目次
【bake shop & cafe cafe più(カフェピウ)】
スイーツ界は流行り廃りが激しい
タピオカブーム・台湾カステラブーム・ティンカロンブーム・マリトッツォブーム…挙げればキリがないのだが、実は『マリトッツォ』の後に続くトレンドスイーツとして22年辺りから名を連ねていたものがある
イタリアナポリの伝統焼菓子『スフォリアテッラ』だ
イタリア語で『ヒダを何枚も重ねた』という意味を持つスフォリアテッラは、サクサク…というより『パリッパリッ!』
パイ生地を何層にも重ねて貝殻の様な形(修道士の帽子とも言われています)に、堅めに焼き上げた焼菓子
ダヤンも1回だけ【エリズカヌレ】で数量限定販売されていたものを購入でき
食べた事はあるのですが、ちょっとコレ
流行るのは難しいんじゃないかと個人的には思っています
その1番の理由が
って事!
因みにダヤンは『スフォリアテッラ』食べた事はあっても作った事が無いので、その説が正しいのかどうなのかは分からないのですが…
(; ・`д・´)わからないんかいっ!
とりあえず、こやつがどうゆう風に創られているのかと不思議に思う複雑怪奇な形をしているのは確か!
そんな『スフォリアテッラ』や、『ボンボローニ』『カンノーリ(ロ)』など余り聴き慣れない名前の『イタリア発祥の焼菓子』を専門として扱うテイクアウト・カフェの店【bake shop & cafe cafe più(ピウ)】が、6月10日
富士市松本の住宅街にあった元カフェの建物をリノベーションしてオープンしました
今回は、ちょっと聴きなれない(というか覚えられない💦)名前の珍しいイタリア発祥の焼菓子を、テイクアウトとカフェで提供する【bake shop & cafe cafe più(ピウ)】に突撃!🐈
アクセス・場所・駐車場
県道414号線(富士富士宮線)の『厚原西信号交差点』を南西~南に進んで行きます
道なりに進み『潤井川』を越え、『厚原信号交差点』から2.5㎞ほどの場所に『竪堀信号交差点』があるのでそこを左折
角にある秀英予備校中島校の裏にある『緑道公園』の脇の道を左折
90m進んだ突き当りを右折(ここから少し道幅が狭いので注意!)
20m先を左折
左手に【bake shop & cafe cafe più(ピウ)】が見えると思います(※以下【カフェピウ】)
駐車場
『住宅街で道が狭いのでご近所トラブルや迷惑にならないようにお願いします』と、オーナー様がSNSで心配されていましたが、確かに!💦
特に14時台は『通学路』となっている為に人の往来が見込まれ、気を付けて欲しいとの事!
店舗の前には6台ほどの駐車スペースがあります
元々あった古い建物をリノベーションして10日ほど前にオープンされていて、駐車場は花壇を作ろうとしている機材やブロックなどが置かれており、これからもっと綺麗に手入れされていくのかな~と思います
入り口は2段ほどの段差があり
2022年8月から【菓子工房espress.】としてお店を持たず移動販売車で『スフォリアテッラ』と『カヌレ』の販売を始めた事
2023年6月に【カフェピウ】を開業した事などが書かれていました
音楽用語で【espress.】は『表情豊かに』、【piu(ピウ)】は『もっと』という意味で、今まで以上に利用者に喜んで貰いたい…そんな気持ちがこもった店名なのだそうです
外観・店内
『移動販売車形態』から『店舗販売』を進めることになったきっかけは、『スフォリアテッラ』などの繊細なイタリア焼菓子の1番美味しい状態のものを食べて欲しい!という願いから
外と中の生地の水分差がある焼菓子は劣化が早く、おいしい時間がとても短い
機材費用を主目的としてクラウドファウンディングも立ち上げ(現在募集は成功にて終了)開店していらっしゃいます
元『ウッドペッカー』というカフェがあった建物をリノベーションし、自分たちでできる事は自分たちでと改装も精力的に行い
ちょっと変わった屋根の造りなどはそのままでちょっとカントリーレトロな雰囲気のある温かみのあるカフェに仕上がっています
店内
硝子扉を開けると…床に『↑』(; ・`д・´)!
