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【繭玉茶寮(マユダマサリョウ)】
【繭玉茶寮】をひとことで説明するなら
『ポツンと一軒家』もしくは『秘境飯』と言う言葉がふさわしいかも知れない
『秘境飯』といっても、山奥の珍味とか ちょっと得体の知れない秘伝の(?)郷土料理とかをメニューとしているのではなく、目にも楽しい『創作和食懐石』や、ひと手間かけた『かき氷』など
そのメニューも魅力的♪
しかし、もっとも魅力的なのは『その建物自体』だったりするのだが….!
今日はどこ行く?何食べる?
こんにちは(*’ω’*)
ドコべるblogの管理人 ダヤンテールです
食品営業職時代は、静岡山梨での観光地催事出店・お寺の会食席セッティング・富士山5合目へ納品など、普通に生活して居たら知らなかった行けなかった様な場所や舞台裏を体験し知り得た、非常にインプット量が多く1番ハードな職業でもあったが、楽しい経験だった
今回ご紹介する【繭玉茶寮】も、実はこの食品営業職時代に知った『幻の大人の隠れ家的名店』なんです
♪(*’▽’)
【繭玉茶寮】とは
【繭玉茶寮】とは、7月~9月の3カ月間しか開店しない幻の茶寮
完全予約制の創作和食懐石【繭玉】の夏バージョンのお店といえます
【繭玉】に関しては
◆完全予約制で3カ月に1度。3カ月先までの予約を入れる事ができるがその予約可能日1日で3カ月分の予約が埋まってしまう…という都市伝説的に予約が難しいとされている(※聴いた噂です)
◆【繭玉茶寮】の3カ月と山道が凍る『冬季』はディナー営業無し…なので、『春と秋』のみ
などなど…他にも制約があって【繭玉】の利用はハードルが高い💦
【繭玉】に関して興味が在る方は、『2013年に利用した際の口コミ』を食べログに載せてありますので、宜しかったら参考にして下さい
その点【繭玉茶寮】では制約が少し緩~くなっていて利用し易いです
【繭玉茶寮】利用時に知っておきたい事
◆予約
【繭玉茶寮】は【繭玉】と違い、予約は要りません
ただ、席を確保しておきたい場合は『席のリザーブ』ができるので、電話で当日でも席予約可能
◆年齢制限
【繭玉】は小学生以下は不可ですが【繭玉茶寮】に関しては、『静かにしていられる』事を条件に年齢制限を設けていません
◆期間
毎年変わります
2019年は
7月3日~9月14日までの毎週水曜~土曜日
営業時間は11:30~16:00(LO|15:00)
◆メニュー内容
『茶寮』ですので、甘味・飲料類
ボリューム的には少し少な目ですがセンスのいい『軽食メニュー』があります
◆会計
事前会計です
お店に到着したら、入り口で写真付きのメニューを拝見
席に着く前に此方でオーダー、支払いとなります
メニュー一覧
お水・お茶は『セルフ』です
軽食メニュー
かき氷メニュー
【繭玉茶寮】では手間暇かけて仕込んだ『桃のかき氷』が人気ですが、今年は桃が遅かった為 今現在仕込み中で来週からはオーダー可能との事でした
桃のかき氷が目当ての場合は事前に確認された方が良いかもです
甘味・ドリンクメニュー
今回頂いたお料理
どれにしようか迷いましたが、一番【繭玉】らしい独創的なお料理をチョイス
豆にぎり膳
1600円(税込)
前菜5種・一口サイズ豆にぎり6種・お味噌汁・小鉢・香の物
ボリュームは、『別腹』を用意しなくてもデザートが入る余裕がある位(笑)
白飯の量だけで云えば、海苔巻き2本分の白飯
ただ、この色とりどりな食材を少しづつ使用した見目も綺麗な『お膳』は、食べるのが勿体無く無くなるほど可愛らしく美味しいデス♪
量がもう少し欲しい方は、『ローストビーフ丼』や『とろろ膳』などがあるので、そちらの方が良いかもしれませんね
繭玉謹製 甘露 梅紫蘇かき氷
800円(税込)
新鮮な赤シソと梅を其々蜜漬けにし、シロップにしてあります
たっぷりの赤しそシロップをかけられた氷の中には…
梅ゼリーで閉じ込めた『蜜漬けの梅』が丸々1個入っています♪
甘くて、酸っぱくって、酸っぱくって、甘くって…シロップが濃厚♪氷がきめ細やかで美味しい~♪
量的に大盛りですが、『氷』ですからね(笑)
ぺろっと1人で飽きずに食べ切ってしまいました
一緒に添えられて来た『伽羅ぶき』『昆布』『香の物』を温かいほうじ茶で頂いて〆にします
私的には、豆にぎり御膳とこのかき氷で丁度いい満腹感が得られた感じです
『はちみつ寒天』や『あんみつ』も気になっちゃうビジュアルですよね
外観
いくつか私のblog記事を読んで頂けている方は(あれ?)と思った方もいらっしゃるかも知れませんが、今回の【繭玉茶寮】さんで私が本当に紹介したいのは、お料理は勿論なのですがこの『外観』にあります
(ので、出し惜しみ?していつもより後ろに『外観』がきています)←
門
真っ赤な(といっても、長い年月で色あせて来ていますが…)たたみ3畳分はあろうかと思う大きな暖簾が来客をお出迎えです
長屋門と呼ばれる形式の、両側が納屋や小部屋になっている立派な門構えです
その門を抜けると…
外観
店舗の外観です!
