目次
【山梨県 下部温泉郷 下部ホテル日帰り温泉とボロネーゼランチ】
中部横断自動車道の山梨⇔静岡間が2021年8月29日に全線開通し、下部温泉郷がますます近くなった㊗
それに先立って、東京都内で人気のある本格ボロネーゼ専門店メーカー【BIGOLI(ビゴリ)】と考案された、下部温泉の温泉水で茹で上げた極上パスタを使った『下部温泉ボロネーゼ』が、2021年7月3日から下部ホテルのリニューアルされたレストランで提供されることになったという情報を入手し、行く気満々でいたのだが
https://twitter.com/shimobehotel414/status/1430709185071652869?t=k4GWvAtLmOALg1uSWtG14Q&s=09
20年1月から始まったレイの感染症拡大による行動自粛で行く機会を完全に逃してしまっていた…
そんな状況下で今年4月28日、JR身延線『下部温泉駅』近くに【しもべの湯】がオープンしたという情報を入手し、混乱する😥

今回は、雨天でも快適!日帰り露天風呂とボロネーゼランチ【下部ホテル】へ向かってみた…の話!🐈
自動車・電車の便利なアクセス
中部横断自動車道の静岡県⇔山梨県区間(中央道双葉JCT・新東名新清水JCT間)全線開通により、自動車交通の便がグンッ!と良くなった下部温泉郷ですが
【下部ホテル】はJR身延線駅『下部温泉駅』から徒歩1分!
電車での来館も便利で良いですよね♪
因みにJR富士・富士宮駅からだと乗り換えなし片道1時間31分~1時間8分(片道990円・770円)で行ける上 予約も要らないので、ちょっとした小旅行気分で行けちゃうのも魅力です✨
参照※JR身延線時刻表
【下部ホテル】温泉と【しもべの湯】は目と鼻の先だが全然違う施設
さて今回、数年越しの計画を早急に進め来館したきっかけである、4月28日オープンしたという『しもべの湯』と【下部温泉ホテル(下部ホテル)】は、結果から言うと全然別物で
『しもべの湯』は温泉×フィットネス×食の健康ランドみたいな立ち位置の、山梨や長野に展開するドラッグストアサンロードの関連施設

落ち着いてよくよく見れば【下部ホテル】ではない事は一目瞭然なのだが、別館か改装かと勘違いしてしまった
国道300号→本栖みち(県道9号線)から

県道9号沿いから見える【下部ホテル】

ここを曲がる
常葉川にかかる橋を渡って湯之奥上之平線(県道415号線)を進行していくと

橋を渡って直進していくと…
静岡の海岸線でいちご狩りの客を誘致するがごとく、駐車場案内人が通行している車を誘導しているので…

『はい!こっち~』『はいはい』ってな感じで入ってしまったが…
思わず入っちゃったけど『しもべの湯』の駐車場だと車から降りて気付いた😓

おっ!?(; ・`д・´)
つられて入場しちゃったダヤン達もダヤン達なんだけど、すっごく紛らわしかった

つられて行ってしまわなければ、数メートル先右手に【下部ホテル】駐車場入り口がありました
【下部ホテル】駐車場入り口は『しもべの湯』入り口からもう数メートル、JR線路寄りに進んだ右手にありました💦
駐車場
【下部ホテル】の日帰り温泉客専用駐車場は、線路の手前のこの入口を入っていって案内表示に従って道なりに

踏切横にある駐車場入り口から進入していって道なりに(左寄り)

突き当りが開けていて100台ほどが駐車できる無料の駐車場となっています

この奥の突き当りが駐車場
土日祝でなければ、【下部ボロネーゼ】のみの利用客はホテルフロントを通らず、ここからレストランに直行する事もできるようです

駐車場へ行く道途中にあった【下部温泉ボロネーゼ】への専用入り口
外観・館内、日帰り温泉利用受付
【下部ホテル】は1万坪の庭園に囲まれた2種の源泉と12の湯めぐりが楽しめる老舗の湯宿で昭和4年に開業している

【下部ホテル】は庭園に囲まれた、格式と歴史がある老舗ホテル
一時期は療養所として使われていたこともあったが、昭和55年(1980年)に現在の地上8階建て客室数105室のホテルとして竣工
新渡戸稲造や後藤新平などの著名人も宿泊
石原裕次郎も足首骨折の際に湯治で1か月半もの期間を滞在
歴史的価値としても温泉の効能の湯宿としても一流の4つ星ホテルで、きらびやかな雰囲気は無いが凛として落ち着いた風情が漂う
持参した『温泉セット』を携え、いざフロントへ!(ちょっと緊張w)
館内へ
玄関を入って左手がロビーラウンジ、右手がフロントになっています

