修善寺 甘味処【茶庵 芙蓉】高台の古民家で自然風に吹かれながら練り切り・白玉・あんみつ 質のいい和甘味を

修善寺 甘味処【茶庵 芙蓉】ダヤンテールblog

 【茶庵 芙蓉】

『修善寺』

地名と1字違いの『修禅寺』

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伊豆修善寺にある『修禅寺』。伊豆出身の切り絵作家水口ちはる氏による『あじさい限定御朱印』を授与中

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源範頼、頼家が幽閉されたと言われている、弘法大師、空海によって開設された曹洞宗禅寺

桂川沿いに集まる観光名所・食事処・甘味処などそぞろ歩きが楽しく、見どころ満載の人気観光地で県内外から季節を問わず多くの人々が訪れる温泉街

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修善寺温泉街のシンボルとも言うべき『独鈷の湯』

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『竹林の小径』

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人力車で温泉街をめぐる楽しみかたもある桂川流域の修善寺観光

今回はそんな『修善寺温泉街』からちょっとだけ外れた場所にある穴場カフェ、雰囲気・質共に最もお勧めしたい和甘味処【茶庵 芙蓉】を紹介致します🐈

 アクセス(行き方)・場所・利用駐車場に関して

多くの人が行き来する県道18号線(修善寺戸田線)沿いや温泉街から離れた、北側にある小高い山の中腹に位置する眺めがよく静かな場所なので、舗装されたなだらかな山道を200mほど登って行きます

ショップカードに記された地図ですと『2か所』登り口が記されていますが、今回は西側『風の径』を通って行きます

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ショップカードに記載されたマップ

入り口は

ダヤン
えっ….ここっ?!

って思うような場所(笑)

看板もあり舗装はされているのですが…ちょっと心配になっちゃいます💦

この道はNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で人気を博した主要登場人物、修禅寺に幽閉された『源範頼』(※明治の神仏分離により『修禅寺』から西側の『日枝神社』へ。ここには信功院跡がある。神々しい雰囲気のある神社なのでお参りを是非!)

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『修禅寺』の西側にある『日枝神社』は神仏分離政策により修禅寺から分離された、巨木に囲まれた厳かな神社

の墓石があり、【茶庵 芙蓉】はこのすぐ東側に位置しているので『場所が分からないという旅行者の為』に

【茶庵 芙蓉】
『源範頼の墓』を目指して来てください

とお伝えされることもあるのだそうだ

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有人有料駐車場(温泉街中心地・月の庭)利用時の配布周辺マップより。範頼の墓はMAPの中央左側にある

 一番近い駐車場は『小山駐車場』

桂川周辺にはいくつか駐車場があるが、ピンポイントで自動車を停めるのなら温泉街の西端になりますが、赤蛙公園の北西 修善寺戸田線(県道18号線)沿いにある『小山駐車場』がお勧め!

最初の3時間は300円、以降1時間100円で最大500円で【茶庵 芙蓉】利用時には駐車場の割引券を頂けるとの事ですのでご確認下さい

行帰りの県道18号線一方通行に関して
MAP上でも記載してありますが、県道18号線の一部区間に於いて4月1日より一方通行が制定された様です!道路法規もご確認下さい

 『小山駐車場』から店までの西側経路

『小山駐車場』から県道18号線を渡り、少し西へ逸れ看板が出ている歩道(人が1人で歩くほどの道幅しかない)を奥へ進みます

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民家の脇にある細い歩道を奥へ入っていきます

この道は『とっこの湯』からの『竹の径』→『風の径』へ繋がる散策路で、民家軒先を通り畑の間を縫って山へ向うなだらかな坂道が100mほど続いていて

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ちょっとしたトレッキング?

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石段を登り『源範頼墓』へ向かいます

ところどころ幟や『範頼の墓』案内の看板が出ていますのでそれに従って歩いて行きます

暑い日には汗ばんで来るくらいの距離なので歩きやすい靴の方が良いかと思います

『範頼の墓石』前を通り修善寺 甘味処【茶庵 芙蓉】ダヤンテールblogさらに進んで行くと、数メートル先に立派な門構えの古民家が見えてきます修善寺 甘味処【茶庵 芙蓉】ダヤンテールblog

 ちなみに、『東側のアクセス路』はこんな感じで民家の隙間を縫って登って行く形になっています

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東側からのアクセスはつづら折りになった道を民家の間を縫って登って行く感じです

 外観・店内

【茶庵 芙蓉】は築110年から120年の古民家修善寺 甘味処【茶庵 芙蓉】ダヤンテールblog

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軍人の別荘をオーナーの御曽祖母が居住として譲り受け、20年ほど前に先代がお店をオープン

オーナーの御祖父がお花の先生でいらして雅号が『芙蓉』である事から店名を命名

入り口ではミニ盆栽などもあり、店舗の景観も相まって緑に囲まれた景観となっています修善寺 甘味処【茶庵 芙蓉】ダヤンテールblog

10時からオープンのところ10時少し前に到着しましたが、桂川周辺には観光客が出歩き始めていましたが【茶庵 芙蓉】まで足を延ばそうという観光客はダヤン達以外にはまだおらず静かなゆったりとした時間を楽しむ事ができました

(※予約不可)

