目次
【塚原山フルーツ農場ふかさわ】
GW頃までの旬のフルーツ『いちご』に変わり、これから6月下旬頃までは『さくらんぼ』のシーズンになりますね🍒
『さくらんぼ』と言えば『佐藤錦』が有名品種ですが、案外『アメリカンチェリーが好き!』と言う方も多い様で、うちのダンニャもその1人
1カ月ほど前にネットで『アメリカンチェリー狩りができる関東圏唯一の農場』を探し出し
即、ネット予約
えと…他の選択肢は私には無いのね💦
実は私、人生に於いてまだ1度も『さくらんぼ狩り』というものに行った事が無く、『さくらんぼ』自体にも『イチゴ』程の馴染や知識も無く…
故に、ダンニャが探し当てたこの農場が当たりなのか、ハズレなのかの判断の仕様が無い状況の中、例年5月末から体験可能だという情報だけを頼りにウエブ予約(bot返信)した『さくらんぼ狩り』へ、不安と期待を胸に行ってみました(笑)
今日は、山梨県の西部
南アルプス市の人里離れた山の中腹にある【塚原山フルーツ農場ふかさわ】での『さくらんぼ狩り』情報をお届けします🐈
※風通しのいい屋外(屋根はある)施設
※オーナー夫妻はワクチン2回接種済
アクセス・場所
山梨県は通年を通して何かしらのフルーツが収穫できる『フルーツ王国』
特に南アルプス市の中部自動車横断道(県道52号線)白根IC付近には多くのさくらんぼ農家(もぎとり園)が散在しています
今回の目的地【塚原山フルーツ農場ふかさわ】はそんな『さくらんぼ通り』からポツンと離れ、更に山の中腹まで分け入った様な場所にあり、少しだけ判り難い場所になっています
オリジナルマップ
9月に全面開通する予定の『中部横断自動車道』を南アルプスICで降りる、または『新山梨環状道路』の終点『南アルプスIC西』からそのまま西へ進み、『山寺』信号交差点を左折
『山寺南』信号交差点をそのまま通過後600m程、信号の無い交差点(右折レーン塚原・上野)を右折
ここから勾配のある山道に入って行きます
500mほど進んだ送電線鉄塔の元を左折
後は道なりで到着しますが、少し道が狭い箇所があるので注意です
判り難い箇所には看板も設置されているので、迷わず着けると思います
駐車場・環境
山の中腹の開けた場所にあるので、甲府盆地と呼ばれる市街の景色が良く見える上に、天気が良ければ遠くに『富士山頂』を臨む事もできます
これは、気持ちが良い場所ですね♪
受付店舗がある広場の東側にはテラス席も設置される様で、お弁当なんかを持って来てそこで寛いでも良いとの事でしたが…
多分、『フルーツ狩り』をした後の腹具合では無理かと(笑)
駐車場
駐車場は①受付店舗前②店舗南側の2か所ありますが、基本は②へ
①は身障者の方が利用可能となっています
塚原山フルーツ農場に関して
今回は『さくらんぼ狩り』で利用させて頂きましたが、【塚原山フルーツ農場ふかさわ】では
✅6月….さくらんぼ
✅7~8月….李王・アルプス王子・スイートカレン等のスモモ種
(※『李王』は塚原山フルーツ農場交配のオリジナルフルーツ!)
✅9月…黄金桃
その後も、巨峰・甲斐路・シャインマスカットなどのぶどう、梨、洋梨、りんご、柿など通年を通してフルーツを作っているんですって!
山梨の桃は南アルプス市より東に位置する一宮御坂辺りが有名どころだけど、それ以外のフルーツは【塚原山フルーツ農場ふかさわ】で楽しめちゃうんだ!
凄い!👀
観光もぎとり園
勿論、さくらんぼとは違い他のフルーツは『食べ放題』…って訳じゃあないけどね
試食させて貰って、自分の気に入った房や個体をもぎとって、キロ購入する方式
地方発送も可能だと言うから、予めパック詰めされて販売しているのもとは違い、届ける事も出来ない遠く離れた知人宛に自分がもぎとったお気に入りの一品を送る事ができるから良いなぁ
(∩´∀`)∩
さくらんぼ狩りの種類・時期・料金
現地で話を聴くまでは、ここでこんなに色々な種類のフルーツを栽培しているとは知らなかったのですが、今日の『さくらんぼ狩り』に関してもな~んも調べて来なかったので
『アメリカンチェリーを食べ放題したい!』という野望が霞むくらいの、行って見て話を伺って初知りっ!な情報が満載でした(笑)
さくらんぼは自家不結実性
【塚原山フルーツ農場ふかさわ】で『さくらんぼ狩り』をすると決めたきっかけが、前記した通り
『関東圏で唯一、アメリカンチェリーの食べ放題ができる農園だから』
だったのですが、実は『アメリカンチェリー』は他のさくらんぼの木を『結実』させる為に植えたもの(つまり、本命では無く脇役?)だったと聴いて、まずビックリ!