天井を抜いてあるワンホール型店舗なので非常に広く感じますね
梁から下がったダウンライトがお洒落です
店内に入ったら、とりあえずまっすぐ進んでください
正面に『注文用紙』『小さなバインダー』『ボールペン』が置かれ、それを使ってオーダーしますが詳細は下記項で説明します
店内は正面の常温商品陳列スペース左側にチルド品冷蔵ショーケースが設置され
『↑』通路の左側の広いスペースはイートインコーナーになっています
お子さんを遊ばせられる様なクッションマットを敷いた一画と
シンプルな2人掛けのファニチャーが2基
ベンチ椅子の前にはトレイテーブルが置いてあるので、そこもイートインで使えそうです
カーテンがかかった窓側のカウンター席も利用できそうなのですが
個人的にはカーテンの丈が衛生面的に気になりました
(現在)店内は無音なので、この広いホールで人の話し声・子供の声などがどの程度響くのかも気になるところでしたが
外構や店内改装がまだ未完な感じを受けたので、ここからがどうなって行くのか楽しみです✨
オーダー方法
前記で少し触れた通り【ピウ】のオーダー方は少し変わっています
備え付けの『オーダー用紙』『バインダー』『ボールペン』を手にしたら、バインダーにオーダー用紙をセットし名前を記載し商品陳列スペースまで行き欲しい商品を見定め、プライスカードに書かれているナンバーと個数を記載
イートインかテイクアウトかもチェックをいれてバインダーのままレジに渡して会計
順番待ちナンバープレートを受け取り
商品の準備ができるまで好きな席に座って待ちます
また、LINEの予約(取り置き)も可能で予約した旨をレジにて伝えればOKです
※7/8~しばらくの間予約休止(詳しくはインスタにて要確認)
購入したもの
新メニュー販売も考えていらっしゃるようなのでこの先も取り扱いメニューは続々と増えて行くのでは?と思いますが今回は『スフォリアテッラ』『カンノーリ』をテイクアウトで
『ボンボローニ』『カヌレ』『プリン』『アイスコーヒー』をイートインで頂きました
因みにドリンクメニューはこちらになっています↓
中でも気になったのは『プリンラテ』
伺ってみると、『カフェゼリー』の『プリン版』のような感じでドリンクの中にプリンが入っているのだとかっ!
ちょっと気になりますが、スイーツが甘いので今回は無糖ドリンクで(笑)
カヌレ(320円込)
最近は外側も比較的ソフトなカヌレを食べていたので、久しぶりに外側ハード!中は超もっちりねっとり!のカヌレを頂きました
フォークナイフ付いていたのですが、ちょっと手ごわかったです💦
『カヌレの堅さ』って何が正解か分からないのですが…結局のところ『好み』で個人差なんじゃ無いかと思います
【ピウ】のカヌレは切り分けの時にこそ苦労?しましたが、頂いてみると外側のガリっとした部分と、内側のねっとりした部分のハーモニーが口の中で変化していって美味しく頂けました
ダヤンがカヌレに初めて出会った時は『超ガリガリ』のカヌレ(※口の中に刺さるw)で歯が立てられず、中も堅めで…堅いパンを時間をかけて食べている様な感覚で驚き、ファーストインプレッションは『苦手な焼菓子』w
それから色々なお店のカヌレを頂いてみましたが、大きさもトッピングも柔らかさも全部違っていて本当に面白いお菓子(ダジャレではない!)だと思い、今では好きな焼菓子にランクインしています
ボンボローニ(300円込~)※シナモンシュガー・ピスタチオ・ショコラなどがある
生ドーナツとも言われているもので、最近ではコンビニで発売されたり、先の【エリズカヌレ】とか富士市内のベーカリーで季節限定や数量限定で発売されていたことがあるのは知っていたのですが、どうしてもタイミングが合わず、今回夢にまで見た?『ボンボローニ』初体験!