 店内

店内には履物を脱いで上がります

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履物を脱いで上がります

手前は半個室タイプに座卓が1卓ある1間修善寺 甘味処【茶庵 芙蓉】ダヤンテールblog

廊下を抜けて突き当りの縁側がある畳の間には4人掛けの座卓が4卓修善寺 甘味処【茶庵 芙蓉】ダヤンテールblog

食べログ時代に初訪した時には無かったテラス席・縁側席も昨年の春に新設されたらしく

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昨年春から新設されたテラス席(左)や縁台席(右)

より多くの利用者が利用できるようになりましたが、席間を広くとってあるので寛げる雰囲気は以前のままです

部屋にはエアコンがついてはいないのですが、表も裏も開け放たれた掃き出し窓からはオニヤンマやカナブンが出入りし(笑)、軒に吊るされた風鈴カバーや伝票挿しが修善寺の『麦わら細工の店 晨(あした)』の作品で風情があります

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風情のある修善寺の工芸品『わら細工』

日本の古い家屋は窓を開放し蚊取り線香・うちわなどで涼をとれるのが素晴らしいですね修善寺 甘味処【茶庵 芙蓉】ダヤンテールblog

修善寺の街並みや伊豆の山々を遮るものの無いテラス席や縁側席でゆったりと楽しむのもお勧めです修善寺 甘味処【茶庵 芙蓉】ダヤンテールblog

 メニュー

今回は急に気温が夏日まで行ったこともあり、かき氷を食べてみたかったのですが今年は7月に入ってからのご予定だと伺いました

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メニュー

【茶庵 芙蓉】のかき氷は流行のふわふわしたかき氷ではなく、昔ながらのゴリゴリとしたかき氷なのだそうで例年7種ほどが用意されてます

今年はどんなメニューが出るか楽しみにしながら、今日は以前伺った時には無かった新メニュー『修禅寺サイダーソルティー』創業当時からのlongセラーメニュー『白玉』、『練り切り』などを頂いてみました

 冷抹茶(季節の上生菓子付き)930円

ここへ来る道中暑くてたまらず、冷抹茶を(笑)

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冷抹茶と上生菓子

硝子の茶器も涼しげで薫り高く爽やかな苦みの冷抹茶は、ごくごくと呑んでしまいそうでした

季節の上生菓子は『かわらなでしこ』修善寺 甘味処【茶庵 芙蓉】ダヤンテールblog

後からの利用者も上生菓子をオーダーしていましたが、デザインが異なるものが提供されていたようですので、季節で複数の上生菓子があるようです

程よく癖のない甘さと可愛らしい色合いのしっとりとした上生菓子を口に含みながら頂く冷抹茶も非常に美味しかったです

 抹茶白玉あずき(860円)

創業当時からのlongセラーメニューの『抹茶白玉あずき』

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『抹茶白玉あづき』

大きな白玉はその日のうちに仕込みオーダーが入ってから茹であげる為、ぷにぷにしていてしっとりもっちりとした弾力があり美味しいのなんのっ!

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もちもちぷにぷにした大きな食べ応えのある白玉はオーダーが入ってから茹で上げる

粒が際立った大粒の小豆は本当に甘さが控えてあって、豆本来の美味しさと食感が味わえ、これまたほろ苦く甘さ控えめで香り豊かな抹茶アイスとよく合う♪

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大粒で豆の風味が活きた小豆

添えられた塩昆布を時々口に含んで冷たいお茶で口内をリセット

これヤバッ!何杯も行けちゃうっ!(まさかの無限)

 修善寺サイダーソルティー(600円)

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ご当地サイダーを戸田の塩を淵に纏ったグラスで頂けば、気分はソルティードッグ

目にも涼しい地元の名が入った瓶入りの修善寺サイダー

竹の器の中には氷が入っていて、飲みたい分をグラスに注いで飲んでいる間も丁度いい冷え具合が続くように工夫されています修善寺 甘味処【茶庵 芙蓉】ダヤンテールblog

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グラスの口に纏った戸田の塩はしょっぱいだけではなく旨味がある

ミネラルをたっぷりと含んだ沼津産『戸田の塩』はただ塩っぱいだけではなく、アミノ酸系の旨さも感じる

季節により甘夏・はっさく・柚子などの伊豆産柑橘の果実を入れたグラスの底には少しだけシロップが入っていて、ソルティードックのようなアルコール飲料ではないと分かっていても…なぜか脳内で『アルコール(カクテル)っぽいな…』と勘違いしてしまう不思議なドリンク

修禅寺にいらっしゃた際には、懐かしい雰囲気の古民家で履物を脱いで自然の中に身をゆだねゆっくりと、【茶庵 芙蓉】の上質な和甘味に舌鼓を打ってはいかがでしょうか?

  ヾ(=゚・゚=)ノニャン♪  

 お店のデーター

【茶庵 芙蓉】

静岡県伊豆市修善寺1082

電話:0548-72-0135

営業時間)10:00~16:00

定休日)火曜~木曜(※営業日は金~月・不定休あり)

駐車場)無し(※200m下の麓?の『小山駐車場(3時間300円)』が近く、割引チケットサービスもあり)

詳しくは公式HP Instagram【茶庵 芙蓉】にてチェック⇐

 

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