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【河口浅間大社周辺散策】
ここ数年、河口湖畔で理想の品質と価格で桃を提供してもらえる場所を見つけてから、期間中何回か購入しに出かけているのだが
2023年度の初買いの今回は、河口湖周辺の込み具合が異常だった(汗)
これが『戻って来た日常』というものなのか…!
満開のラベンダー最盛期を迎える『ハーブフェスティバル』が開催中と言う事も手伝ってか、『大石公園グランド』は半分以上をバス駐車場として確保してあり
自家用車は第七まで用意された臨時駐車場に回されていて、10時少し過ぎには駐車場難民でいたるところ大渋滞!
『レイクベイク』に至っては、開店から20分足らずの時間で出してあった商品棚が殆ど空になっていて、商品の補充に追われていた
次回来る時には花畑は9時開場、桃農家さんもその時間帯には到着しているとの事なので早めに来ようと、ランチもスイーツもとらずに(正確には店前で並んでいる列の長さにうんざりしてw)足早に『河口湖大石公園』から離れる事を決める
30分前に通って来た道(湖北ビューライン)は2㎞以上に及ぶ渋滞で、車が完全に停まっていた!😥
とにかくここを少し離れて落ち着きたかった
というわけで、今回の遠征ランチは『河口湖大石公園』から3㎞(車で6分)ほど北東に離れた【河口浅間神社】周辺徒歩1~3分圏内にあるカフェ【いなりと発酵カフェFUJI de 223(フジデニニサン)】【すぎのき】をご紹介します🐈
(※『河口湖ハーブフェスティバル2023』は明日17日まで開催予定。刈り取りが例年7月23日頃から行われるため異常な周辺渋滞はそのころでいったん終了なので混雑ピークは明日までか?)
河口浅間神社と駐車場
まず目指したのは『河口浅間神社』の駐車場
ダヤンの地元にある『富士山本宮浅間大社』は街の中心部に位置してる事もあり、無料の駐車場は周辺には無いのだが、『河口浅間神社』の駐車場は無料
正面(大駐車場)に20台ほど、鳥居の脇に参拝者用駐車場が25台ほどあるのですが
河口湖周辺から逃げて?到着した10時50分ごろには1~2台分の空きを残して大駐車場は満車状態でした
河口浅間神社(かわぐちあさまじんじゃ)について
全国1300社以上ある『浅間神社の総本山』である富士宮市の『富士山本宮浅間大社』は『浅間』の部分を(せんげん)と呼びますが、河口浅間神社に於いては『浅間』の部分を(あさま)と読むそうです
『浅間』と呼ばれる由来は、伊勢の朝熊社から・早朝富士宮の湧玉池の水面から霧が立ち上り『朝雲』と名付けたものが転じたと諸説あるそうですが
富士山の噴火を鎮める際に浅間大神(あさまのおおかみ・別称 木花之佐久夜売命)を祀ったことに由来しているので、(せんげん)ではなく(あさま)が元々の読みなのではないかと思う
世界遺産富士山の25の構成要素のひとつである【河口浅間神社】は
巨木が立ち並び、厳かな空気がながれる自然豊かな神社
神社入口付近に『母の白糸』という案内表示が建っていたので、神社の関係者の方に伺ったところ
との事で諦める
と言うか、いつかは行きたいと思っていたSNSで話題になった【天空の鳥居】はこの【河口浅間神社】の構成場のひとつだったのかっ!
