華料理 順合の餃子】
富士市でちょいと面白い中華屋さんを発見した!
元【台湾料理聚福龍】の居抜き建物をハコとして約1カ月ほど前に開店した【中華料理 順合の餃子】というお店だ
聴き慣れない『順合(じゅんごう)』って言葉に、『土地の名前?』『陳さん的ななにか?』と思い調べてみたが全然ヒットせずギブアップ(汗)
来店時に由来をお尋ねしてみたら…社長(オーナー)さんの娘さんの名前からとったとの事
そりゃぁ、判らない訳だw
加えてもっと『謎』なのが
『中華料理(日本人向けにアレンジされた中国料理)』『餃子』と看板名にあるのにも関わらず、実は
『板麺(バンメン)』
と、こちらも聞きなれない名称の麺料理がウリだとっ?!
今回はこの謎の麺料理『板麺(バンメン)』を提供する、富士市【中華料理 順合の餃子】をご紹介します!🐈
アクセス・場所・駐車場
インド&アジアン料理の【スバビハ二】と同じ敷地とか、【パンの家小麦屋】の隣…と言ったら判る方もいらっしゃると思うがとりあえず恒例の場所説明から(笑)
県道414号線(富士富士宮線)厚原西信号交差点を南西に向かい下って行きます
途中『潤井川』を渡ったり、東名高速道路の高架橋下を通ったりしながら道なりに1.8㎞ほど進むと右手幹線沿いに店舗の看板が見えます
入り口・敷地は【スバビハ二】と共同になっていて、其々の建物に近い方へ停める様に駐車場がなんとな~く分かれています
建物裏手にも駐車場がありますので【順合の餃子】用だけでも12台以上は停められるんじゃ無いでしょうか?
広く停めやすい駐車場です
外観・店内
瓦屋根に白壁の平屋
北側にある入口へは数段の段差を上がっていきます
屋根付きのファサードにはパイプ椅子などが数多く用意されていて、週替わりの『板麺メニュー』や単品料理などが写真付きで紹介されています
黄色い房の付いた赤い提灯が中国ぽくって雰囲気ありますね😀!
しかし…
こんなに椅子がたくさん用意されているって事は…結構混むのか?
(;゚Д゚)ぐぬぬ…
店内
店内に入ると、ちょっと中国語なまり?のある日本語を話す女性スタッフの方が、お好きな席へどうぞ~と声をかけて下さいます
天井は抜きで梁が見えるタイプ
窓を多くとってあるので比較的明るい雰囲気
奥の方に子供用の椅子と、座敷っぽい入口が見え『宴会もできる』との案内もあったので座敷があるのかも知れません(未確認)
テーブル席とテーブル席の間に低い衝立兼のベンチ座席を用いた、飲食店ではよく見かけるタイプのテーブル席10卓ほどと、5席ほどの厨房へ向いたカウンター席もあります
『カウンター席』気になったのですが、今回は窓から富士山が見える北側の窓際席へ
あちらこちらに掲示物が貼ってあるので、きょろきょろしちゃいますね(笑)
翡翠麵を使用した『翡翠冷麺』、冷やし中華・冷やし坦々・冷やし韓国なるものもあり気になります
外食で食べる冷やし中華で美味しいものに当たった事が無いので、外食の冷やし中華はダヤンの中では御法度なんですが、ここのは旨そう~♪
火曜日は、餃子が半額っ!👀
金曜日はビールが安いらしい!👀
千べろセットや
2名からオーダー可能な飲み放題、
お得な割引クーポンアプリの案内など
が盛り込まれたメニューに目を通します
無料コーヒー
メニューをとっ散らかして(笑)2人でみていたら、女性スタッフの方がお冷のピッチャーを持って来て下さって
『あちらにコーヒーの無料コーナーがありますので、ご自由にお使いください』
との事で頂きに行って来ました♪
カウンターの前を通って奥
手前にアイスコーヒーが入ったジュースディスペンサーがあり、左手の座敷入り口?に近い場所にインスタントコーヒーを自分で煎れるようなタイプですが、HOTコーヒーの用意もされています
例えインスタントのコーヒーでも こってりした中華を食べた後、コーヒーを好きなタイミングで好きなだけ頂けるサービスは嬉しい✨
オーナーシェフは男性でスタッフの女性と中国語で会話をしていらっしゃいました
メニューの謎
最近オープンしたのにも関わらず、居抜きという要素を差し引いてもメニュー表などに長い経営の痕跡があり、よくよく見ると【中華料理 順合の餃子】はそのメニューの一部が(シールで旧店名を隠しうっすらと見えていますw)そのまま使われている!👀
このシールで隠されたメニュー元は【福苑(ふくえん)】という中華料理屋
調べると【福苑】は中国山東省出身で大連で腕を磨いたオーナーが、2012年頃から今年の3月まで長野県川中島で経営していた人気中華料理屋で、現在は閉業状態になっていて
閉業発表の際には多くのファンに惜しまれていたような記事を多くみかけ、人気のほどが伺える
更に『板麺』について調べてみると、やはり【福苑】がヒットする
(というか、福苑しかヒットしないw)
長野のここでしか食べられない絶大な人気を誇っていた『日本で最初の中華手打ち板麺』を提供していた【福苑】と、その名残のメニューを使用する【順合の餃子】
この【順合の餃子】と【福苑】の関係をお聴きする事を忘れてしまっていて
(もしかしたら福苑のオーナーのお店かも知れないし、暖簾分けした弟子かも知れないなどの可能性あり?)
