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【とらや工房】
御殿場アウトレット近くにある、羊羹で有名な『とらや』が営む工房併設の和カフェ【とらや工房】
緑の多い閑静な別荘地の一角にひっそりとあり、竹林やビオトープを有する趣ある施設で、この どこ食べblogでも6番目の記事として2018年に書かせて頂いています
2007年に開店し、当初は広告媒体などを介さずに口コミのみで人気が広がったお店なのですが、問い合わせ等が多くなり2012年6月に公式ウェブサイトを立ち上げています
都心からのアクセスの良さや立地の良さもあり訪問客が爆発的に増え 開店時間かなり前に行っても既に待ち組みが何組もいらっしゃったり、オーダー時の混雑ぶりにも拍車がかかり
更には大人数で来店し大声で話したりはしゃぎ回ったりする利用者も目立ち始め、残念に思いつつも私 近年はお店から遠ざかっていましたが
今回は平日に訪問する機会があったので、久しぶりに【とらや工房】へ行って来ました🐈
※マスクの着用推奨
※一つのテーブルは4人まで
※店内へは4組まで・最小限人数にて
※列に並ぶ時のソーシャルディスタンス確保
※入り口や要点にアルコールスプレー設置
アクセス・駐車場
東名高速道路御殿場IC第2出口前、『石橋』交差点を右折
300m程先にある『湖水前』交差点を左折
そこから300m程直進右手に『とらや工房 東山旧岸邸 駐車場』が見えますのでそこへ駐車します(※無料)
混雑時には第2駐車場も付近にあるようです
『東山旧岸邸』は【とらや工房】敷地内の散策路奥の分岐から入る事の出来る有料見学施設で、昭和33年~35年に内閣総理大臣を務めた岸信介氏(安倍晋三元総理の祖父)の1969年に建てられた旧自邸
経路の一部と駐車場は共同になっていますが、【とらや工房】とは別の隣接した敷地となっています
【とらや工房】から車で5分程の場所に『御殿場プレミアムアウトレット』があり、繁忙期や時間帯によっては周辺道路にも渋滞の影響がでるので注意が必要です
施設案内
駐車場の道を渡って数メートルの南東付近に【とらや工房】への入り口があります
敷地が広くビオトープを中心とした、竹林・梅林・池等があり自然感覚の舗装されていない散策路箇所もあるので、夏場には『防虫スプレー』等の携行推奨で、足が悪い方等は駐車場から少し歩かねばならない事を念頭に置いておいた方が良いと思います
山門
昭和2年から、この地にある茅葺屋根の山門
周辺に自然が溢れ、高原の空気に包まれたような清々しく凛とした雰囲気が漂います
この雰囲気が【とらや工房】人気の理由のひとつでもあります
分岐が数か所ある散策路
奥に歩みを進めると、直ぐに散策路は分岐となっていますが何方を選んでも工房に着くようになっています
左手の小川沿いの散策路の方がより工房への近道
真っすぐに行くと再び分岐になっており、東屋や畑・梅林などを巡る事ができますが、順路的には帰路で大廻をしながら散策する事をお勧めします
工房・喫茶席建物
木立の中に溶け込む様に現れる特徴的なアーチを描いた建物
内藤廣氏の設計で、緩やかなアーチを描いた設計は庭の広がりを受け止め、喫茶室と販売所の間に作られた半外部空間は開放的で換気も充分ガラス張りの工房では職人さん達が和菓子作りに勤しむ姿を外から見学できます
お手洗い
トイレは、工房建物の端入り口付近とテラス席奥にある屋内の2か所です
利用方法
まず、店舗前についたら 自分で好きな席を確保するところから始まります
①販売所入り口に置いて在る『いろはがるたキューブ』から好きなものを1個取り出して、利用しようと思うテーブルへ置く
②販売所入口へ並ぶ
③販売所がオープンしたら、『4組まで』一度に入場可能
④並んでいる木箱の中から好きな和菓子をオーダー
⑤会計後に、懐紙に載せた甘味と煎れたての煎茶が載ったわっぱ盆を受け取る
⑥自分で席へ持って行き、使用後は自分で下げるセルフ
各詳細
①⇨喫茶室は、半屋外・その奥の室内・テラス席
・テラス席奥の屋内
とありますので、軽食や汁粉など時間がかかるものをオーダーの際には、使用エリアを聴かれます(※スタッフが持って行く為)
② ⇨イートインもテイクアウトも同じ列に並びます
③ ⇨なるべく利用者全員は入らず代表者が入り最少人数で入店。
⇨受け取りはひとりでは大変になるので、出口付近で受け取り待機を
④ ⇨予め入り口付近に貼り出されているメニューをみて決めておくことをお勧め
⇨煎茶は無償セットでは無く、イートイン利用時に1人に1杯(※300円)が課せられます
煎茶のお替りは自由(無料)ですので、湯呑を持って貰いに行きましょう
メニュー
御殿場の地場産や敷地内の畑で収穫した物などを積極的に使ったメニューになっており、通常甘味の他に季節限定甘味・数量限定で軽食も1種あり季節を感じる行く度に楽しいメニュー構成(季節が廻れば復活するメニューもあり)になっています
煎茶は工房の直ぐ近くにある地元『荒井園』のオリジナルブレンド茶
お通しの様な感覚で、イートインの場合ひとりにつき1杯(300円)ついてきます
軽食は11時半からの提供ですが、オープンと同時のオーダーは可能です
今日は甘味3つと、3月までの軽食メニュー『釜飯』をオーダーしました
甘味を先にまったりと頂いていているうちに、部屋の暖かさでうとうとし始めた頃、持って来て下さいました
☑どら焼き(白小倉)300円
どら焼きには『小倉餡』『白小倉餡』があり、今回は『白』をチョイス
『やまと』と呼ばれているとらやの焼き印が施されています
工房併設だと、温かい出来立てが~と期待したい所ですが…ちょっと冷たいですし、白い袋に入った個包装になっています💦
冷たいのは気温の関係もあるんでしょうかね?