Σ(・ω・ノ)ノ!ェ――――ッ!?
『いちご狩り』に行くと、ビニールハウス内で受粉の為に飼われているミツバチが飛び回っている光景はよく見かけますし、植物は昆虫などの助けを借りて自分の花粉をめしべに確実に塗りたくり(?)結実させているのが常だと思っていたのですが
まさか、『受粉どころか花粉まで人のを借りないと結実できない果実』があるなんてっ!
何という他力本願(笑)
※注※中には『自家結実性』種もあります
なので、ハウスに通された時に同じハウスの中に違う種類のさくらんぼの木があって
って思っていたけど、他の場所のさくらんぼハウスもそうなのかも!?(知らないけどw)
完全に勉強不足でした💦
それでも、結実の為にでもなんでも関東圏で『アメリカンチェリー』を栽培しているのは恐らく【塚原山フルーツ農場ふかさわ】だけ…の筈っ(笑)
現に、特に若い方は日本のさくらんぼよりも『アメリカンチェリー』の方が好きなので、『アメリカンチェリー狩りしたさに』ここに来てみる方も多いんですって!
(と仰っていたオーナーさんは少し寂しげでした…)
そりゃそうだ
受粉の為に植えた種類が目的って、ちょっとガッカリしちゃうよね💦
まあ、それも実食する前の話だけどw(⇦意味深)
栽培種類
という事?で、ここで栽培している『さくらんぼ種』の紹介です♪
🍒アメリカンチェリー|赤黒く、甘さや酸味にパンチがある
🍒佐藤錦|日本で一番収穫量の多いさくらんぼ
🍒紅秀峰|果肉は佐藤錦より固め。赤身にムラがあり見た目は佐藤錦が勝るが…
🍒高砂|種が大き目
この4種が楽しめます✨
さすがの私も『佐藤錦』は知っていましたが、『紅秀峰』『高砂』は初めて…
これが後で、波乱を巻き起こします(笑)
時期
例年さくらんぼ狩りは『5月28日頃から可能』とHPでみかけたので、1か月前に29日でweb予約しましたが…返信は直後にbot返信があったのみで、本当にこの日、さくらんぼ狩りが可能なのかどうか現地に到着するまで心配で仕方なかったです💦
結果は…全然OK✨(ホッ…)
まだ『収穫の時期』では無かったので、持ち帰り(お土産用)として箱詰めのさくらんぼは販売されていませんでしたが、その分低い枝で充分大きな粒の完熟が食べられましたし、背伸びをしたり採り難い事は全然無く快適に楽しむ事ができましたが
6月20日頃までと、さくらんぼ狩りの旬は短い様なので早めに行かれる事をお勧めします
後、朝はなるべく早い時間帯の方が実に甘味が集まっているんだそうです!
料金
大人は40分食べ放題で2000円(込)
料金は、体験前に支払い
紙コップを渡されるので、種はその中へ(店舗前にゴミ箱あり)
利用上のルール・注意
さて、すぐ横の道を数メートル下って『さくらんぼ狩り』に~…と思っていましたが、少しだけルールがあるので記載しておきます
①かばんは小さくても持ち込めない
かばん類は車の中に置いておくか、受付店舗に鍵付きの無料コインロッカーがあるのでそこを利用させて貰えます
どんなタイプのかばんでも持ち込めないので注意です!
(良からぬ輩がおるんでしょうね…)
②入り口のドアは必ず締める
天井部がクリア板
サイドの壁にあたる部分がネットになっている足組ハウスで風通しが良いのですが、出入口がサッシ戸になっています
鳥が迷い込んだりすると出られなくなってしまうので、出入りの際には必ず戸を閉めます
入り口には手指の消毒用スプレーがあるので、手指を消毒したら『さくらんぼ狩り』開始です✨
利用し易い環境
ハウス内はビニールハウスと違い、風通しが良いので暑く無く快適でした
天井が雨よけ仕様になっているので、多少の雨降りでも全く問題ありません
水洗トイレも近くにあり
足元の通路部分にはビニールマットが敷かれていたので、足元も安心♪
脚立がいくつか置いてありましたが、それには気を付けて下さいとの事でした
ざっと、さくらんぼの種類を説明され、実は軸から採らずに直接捥いで良いと説明を受け…さて
撮影しますよ~(笑)
想像していた以上に鈴なりになっているさくらんぼの実をみてテンション上がりまくりです🍒
とりあえず、10数本あるさくらんぼの木1本1本の1個1個を確かめるように味わって行くと…
最終的に、主人も私も1本の樹に辿り着きました(笑)
それはまるで、カブトムシが甘い樹の蜜を求め1本の樹に群がっている様
((´∀`))ケラケラ
確かに、どの樹のどのさくらんぼも甘くて、スーパーで小売りしているものよりず―――――っと美味しかったのですが、この樹液見て下さいよっ!
