山葵うなぎ辻むら|伊豆修善寺に5月23日オープン!浜名湖産うなぎを わさびが合う地焼きで提供

伊豆修善寺の新しい名物!?【山葵うなぎ辻むら】で頂く、うな重情報!ダヤンテールblog

 天城山中石畳のわさび田で4日間泥抜きしたあっさりとした脂と香ばしい皮が特徴のワサビで頂く蒸し無し地焼きのかば焼きと白焼き!観光地価格では無く比較的安価な古民家リノベーション隠れ鰻店

伊豆市修善寺

『独鈷の湯』東横にある虎渓橋から南の山林端へ、徒歩1分の場所にある『泊まれる廃墟』いっかくに

浜名湖産の2024年新ブランドうなぎ『でしこ』(※伝統・進化・幸福の頭文字をとって命名)の『かば(うな)重』『白焼き』提供する専門店【山葵(わさび)うなぎ辻むら】が、5月23日オープンしました!

古民家リノベーション隠れ家的、うなぎ専門店です

伊豆修善寺の新しい名物!?【山葵うなぎ辻むら】で頂く、うな重情報!ダヤンテールblog

桂川より山より、『指月殿』の東側の場所にある【泊まれる廃墟ぐんじょう】のいっかく

『山葵(わさび)うなぎ』の名称は、うなぎを磨く時に欠かせない『泥抜き』の工程を伊豆天城の清らかなワサビ田の石畳で4日間養生させ、そのワサビ田の山葵をうな重や白焼きと一緒に食すところから付けられたもの

地元で創業55年アマゴ養殖・ワサビ栽培などを営む『下山養魚場』が、長年交流があった浜松市の川魚問屋から『でしこ』を仕入れ、近隣旅館からの『地元の鰻を店で提供したい』という要望に応え今回の『山葵うなぎ』のプロジェクトが完成した

因みに伊豆の評判飲食店【あまご茶屋】も下山養魚店が運営していて、そちらの『あまごの蒲焼重』も人気メニューだそうなので、【山葵うなぎ辻むら】のうな重への期待が一層高まる

現在『予約は不可』と言う事でしたので、うなぎ大好きダヤン
直接行ってみました

 メニュー

メニューは非常にシンプルです

『でしこ』1尾分を使用した『うな重』と、『半身の2分の1うな重』

白焼きの1尾分、半身の白焼き

うなぎのメニューは以上です

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シンプルなメニュー

因みに、うな重にはもちろん器に白飯が敷き詰められていますが

『白焼き』に関しては、うなぎと薬味のみの値段になっています

『白焼き』でご飯を頼むときには別口で220円追加になりますが、おそらく白焼きは『つまみ』感覚で食す方が多いかと思います

アルコールには瓶ビールと、あらばしり冷酒を揃えています

あらばしりは、伊豆の清らかな水と現地米で作られた地酒です

お話を伺ってみるとシンプルなメニューながら、食材には地元伊豆産のものを多く取り入れていました

 うな重1尾(ビ)3980円・2分の1尾(ビ)2210円

ダンニャが『1尾』、ダヤンは『白焼き』を食べてみたかったので『2分の1重』にしました

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『うな重』左上が1尾(ビ)分、左下が2分の1尾(ビ)分

三島のうなぎ有名店では1尾うな重5500円と聴いているので、観光地『修善寺』にあってこの価格は悪く無いんじゃないかと思います

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うな重には香の物、肝吸いと、大量の擦り下ろし生わさびが付いて来ます

カラフルな香の物と肝吸い、それと…大量の『擦りおろし山葵』が付いて来ます

山葵は瑞々しく薫りふくよかで、甘さが先に来て後からツーンと来る辛さが特徴

たっぷり載せて頂きます

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香り豊かで甘ささえ感じる本わさびは、鰻にマッチ

肝吸いは1尾分で無く分割され味付けが甘口で醤油風味が強かったのですが、地元の肉厚原木シイタケも椀種に使われていて良い出汁が出ています

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鰻の肝の他に修善寺の原木シイタケが椀種に使用されている

肝心の『うなぎ』は、新ブランド『でしこ』が元々肉厚で身が柔らかい為、蒸しを入れずに関西風の地焼きで仕上げているとのこと
(4日間の清水の磨きは、でしこの身が細らない限界期間だそうです)

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凝縮された旨味が特徴

蒸し工程を入れずに焼きあげると、どうしても身は縮まり関東風のあのふわふわでとろける様なジューシー感はなくなりますが、その分旨味が凝縮され脂も濃くなり、何と言っても『皮』がパリッと焼きあげられ得も言われぬ芳香が鼻腔を駆け抜けます

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蒸しの工程を入れない関西風の焼き上げ

地焼きの宿命なのですが、小骨は少し気になりました

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地焼きの宿命の小骨

大きさは、半身でもお重1つ最後までうな重を楽しめる充分な大きさがあります!半身でも充分な大きさ

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半身でも充分な大きさ

タレはさらさらしたテクスチャーでたっぷり使用されていて、適度な濃い味で白飯の方にもかけられていました

白飯は少しもっちりとしていたが、『山葵うなぎ』と非常に相性が良かった

テーブルには山椒も用意されているので、そちらを使ってみても可

  白焼き2分の1尾(ビ)2050円

ダヤンのプロフを見て下さっている方は知っていると思うが、私のグルメ探索は神奈川のうなぎ亭友栄から始まっていて、人生初の『うなぎの白焼き』をここで頂いたのだが…

うな重が旨すぎて、白焼きはちょっと…となってしまった

あれから『白焼き』は口にした事がないのだが、わさび田の清水で磨いた『でしこ山葵うなぎ』の白焼きの味がどうしても気になって頂いてみた

『白焼き』は戸田の塩と、天城のわさびで頂く

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白焼き半身

どこまでも『地元食材』で通しているのが非常に好感を持った

臭みは全くなく、身は柔らかく食べやすい…が、あっさりしていて『うなぎ』感が薄く白身魚の焼き魚感が強く ご飯付けずにこの値段を出すなら私的には食べ応えがある『2分の1うな重(2210円)』一択かな~

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白焼きとおろしたて生山葵は相性抜群!だけど、ご飯と一緒に(おかず)となるとつまらないかな?