【福苑】とオーナーが一緒です!と断言できないのがイタイのですが…その情報はまた後日明らかにする予定っ!続報を待て
メニュー
ネット情報、入口店内を問わず貼られている『板麺』の案内
【中華料理 順合の餃子】と言えども中華料理より餃子より、『板麺』を外して語る事はできないであろうアピール具合
お店の方に作り方を聴いてみました
板麺(ばんめん)とは
小麦と水だけで練って、イラストの様に包丁を使わず手延べした幅広麺
仕込んだ種は一回寝かせて捏ねて丸めてひと晩置き、オーダーが入ると延ばして茹で上げているのだとか
(; ・`д・´)
って事は、カウンターに座ったら見えるかも知れないって事?
見れるのなら、次回は見てみたいな~
もっちりした麺は幅も厚みもバラバラで、びらびらしていてスープが良く絡む♪
そして…1本がなが~ぁいっ!👀
もしかして丼の中、1本麺なのかと思い確認しようと箸で持ち上げてみるも…自重であえなくちぎれて落下(笑)
厚いところで3㎝以上ある『板麺』は到底『すする』なんて事はできないので、
よく噛んで食べると小麦の風味がして普通のラーメンの様に『延びにくい』のも特徴です
形状や作り方を見ると『ビャンビャン麺』ってのに似てるのかなぁ?🧐
スープは『醤油』か『辛いの(多分麻辣)』から選び、『辛いの』を選択すると『ちょい辛』『中辛』『大辛』の3択が控えています
今回は『麻辣』の『ちょい辛』を選択しましたが、個人的には丁度いい辛さでした(もう一段行けそう?)
『醤油』を選択して、卓上にある『ラー油』を自分好みで味変して食べるのもお勧めなんだとか
スープは豚骨ベースと何かで読みましたが、『麻辣のスープ』は牛骨テイルのような、ベトナムのフォーのスープに似たさっぱりとした旨味を感じました
八角の香りも結構します
入り口に『週替わり板麺』として麻婆板麺が出ていましたが
手羽先・鶏肉・野菜味噌・角煮・坦々・チャーシュー・鶏肉の四川風・牛筋などのバリエーションがあり
なんと!
大盛無料!小ライス無料!で780円~880円!
定食もこのボリュームで700円とぶっ壊れ価格(笑)
麺とご飯のセットは880円
ご飯類も7種ほどがあり
1品料理は880円
小皿料理は480円とありますが
『小皿の概念』がコメダ並みに一般と違うので、オーダーの際には要注意です!
今回は『牛筋板麺』『黒炒飯』『焼き餃子』『ニラレバー炒め(小皿)』をダンニャとシェアで頂いてみました
(=゚ω゚)ノ
牛筋板麺(880円)
ほろほろによく煮込まれた牛筋と、青菜が載った板麺
結構味濃い目なので、小ライスを貰ってスープをかけて〆に食べると美味しそうでしたが、山東省の料理は塩辛いのが特徴なので辛さが無いと味が単調で後半飽きてしまいそう
麻辣にするかラー油で味変して食べる事をお勧めします
癖になる味で、他の種類の『板麺』食べてみたくなりました
黒炒飯(770円)スープ付き
チャーシュー切り落としやハム?人参、玉ねぎ、卵などの具材がたっぷり入った黒炒飯
結構な量になります(笑)
とろみがついた卵とわかめの中華スープが付いて来ますが、メインの味が個性的なのでちょっと薄ぼんやり気味
黒炒飯というと老抽と呼ばれる中国の溜り醤油を用いて味付けされるのが一般的で仄かに苦みがある事があります
【順合の餃子】の黒炒飯はそこへ行くと…今まで食べた事のある黒炒飯の中では『甘さが強い!』👀
旨味の中に甘辛さがあって、インドネシア版チャーハンのナシゴレンをちょっと彷彿とさせる黒炒飯
そういえば『牛筋板麺』もちょっとアジア感が風味にあったから、もしかしたら【順合の餃子】の料理はベトナム料理とかそっち形の料理が好きな人にド・ストライクかも知れないなぁ
ダンニャは次回は『順合炒飯』を食べてみたいと言っていましたが、どうやら干しエビの風味らしいので…うちは(ダンニャは)食べられそうにありません
焼き餃子5個(418円)
底をパリッ!としっかりと焼き上げた餃子は、野菜とお肉が2:1くらいの割合の餡が入った肉汁たっぷりのぷっくりとした形の餃子
ニラレバ炒め(小皿)480円
レバニラ炒めとニラレバ炒めの違いは?
なんてトリビアが昔あったけれど、どちらも同じ料理
強いていうのなら本来は『ニラレバ炒め』が正しいのだとか?
そんなうんちくはどうでもいいのですが
【順合の餃子】の小皿料理が思っているより『小皿』ではない事は、頭の片隅に置いておいて欲しいと思う(笑)
とろみを纏った大小様々な大きさのレバーは味が濃く、アルコールのつまみに最高かも!
熱々のうちに食べた方が絶対美味しいですよね
食後のアイスコーヒーを頂きながら、次は何を食べようかとダンニャと画策
ダンニャは『麻婆板麺』を、ダヤンは『翡翠冷麺』を狙っています
ヾ(=゚・゚=)ノニャン♪
お店のデーター
【中華料理 順合の餃子】
静岡県富士市長通28‐1
電話:0545‐65‐2188
営業時間)
11:00~14:30
17:00~23:00
※LO|30分前
定休日)月曜日(※祝日は営業)
駐車場)あり(※無料・店舗前後に併せて12台分ほど)
※【中華料理 順合の餃子】には現時点で公式HPはありません
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