入り口入って右手にホテルのフロントがあり、ここで入浴料を支払う
何故か一目で『日帰り温泉客』と見抜かれ(笑)

と専制的に言われる
(; ・`д・´)バレてる…
まあ…荷物が明らか宿泊客のソレではないからねw
フロントで人数申告『大人1200円・小人600円』をして、タオルをレンタルしたい場合はその分の支払い『浴衣・バスタオル300円』をし、奥に進んで行くと『温泉施設の入り口(隠し湯の里 里楽)』があると教えて頂いたのですが
今回の到着時間が12時頃
日帰り入浴|11時~15時まで
下部温泉ボロネーゼ|11時30分~14時30分まで
でしたので、ボロネーゼを先に頂くことにしました
下部温泉ボロネーゼ
フロント→ロビーラウンジ『リバーサイド』→水のラウンジ→突き当りを左折して通路を奥に進んで行くと、

通路を奥に奥に進んで行った突き当りに連絡通路のようなものがあり、離れの様に突出した場所に【下部温泉ボロネーゼ】があります
今回の目的のひとつでもある『下部温泉ボロネーゼ』に到着します
見取り図で見ると通路で繋がった離れの様になっているここは、元中華レストラン・居酒屋『松林』というレストランがあった場所
そこのレストランをリニューアルオープンさせるに伴い
・下部温泉郷の他の飲食店が提供していない特色あるもの
・飲み湯番付け東の横綱に選ばれた程の温泉を活かした料理
この2つから行き着いたのが、都内で人気のある本格ボロネーゼ専門BIGOLI(ビゴリ)の商品なのだそうです
店内
店内は広く、一面をガラス窓に囲まれている為とってもリラックスできる雰囲気♪

店内
一段上がった場所に畳の小上がり席もありました
メニュー
メニューはビゴリ(太麺)と呼ばれるイタリア北部ベネツィア名産の高級生パスタを使用し、イタリアボローニャの伝統的なレシピに則り作ったBIGOLIのソースを絡めたボロネーゼと醍醐山カレーがメインのシンプルなメニュー
大きさが『S(180g)・M(360g)・L(540g)の3種』あり
・富士山の冠雪の様に頂上部分に熟成チーズを糸状に削り落とし盛り付けた『富士山ボロネーゼ』
・パスタがチーズで覆われて見えなくなるほどの『樹海チーズボロネーゼ』
・チーズが苦手な人でも食べられる、下部温泉にほど近い場所にある山の名からとったチーズの無い『毛無山(けなしやま)ボロネーゼ』
このネーミングセンス、すごく好き(笑)
麺の量・チーズの量が選べるのは良いですね♪
また、+100円でタリアテッテレ(平麺)に変更も可能です
新しいメニューとして
ボロネーゼソースに自家製濃厚トマトソースを合わせた『トマト&トマト』
ミニサラダが付いた醍醐山カレーなどがありますが、メニュー数は多くはありません
スープバーが無料になっていて、中央台には激辛オイル(ラー油?)が置いてある

中央台にスープと激辛オイルが置いてある
ので味に変化をつけたい時には是非!
富士山チーズボロネーゼ(S)と富士山とまと(S)※平麺変更
ダヤンは『富士山チーズボロネーゼ(S)』

『富士山ボロネーゼ(S)』
ダンニャは『富士山とまと(S)』をオーダー

富士山トマト(S)
限定20食と書いてあったサラダもまだあったので1つ

サラダはシェアして1つ
隣のテーブル席の方が『樹海』をオーダーされていて提供されたものをチラ見したら、本当に白い物体(チーズ)が皿一面に盛られていて驚愕しました!👀
温泉水で湯掻いたという生パスタは太麺ですっごい弾力でもっちもっちしています
平麺のタリアテッレはどちらかというと、しこしことした歯応え

タリアテッレはしこしことした歯応え
『ソース』としてイメージする様な水分はほぼ皆無で、日本でよく口にするような酸っぱかったりちょっと甘かったりするようなアメリカナイズされたミートソースに近いタイプのものでは無く、低糖質でお肉が結構主張してくるチョップ牛肉を煮込んだ赤ワインの味と香りが大人な雰囲気
フォークも専用フォークで、両側が外に少しだけ開いたパスタをより絡めとりやすい様な形状になっています