発酵生地を揚げた生地はいわゆる『揚げドーナツ』に近い感じなのですが、(※クリーム系のものは冷蔵扱い)ミスドでいうところの『フレンチクルーラー』の様に周りに薄いシュガーコーティングが施されていて、ソフトでとっても美味しい♡
しかも普通の揚げドーナツとは違い、きめ細かくもっちりしっとり感がありずっしりとした重量があります
中にクリームが入っていないものは揚げパンの様に常温で、砂糖がまぶしてある仕上がりになっていました
ただ、個体差なのか種類差なのか持ち帰った『ボンボローニ(カスタード)』の方はクリーム率が非常に少なかったのが残念💦
商品自体はイートインでもテイクアウトでも問題なく、特段風味が変わってしまう事も無く美味しかったです
スフォリアテッラ(350~380円込)※オレンジ・ショコラ・カレーなどがある
何層にも重なったバリバリの生地の中にクリームチーズの柔らかい生地を入れ焼き上げた、口当たりを愉しむ焼菓子
写真で見ると大きさがわかり難く、実物をみると(おそらく)想像しているよりは小さい…と思います
約7㎝で50gの『スフォリアテッラ』
皮のカリカリ感は『ポテチの堅あげ』くらいの食感
ダヤンがチョイスしたのはオレンジで、とってもいい香りがしました
甘さは非常に控え目で、消費期限は当日中!
カンノーリ(300~320円込)※ショコラ・ピスタチオ・プレーンなどがある
(追記)『カンノーリ』は生地・クリーム共にイタリア発祥のものとは原料が異なるピウアレンジになっているそうです
筒状に揚げた生地の中に、チョイスしたのはピスタチオのクリーム
ピスタチオの香りが濃厚で美味しかったです
本来は謝肉祭を祝って作られる季節菓子でイタリア系アメリカ人のデザートとして大変人気があるのだとか
こちらも7㎝ほどの長さの焼菓子で、ダヤンは持ち帰ってしまったのですが
皮がクリームの水分を吸ってしまうために、食べる直前にクリームを詰める『カンノーロ・エスプレッソ』が本来の皮のパリパリ感とクリームの柔らかさを愉しめるのだとか!
次回はイートインで食べてみたいと思いました
こうして『イタリア系焼菓子』をみてると
・食感が違う素材の対比を愉しむ
・美味しく食べられる時間が非常に短い
と繊細なお菓子であることが分かりますね
プリン(280円込)&コーヒー
『プリン』はテイクアウトができないのですが、ビジュアルからして好きそうな形でしたので頂いてみました
レトロな足つきのステンレス製のプリン皿はテンションあがります✨
たっぷりのカラメルソースとホイップクリームも〇
これで税込み250円はリーズナブルで驚き!
固めプリンというより…非常に滑らかで粘度があるプリンで、掬い上げようとしてもスプーンに吸い付いて離れませんでした(笑)
コーヒーはアイスのブラックで頂きましたが、アメリカーノ飲みやすく美味しかったです
ドリンクにはアイスクリームやホイップクリームを+100円でONすることも可能
6月21日からは、これもイタリアパン料理で提供される『フォカッチャ』を使ったランチメニューが食数限定で登場するらしい!
これから暑くなって来るのでテイクアウト購入する場合、商品によっては保冷バック・保冷剤持参が必要かな~と思いました
ヾ(=゚・゚=)ノニャン♪
お店のデーター
【bake shop & cafe cafe più(ピウ)】
静岡県富士市松本43‐1
電話:080‐2487‐6236
営業時間)11:00~17:00(※売り切れ次第終了)
定休日)月曜日(※イベント等で臨時・不定休業あり)
駐車場)あり(※無料・6~8台)
※取り置き可能(公式LINE等)7/8より暫く取り置き休止
※有料紙袋のみの取り扱いになるのでマイバック必須(冷蔵品を購入予定の場合は保冷で)
詳しくは公式HP Instagram【cafe più】にてチェック⇐
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