目次
【富士宮市 アサギマダラ飛来】
▪『新着情報』▪|2023年10月7日PMアサギマダラの飛来2個体(マーカーなし)確認しました。フジバカマも2割咲きなのでこれから増えて行くと思われます!
最近耳にした方もいらっしゃるかと思いますが、『アサギマダラ』という名前の蝶々を知ってますか?
『アサギマダラ』は旅する蝶と言われ、日本全土から朝鮮半島・中国・台湾、ヒマラヤ山脈まで広く分布し標高の高い山地に多く生息すると言われており、九州以北で成虫(🦋)を見られるのは5月~10月くらいまで
春から夏にかけては本州の涼しい高原地帯を繁殖地とし、秋、適温の地を求め南方に移動を開始し九州や沖縄、海を渡って台湾にまで飛来していく
1980年代前半から始まったとされるマーキング調査により、1日に200㎞以上、直線距離で1500㎞の移動確認も確認され
2011年10月10日に和歌山県から放たれたマーキングされたアサギマダラが
83日後の12月31日に約2500㎞離れた香港で捕獲されており、これは世界での記録上でも第2位の移動距離
まさしく海を渡り旅をする蝶ですが、その生態の詳しいことはまだ解明されていないことが多いのだそうです
そんな『アサギマダラ』が、富士宮市柚野地区に飛来していると聞き情報からすでに1週間以上経過していたのですが、遭遇できるかできないか分からない中その『旅人』に合うべく行ってみることにしました🐈
『アサギマダラ』の特徴
『アサギマダラ』はタテハチヨウ科マダラチヨウ亜科に属し、前羽が4~6㎝ほどの大きさで羽を広げた状態では10㎝程にもなる大型の蝶
ステンドグラスの様な黒い枠取りに透けるような薄い浅葱色(あさぎいろ)のまだら模様の羽を持ち、胸にも特徴あるまだら模様がありこれが名前の由来となっているそうです
あまり人を恐れない可愛らしく美しい蝶ですね
少し前に盛り上がっていた漫画(アニメ)の中の登場人物の一人がこの『アサギマダラ』になぞらえたキャラクターになっており、そちらからの人気も高いようです(笑)
柚野地区のバタフライガーデン
今回ダヤンが訪れたのは、富士宮市の北西地区『柚野』
9月中頃にヒガンバナの群生地として紹介した【興徳寺】の記事の中に『バタフライガーデン』に関して軽く触れていますので、アクセスや駐車場情報などはこちらの記事を参考にしてみてください↓
9月には咲いていなかった、
アサギマダラの繁殖には欠かせない『フジバカマ』が満開となっていました
【興徳寺】入口には新たに『バタフライガーデン』の案内標識や
NPO法人YUNOどんぐりの会が建てた『ガイドマップ図』もありました
またトイレについてですが、ガイド図によると第一駐車場の上の方にあるようですが…ちょっとわからず、ダヤンは少し離れた公衆トイレを使わせていただきました
地区の方が綺麗に清掃してくださっているトイレですので、利用者側も感謝の気持ちとマナーを持って利用するようにしたいものです
訪問上の注意点
訪問時には、NPO法人の方やガーデンを創るにあたって尽力された方々が案内にあたり
入口には注意事項も書かれていましたので、一読して失礼の無いよう、近隣住民の方々に迷惑が掛からないよう、他の方とトラブルにならないよう
何より、遠くから飛んできた(これから飛んでいく)『アサギマダラ』に余計なストレスがかからないように注意しながらこの美しい姿を鑑賞させて頂きましょう
30分ほどの滞在予定でおりましたが、気が付いたら持ってきたお弁当を食べるのも忘れ1時間もずっと『アサギマダラ』に見惚れていました
初めてダヤンが『だんご』より『花』を優先した記念すべき事象かも知れません(笑)
とても素晴らしく心洗われる場所です
もし、このブログを読まれて『バタフライガーデン』へ行かれた方がいらっしゃいましたら
コメント欄にて『いつ頃いかれたのか』『見ることができたのか、できなかったのか』教えて頂けたら幸いです
ヾ(=゚・゚=)ノニャン♪
データー
【バタフライガーデン】
静岡県富士宮市下柚野431(興徳寺境内)
最近のコメント