粒感が残る白餡は、しっかりとした甘さを感じますがくどく無く…煎茶がより一層美味しく感じますね!✨
どら焼きは2020年7月から製法を少し変えているそうで、
以前の物より少し柔らかくふんわり感を出し
焼いたその日はふんわり、時間の経過と共にしっとり…とありますが、開店一番で頂いた『どら焼き』はどちらかというとしっかりめの生地でした
☑酒まんじゅう 330円
清酒と酒粕の薫りがふんわりと漂う白皮に包まれたお饅頭です
☑金柑もち(2月限定)330円
とらや工房製の金柑ジャム(静岡産金柑『こん太』)を白こしあんで包み、更に金柑の皮を練り込んだ求肥生地で包んだ3層仕立てのお餅
残念ながら2月末日までの限定品なので、来年また2月に発売される事を
☑釜飯(3月までの軽食)
ほくほくとした栗の甘露煮・3種のきのこ(しいたけ・しめじ・まいたけ)・人参・牛蒡のシンプルな釜飯
注文してから炊き上げるので20~30分待ちます
今回は10時の開店と共にオーダーし出来上がったらテーブルに持って来て下さいとお願いしたところ、11時少し前に提供して下さいました
【とらや工房】でランチをお考えなら、この方法が良いかと思います
きのこのすまし汁と生姜の佃煮も美味しかったです!
提供されてから少し蒸らしてから頂くと周りのオコゲも綺麗に頂けます
釜の中が乾かない様に、お茶碗に取り分けたら蓋を都度被せておくのが良いですよ♪
素朴な味わいと大ぶりの具材がとっても素敵な軽食で、この季節お勧めです
現在の混雑状況・注意点
今回は『平日』であった事、周辺道路混雑の原因のひとつでもある『御殿場プレミアムアウトレット』が定休日だったという事もあってか、数年前よりはずっと利用者が少なく静かで快適に過ごせました
ここ数年『とらや工房は行ってみたいけど激混み!』という事態になっていましたが、皮肉にもコロナ禍が影響しているのか、以前の静寂が少し戻って来た様な感じを受けました
比較的空いている曜日と時間
しかしGoogleローカルレビュアーの口コミをみると、週末の人気の時間帯『11時~15時』はやはり混雑している模様💦
かと言って、比較的空いていると言われている『水・木・金』の『10時~11時』は軽食メニュー時間外ですし、かといって閉店間際で空いている『16時~17時』ではどの程度のメニューが残っているか…
混雑状況だけみると『木曜日の16時~』が一番空いている様です
※因みに営業時間は10月~3月は10時~17時・4月~9月は10時~18時となっています
注意する事
ペットの同伴禁止・喫煙の禁止・二輪車の乗り入れ禁止はずっと以前から定められていましたが、コロナ禍に於いて熱が37.5度以上ある人・体調がすぐれない人の利用不可は勿論
以下のルールが新たに定められています⇩
その他
『混雑の要因』は人気店という事だけでは無く、
・イートインもテイクアウトも一緒に1列に並ぶ事
・『店内に入ってから商品を品定めしてオーダーして受け取って』という流れが時間が非常にかかる
オペレーションの問題もあるかと思いますが、やっぱり【とらや工房】は落ち着いた特別感があって良いですね♪
ちょっとだけ以前よりホスピタリティーが落ちていた様な(どことは言えませんが、全体的に何となく…)感じも受けましたが、それはコロナ対応の影響もあるかも知れません
これからも安らぎのある場を提供して頂けたらな~っと思います
ヾ(=゚・゚=)ノニャン♪
お店のデーター
【とらや工房】
静岡県静岡県御殿場市東山1022−1
電話:0550-81-2233
営業時間)
10月~3月|10時~17時
4月~9月|10時~18時
定休日)
火曜日
駐車場)
あり(※無料・30台程)
※軽食メニュー・甘味メニュー(1部)は季節で変わる
※釜飯は3月いっぱい提供予定
詳しくは公式HP【とらや工房】にてcheck!⇦
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