フォークの形状もちょっと変わっていました
ちょっと食べた事が余りない様な『料理』
(敢えて、パスタと書かずに『料理』と書いた意味は実際食べてみて頂くと分かると思います)
後半は糸のような形状の削りチーズが溶けて麺に絡んでくるので、かき混ぜて食べ始めること推奨
1時間半ほど前にブランチを頂いたばかりでしたので、2人とも『S』オーダーで途中『辛オイル』をちょっとつけたりして完食
無料スープが付くから、飲み物要らないかな~と思ってオーダーしなかったのですが、グラスワインの取り扱いがあったので赤ワインお願いすればもっと美味しく食べられた!
(…と、後で思うw)

赤ワインがとても合いそうでした
日帰り温泉
さて、満腹になったのでもう一つの目的『日帰り温泉』へ向かいます
入り口は先ほどボロネーゼへ向かう際に通り過ぎた『水のラウンジ』の前あたりに入口を構える『隠し湯の里 里楽』

『日帰り温泉』入り口
武田信玄の隠し湯と呼ばれ打撲・外傷性の後療に効果があり古くから湯治場として有名で多くの著名人も訪れる温泉
突当りは有料の『ボディーケアルーム』で左入口が男性用『松ぼっくりの湯』、右入口が女性専用『ほたるの湯』になっていて、宿泊者は時間入れ替わりでどちらの湯にも入れる仕様になっているそうです
靴をげた箱に入れ…

この先は撮影禁止!📷
ここからは写真撮影が禁止で、HPの写真は出典して下さるとの事でしたので頂いた画像と『文字だけ』で頑張ってお伝えします😂
貴重品ロッカーと脱衣所
脱衣所は仕切られた棚に籠が置いてあるだけの扉も鍵もないタイプ
貴重品ロッカーは手首に鍵付きのバンドをするタイプで、お金はいりませんが厚さ奥行きとも狭く、そんなに大きな貴重品を温泉に持って来る方もいないとは思いますが、大き目のポーチやバックはそのまま入らないので、財布とスマホを裸で入れる感じになります
パウダールーム
ドレッサー周りにはドライヤーと綿棒があるくらいで、シャワーキャップやくし・化粧水の類は置いてありません
(女性専用?)浴室への入り口付近にシャンプーバイキングが設置(11種類ほど)(※色々なメーカーの各シャンプーやコンディショナーがペアになって、小さな籠に入っていて浴室に持ち込んで使用できます。使用後は元の位置に返却します)されています
浴室の洗い場にも【下部ホテル】のシャンプー・リンス・クレンジングが置いてあるので、シャンプーバイキングを持ち込まなくても良いのですが、折角なのでダヤンは『POLAの木の花姫』をチョイスして使いましたが、仄かに桜の香りがして指通りも良く気分が上がりました😀✨
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他のシャンプーも試してみたい♪
浴室
浴室の引き戸を開け中に入ると…
壁面一杯に描かれた十二単を纏った女性の姿が視界に飛び込んできます
壁面の前には浴槽が2つ
1つは
・下部ホテル硫黄泉(アルカリ性単純硫黄泉)36℃のジャグジー付きぬる湯

壱の湯と呼ばれる下部ホテルオリジナル泉の36℃のとろりとしたぬる湯(※女性風呂『ほたるの湯』・公式HP出典)
・下部温泉共同泉の風呂(アルカリ性単純温泉)

弐の湯と呼ばれる共同泉、さらりとしています(※女性風呂『ほたるの湯』・公式HP出典)
ぬる湯が気持ちよすぎて、共同泉の方は若干熱く感じましたが屋内では2つの源泉の湯が楽しめます
洗い場は屋内に2か所設けられていましたが、珍しいことに露天の方にも洗い場が設けてあり全部で3か所ありました
凄い勢いで温泉が湧き出し段差を設けた小さな川の様になっている上の橋を通り屋外(露天)に出ます
露天と言っても通路・お風呂とも壁の無い柱と屋根でカバーしてあるので、雨天でも問題なく全てのお風呂が使えそうです
屋外の通路は、よく脱衣所の床で使われている様な撥水性のある『藤風』のクッションフロアになっているので見た目も綺麗ですし

(※イメージ)
湯船から湯船の移動も足が冷たかったり、滑って転びそうになったりすることが無く快適!😀
露天の出入口にある一見『岩風呂』は水風呂で下部の天然水で満たされています