(知らなかった)
富士山は恐ろしく美しい山で、人は遥か彼方より仰ぎ見る神の山で女人は富士山に登る事が許されず、富士山誕生にちなむ60年に1度の『御縁年』に麓で7日間の修行をした者だけが4合5勺の御座石浅間神社まで登る事ができたという
富士山から離れた小高い場所で人とは『逢拝』『修験』『登拝』と続き、この3行を有する唯一の神社が【河口浅間神社】で、【天空の鳥居】はその『逢拝』を行う場所
遥か昔は富士山を恐れ敬い遠くから拝んでいたのが、ルールの無い観光で富士山を蝕んでいき山肌に人間の爪痕を残し、『富士山がなんたるか』を知らない国内外の観光客が苦もせず山頂付近までバスで登りサンダル・短パンなどといういでたちで富士登頂に挑もうとする不敬と無謀ないでたちの報道を見るにつけやるせなくなります
富士登山はちゃんと学習しそれなりの経験を積んだ一部の人たちだけにすれば良いのに…
ちょっと心の声が駄々洩れてしまいましたが
県の天然記念物『七本杉』など立派な杉、ケヤキ、檜100本以上の巨木に厳かに守られた【河口浅間神社】を参拝すると、そのあまりの神々しさに『富士山』に対する畏怖の念にうたれると思います
いつの日か【母の白糸】【天空の鳥居】へ行く事があったらまた情報を追加します!
【河口浅間神社】
山梨県南都留郡富士河口湖町河口1
無休・参拝自由
すぎのき
【河口浅間大社】の参道の脇にある【すぎのき】は、1本の杉の木から造られた築160年の甘味処古民家カフェ
『フルーツ王国山梨』自慢のフルーツやトウモロコシを使ったかき氷や
スムージー
や甘酒などを販売
外掛けのベンチや小上がり風の小さな座敷などを併設するイートイン
もあります
今回は、余りの暑さに一番人気『あんこ』や名物『トウモロコシ』を外し、柑橘系にいっちゃいました💦
『柑橘ミルク氷1500円』
器ごと凍らせた(ビビンバの石器?)
にこんもりと盛られたふわふわなかき氷
練乳とトップからごろごろと零れ落ちて来そうなくらいたっぷり乗った柑橘類
『すぎのき』らしいボリュームを楽しめます
陳皮の擦り下ろしも入っていて非常に爽やか~
ダンニャと1つのかき氷をシェアして頂いたのですが、2つのスプーンと取り皿をはじめから用意して提供して下さるなど心づかいが細やか
かき氷の美味しさもですが、スタッフさんのお人柄もフレンドリーで〇!
【すぎのき】
山梨県南都留郡富士河口湖町河口9
電話:070‐2821‐1650
10:00~17:00(LO|16:30)
火曜定休(不定休あり)
【いなりと発酵カフェFUJI de 223(フジデニニサン)】
ランチは【河口浅間神社】駐車場から徒歩3分のこちら【いなりと発酵カフェFUJI de 223】
2022年10月にオープンしたというこちらの建物は、コンビニの建物だったところを宿泊施設を営んでいた方がCLASSIC JAPAN DINING里山としてテイクアウトできる『浅間いなり』のお店とし開業したものでメニューも一部引き継いでいらっしゃるようです
シックで落ち着いた雰囲気が漂う外観と内装
駐車場横になにか小さな祠があったので『すわっ!お稲荷さま?』と勘違いしてしまいましたが、道祖神(※村境や峠で外から来る魔や災いを防いで安全を守る神様)の祠でした(汗)
日本古来の『発酵』をテーマにした和膳は酢飯に梅酢を使い、メイン・汁物・小鉢メニューチョイスでボリュームを選択する事ができ、食後デザートとしてミニ甘酒がついてくるのが嬉しい✨
発酵玄米・塩こうじ・醤油麹使用など発酵食品の多さに驚きその旨味を改めて体感
また『変わり稲荷』は見た目にも味的にもここでしか食べられない個性的な稲荷で、
ちょっぴり甘めでジューシーなおいなりさんとの、食材の組み合わせに捕らわれない新しい発見ができそう!
卓上に置かれた調味料で味変も可能です
【いなりと発酵カフェFUJI de 223】
山梨県南都留郡富士河口湖町河口1480−3
電話:0555‐76‐7775
11:00~15:00
火・水曜定休
店前に3台駐車場あり・満車の場合浅間大社駐車場使用OK
今回は人気観光地【河口湖】に行った際に、少しだけ喧騒を離れリフレッシュしたい時にお勧めの3拠点でした
(※取材は2023年7月2日時点)
ヾ(=゚・゚=)ノニャン♪
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