『カブトムシ』と言った気持ちがお判り頂けたかと思います(笑)
やっぱり、こんな樹液を湛えている樹ですから、当然『実』も甘い事!甘い事!
日本のさくらんぼなんて目もくれず『アメリカンチェリー』目的で来た主人もこの旨さには驚いていました
オーナーさんとお話して後で知ったのですが、どうやらこれは『紅秀峰』という品種で昭和54年に山形県で『佐藤錦』と『天香錦』とを交配させて開発させた比較的新しい品種で、最も人気でポピュラーな親の『佐藤錦』に比べて大粒で果肉に歯応えがあり、酸味が少なく糖度が高いのが特徴なんですって!
今は『佐藤錦』よりもこちらの方の人気が高いみたいです
さくらんぼの種類って思ったよりもたくさんあり、まあ…
色々な種類を作る事で収穫時期がズレ『さくらんぼ』の旬を延ばす目的があるみたい
そう言われてみると、いちごはクリスマスシーズンからGW辺りまで長く楽しめるのに対して、さくらんぼの旬は1カ月にも満たないよね
40分経ってゲプゲプしてきて、目だけはまだ食べたいけどお腹が満腹状態で受付場所に戻って、食べた後の種をみせたら…
少ないw(* ´艸`)クスクス
って言われました
みんなどんだけ食べるの…?
(; ・`д・´)
聴いたら、食べる人は種がカップ一杯にもなるんだって!!!!!
カップ半分くらい食べた主人は、種の数数えたら90個ちょっと
私は60個くらいでしたw
カップ一杯って…250個くらいかなぁ
(; ・`д・´)食べ過ぎでしょw
今季はまだ【塚原山フルーツ農場ふかさわ】では、お土産用のさくらんぼを用意していないので、道の駅かどこかでさくらんぼを購入しようという事になり、帰り道に少し北上して『道の駅白根』でさくらんぼを購入
ここでは、さっきさくらんぼ狩りをして満足した種類よりももっと多くの種類があり…
って感じでした💦
迷った挙句、『狩り』では食べなかった『紅ゆたか』という『紅秀峰』と同じく大粒のさくらんぼを購入してみたのですが…
こちらは2008年に品種登録されていて、『紅秀峰』より更に新しい品種
果肉の硬さは『紅秀峰』の方がしっかりとしていて、『紅ゆたか』はかなり柔らかめの完熟状態
20粒くらい入って880円
甘さや酸味、味のパンチは…今日いち!✨
味や食感は人其々で好みがあるでしょうから、これが一番!とは言えないけれど、今日分かった不変の事実がひとつ
う~ん…
『さくらんぼ』…奥が深いぜっ!
ヾ(=゚・゚=)ノニャン♪
お店のデーター
【塚原山フルーツ農場ふかさわ】
山梨県南アルプス市塚原1214
電話:055-282-7884
携帯:090-1436-7953
営業時間)9:00~16:30
定休日)不定休
駐車場)あり※無料
※障がいがある方は受付小屋前に駐車可能
※通常は、受付小屋南側に駐車場あり
※前日・当日の来場予定はネットでは無く電話で確認を
※さくらんぼ狩りは例年5/28~6/20頃まで
※12月~5月を除いては何かしらのフルーツのもぎとり体験あり
※水洗トイレあり
※飲食の持ち込み可能(指定場所にて)
詳しくは公式HP【塚原山フルーツ農場ふかさわ】にてチェック⇦
予約申し込みもこちらから可能です
Dayanさま
こんにちは。
ようこそ山梨へ・・そしてサクランボ堪能有難うございます。
といいつつ、山梨県民はサクランボは高級品の認識が強く、
自分で買う事はほぼありません(笑)外向けの農産物なんですね。
まあ、たまに傷物をご近所にいただくことはありましたけど・・
昔に比べると品種も豊富になり、久しぶりに食べてみたくなりました。
>marさま
こんにちは
久しぶりの山梨、楽しかったです✨
さくらんぼは、山梨県民の方々に限らず『高級品』のイメージ ありますよね
主人がアメリカンチェリーが好きなのも、値段の手軽さが大きいと言っていました
いちご狩りの2000円は少し高い気がしますが、さくらんぼ狩りの2000円は市場価格からすると、かなり安いのだと感じました