(結局は食い意地がはっているw)

『あしたも食べたいうなぎ』を目指しているそうで、毎日食べたらきっと破産してしまうだろうけれど、濃厚ながらもさっぱりとした『でしこ×山葵うなぎ』は、飽きが来ず最後までペロリと食べてしまえる味でした

 アクセス・場所

伊豆の小京都とも言われ、東京から電車で2時間ほどの中伊豆観光地『修善寺』

桂川にかかる新緑に映える朱塗りの橋や、人力車

『竹林の小径』や足湯や『独鈷の湯』に日帰り温泉とレトロな街並み

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修善寺散策といえば『竹林の小径』

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桂川中州にある独鈷の湯(手前)と、饅頭総本山(奥の2階建物)その奥右手は『修禅寺』の階段

丸まる1個の真っ黒い名物饅頭を試食で提供してくれる饅頭総本山など、海外の方や遠方の方でなくとも楽しめる伊豆修善寺

車なら国道136号線を修善寺ICで降りて、県道18号線修善寺戸田線を西へ向かって行きます

道が狭く、途中『修禅寺』の手前あたりは『一方通行』になっている箇所があるので注意してください

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利用した駐車場で頂いた散策マップ

有料駐車場は、近場・少し遠方、広い・コンパクトなどありますが周辺に4~5か所

料金は1日500円ほどで点在しています

ダヤン家は修禅寺の手前『渡月橋』を渡ってすぐ左手にある駐車場を利用する事が多いのですが、周辺散策を楽しむ気持ちでいけばどの駐車場へ停めても良いかと思います

 歩いて目的地に

山側の散策路を歩いて『指月殿』の方へ向かいます
(クラフトギャラリー三洲園と山口遊技場の間の道を登って行くと『指月殿』に着きます)

途中の路地を左折すると左手に【泊まれる廃墟 ぐんじょう】があり、そこの1階に【山葵うなぎ辻むら】があります

Googleカーも【泊まれる廃墟】までは上がって来ていないので、上記のストリートビューで案内はきれてしまうと思いますが、すぐに分かるかと思います

 外観・店内

【泊まれる廃墟】って名前の宿泊施設も斬新なのですが、行ってみると本当にイイ意味廃墟でした!(笑)
逆手の発想ですね

元々は築100年の指月壮という旅館の建物で、中庭をコの字型に結ぶ建物群が建っていて、所々改修がなされ『ウルトラマリンブルー』でカラーリングされ、新しいお店もちらほらと!

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泊まれる廃墟ぐんじょうの中庭

背景は新緑の森

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裏手は森

怪しい感じとレトロな雰囲気で、不思議な情景が広がっています

そこの1画に【山葵うなぎ辻むら】は店を構えています

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不思議な雰囲気が魅力

オープンして間もないと言う事もあってか、たまたま来た…というより【辻むら】を知って、目指して来ている方が殆んど!

予約不可ということで、オープン事前の噂で激混みか 隠れ家的に全く混んでいないかのどちらかと思っていましたが、平日開店前にうちを含め3組

その後にもちらほらと来店者が訪れていました

喧騒から外れ、温故知新が混在するダヤンは好きな感じの店でした

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暖簾がかかっている場所が入口

裏に山を抱えているので、夏場は防虫対策をされて来るのが良いかと思います

 店内

暖簾がかけられた引き戸をくぐると、正面にオープンキッチンの厨房があります

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基本は2人掛けテーブル


厨房の背後が、掃き出し窓になっているので明るく、天井を抜いてあるので高さがあり外観で想像していたより開放的な感じです

席に向かう正面が焼き場になっていて、焼き上げの作業をみる事ができます

捌かれた『でしこ』は本網串形状カットで、上下の挟み焼網で焼かれていました

煙は屋外に排気していて、店内はクリーン

手前のホールは2人がけテーブルが5卓

ワサビ色の壁を『うなぎの頭』形状にくり抜いた通路が面白い、隣のホールは10人で使用できる長テーブルをセットしてあります

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わさびカラーの壁を鰻の頭型にくり抜いた通路

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面白い仕掛けですね

『修善寺』で地元食材を色濃く使ったうなぎ専門店

国産ウナギ使用のうな重が、観光地でこの価格でこの価格で頂けるのは嬉しい

新たな名物料理が気になる方は、話題になって混雑する前に要チェックです!

 ヾ(=゚・゚=)ノニャン♪  

 お店のデーター

【山葵うなぎ辻むら】

静岡県伊豆市修善寺983(泊まれる廃墟ぐんじょう1F)

電  話|0558‐79‐3577

営業時間|11:00~18:30

定  休  日|水曜日

駐  車  場|近隣の有料駐車場利用(サービス券なし)

※席予約は現在承っていません

詳しくは公式HP【下山あまご倶楽部】または、インスタグラムをチェック🔍

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