『大人の隠れ家』にふさわしい、凛とした佇まいだと思いませんか?
野点(ノダテ)のような演出は、この期間限定喫茶【繭玉茶寮】バージョン限定
後ろ手に『山』を抱えた黒塗りのシックなこの建物は、『元養蚕業』を営んでいた古民家をリノベーションしたもの
店内では、その名残りを見る事ができます
内装
広い土間を靴を脱いで上がって、室内履きに変えます
上がり端には『いろり』の名残
上質な階段箪笥のオブジェ
古帯を使ったオブジェ
天井を見上げると、低く設えた太い梁と養蚕に使われていた中二階の様子が見えます
落ち着いた室内から見える、掃き出し窓のテラスからの優しい日差し…
ずっと居たくなる様なとても落ち着く素晴らしい場所です
(※但し、ネットは繋がりません)
行き方
【繭玉茶寮】への行き方ですが
『ポツンと一軒家』とか『秘境』とは言いましたが…車で行く事が可能です
というか、車でないと大変です(笑)
入り口は、以前紹介した【Cafeこばっちょ】と同じ国道469号線沿いにあるこの古木で造られた看板
ここから1.7km
こんな山道(全て舗装)
ひたすら、要所要所に建てられた看板に導かれて進んで行けば迷わずに着く事ができます
舗装はしてありますが、狭く、ガードレールが無い箇所が続きますので気を付けて行ってください
駐車場
駐車場は『門』の手前の道路付近に10台程停められるスペースがあります
【繭玉茶寮】のカフェ期間が終わる前に、何度か『今回食べられなかった甘味』を食べに行きたいな~♪
メモ
★2019年は7月3日~9月14日までの創作懐石【繭玉】の期間限定カフェ
★予約は要らないが席のリザーブは可能
★メニューは軽食と甘味
★元養蚕農家の古民家リノベーション
★ネット環境『0』
ヾ(=゚・゚=)ノニャン♪
お店のデーター
【繭玉茶寮】
静岡県富士宮市粟倉435
電話:0544-23-5981
2019年の営業期間)7月3日~9月14日
営業曜日)毎週水曜~土曜日のみ営業
営業時間)11:30~16:00(LO15:00)
駐車場)10台
※ネットはつながりません
※未就学児OK(但し『大人の隠れ家カフェ』なので静かにできるお子様に限り)
※席のリザーブ可能
詳しくはHP facebookにてチェック⇩
創作和食懐石【繭玉】HPはこちら※更新が2018年で止まってます⇩
いつも楽しく拝見しております。
繭玉・・・
喧噪な日々を忘れさせてくれる素敵なスペースですね。
が、ホントこんな道の先に?はたして食事処があるの??ってくらい
今の季節は霧が怖くてなかなか足が向きませんが(笑
今年は久しぶりにお天気の良い日に行ってみたいと思います。
>すみれ 様
いつも読んで頂いて、ありがとうございます☺️
繭玉さんの場所は、初めて行く時は不安でいっぱいになる場所ですよね
2度、3度になると(あれ?思ってたより近いな?こんな近かったけかな?)って感覚になりますが、気候や時間帯によってやはり、怖いですよね~
予約しなくても行けるので、今期は私もお天気みながら何回か行ってみたいと思ってます
(*´ 艸`)