岩露天の水風呂、ピリピリとした刺激のある水風呂でサウナ質の前にありました(※女性風呂『ほたるの湯』・公式HP出典)
反対側にはサウナルームがあります
通路は坪庭を挟んで左右に分かれていて、左手には陶器の風呂が2つ

1人でゆったり入る陶器の湯が2つ(※女性風呂『ほたるの湯』・公式HP出典)
その奥に岩風呂が設えてあり つるつるした城壁の石垣の様に組まれた石の間に身体を固定して少し上を向くと木々の緑からの木漏れ日がちらちらと見えとっても癒されます

城をイメージして作られた岩風呂(※女性風呂『ほたるの湯』公式HP出典)
露天にかかっている高さのある屋根の剝き出しの太い梁も『城』をイメージして作られているのだそうです
通路の反対側は大きなヒノキの湯は小さな滝や山野草花が咲く小さな庭園を臨みながら入浴を楽しめます

坪庭を眺めながら入る檜露天(※女性風呂『ほたるの湯』・公式HP出典)
こちらも良い感じで年季が入っていて…だけど清潔で浅めで広く、気持ちのいいお風呂でした
流行の『寝湯』『打たせ湯』などの変わり湯はありませんでしたが、ほんのり白濁した少しとろみがある湯質と品のいい趣でこれは絶対に再訪ありだと思いました😌♪
男性風呂の『松ぼっくりの湯』はダヤンは入っていないので判らないのですが、ダンニャも『今まで行った温泉の中でも3本の指に入るっ!』と大層気に入っていました
女性風呂とはまたちょっと違った趣があるようです

男性風呂の『松ぼっくりの湯』※公式HPより抜粋
さて、ダンニャと1時間後に待ち合わせに使った目の前にある『水のラウンジ』

風呂上がりの待ち合わせに使った『水のラウンジ』

ここは『日帰り入浴利用者』も無料で使えるお休みどころで、テラスにある足湯も利用できます

『日帰り温泉利用』でも無料で利用できる足湯(※公式HP出典)

目の前には立派な錦鯉が悠然と泳いでいる池があり、リッチな雰囲気が味わえ とても日帰りでちょこちょこっと来てみた感じではないような充実した時間を過ごすことができました✨
ボロネーゼを先に利用し受付でレシート出すと、日帰り温泉料金が200円引きや足湯が無料になる特典がある…と書かれた記事をネットで何件か目にしましたが、確認したところ
・下部ボロネーゼがオープン後暫くの間行っていた特典で現在は割引サービスは終了している
・足湯は『日帰り温泉』利用者は無料で使える
との事でした
雨の日で予定が入っていない日(晴れてても勿論いいんですが)どこも行くとこないなぁ~…と思ったら【下部ホテル】の日帰り温泉
ありだと思います!
ちょっとお値段は大衆浴場的な温泉よりは値がはりますが、その分ゆったりと過ごせると思いますよ
ヾ(=゚・゚=)ノニャン♪
施設のデーター
【山梨県下部温泉郷 下部ホテル】
山梨県南巨摩郡身延町上之平1900
電話:0556-36-0311
日帰り温泉営業時間)11:00~15:00※混雑時は14時クローズ
下部温泉ボロネーゼ営業時間)11:30~14:30
定休日)日帰り温泉・ボロネーゼ共に火曜日定休
※定休日が祝日などの場合この限りではない
駐車場)あり(※無料100台・宿泊者とは別)
詳しくは公式HP【下部ホテル】 にてチェック⇐
【下部ホテル】日帰り温泉施設に関してはこちら←
【下部温泉ボロネーゼ】に関してはこちら←
レポ、お疲れさまです。
下部ホテルの日帰り温泉も良いですが、すこし奥に入った温泉街にある古い宿泊施設の「ぬる湯」の方が本物で、私は一時間以上、つかっていられます(笑)
是非次の機会には足をのばしてください。
ボロネーゼは年配の方々には好みが分かれ、不評でした若い人向きかも。
足湯のサービス、お風呂上がりに一杯飲む方には嬉しいですね。ただし冬は寒い夏は暑い今の時期なら最高です。
長々と失礼しました。
ころ様
コメントありがとうございます
確かにボロネーゼは好みが分かれますね
山梨にはいい温泉がたくさんあるので、少しづつ開拓したいと思います
が
写真を撮れないのが難点なんですよね
公式HPがあって写真を出典してくださる施設はブログ執筆上、助かります