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【東海大学海洋科学博物館】
富士山の構成資産としてユネスコ世界文化遺産に登録された『三保の松原』
今回紹介する【東海大海洋科学博物館】と『東海大学自然史博物館』は、その三保の松原のもう少し先の半島の先端にある
2つの博物館・研修館の3施設を中心とした社会活動を、東海大学芸員を配置して展開している場所です
一般利用者からすると『小規模なちょっと変わった古い水族館』という印象を受けるが、大学自体が『海洋学部を通じて海洋に関する研究を行って』おり、この教育研究の目的と共に海洋科学に関する知識を広く一般市民に啓蒙普及する事も目的としていること
駿河湾水域を中心とした、普段よく見る魚なのに泳いでいる姿を見る事が無かった生き物たちの展示
その辺りが普通の『水族館』とは違うようです
今日はどこ行く?何食べる?
こんにちは(*’ω’*)
ドコべるblogの管理人 ダヤンテールです
『三保の水族館』の通称で親しまれている、昭和45年に建てられた『東海大学海洋科学博物館』に、雨の休日 久しぶりに行って来ました
小さい頃は、家族と、子供会で、学校のバス遠足で…と地元民は何回も遊びに行った事が在るかも知れませんが、大人になって行っても楽しめる場所でしたのでご紹介します
(=゚ω゚)ノ
館内案内
施設は大きく分けて、『4つ』に分かれています

館内案内図
①屋外の『津波実験水槽』
②1階 生体展示フロア
③2階 標本文献資料とメカニマル
④屋外 ミュージアムショップ
①津波実験水槽
入館せずに見る事ができる『津波実験水槽』になっています

津波実験水槽
簡易的なジオラマであまり臨場感はありませんが、津波のこんな装置さえ見ると、きっと辛い思いを抱える方もいらっしゃると思います
しかし津波の知識として、知らない人達、知らない子供たちに考える機会を与えると云う事では有効な装置だと思います
ただ、水では無く水に薄っすらとでも良いので色を付けておいて欲しかったです(水の動きが分かりにくい)
②1階 生体フロア
生き物がいるのは1階部分だけです
施設に入ってすぐ道順で右から

水族館入り口
きらきら★ラグーン
変わった形の水槽や、水槽の中に入った様な写真が撮れる水槽など、コンパクトですが手を伸ばせばすぐそこに海の生き物がいるように見えるように作られています。



約80種類もの生物が小さなフロアで観察できます

水槽の中に入った様な感覚になる
海洋水槽
シロワニ・ウツボ・エイなどが泳ぐ混合水槽
縦横10m、深さ6mの360度、プラス水槽の底の通路からも魚を観察できる迫力の水槽

海洋水槽

水槽の地下通路から小窓を見上げると…
見る位置に依ってサンゴの海・海草の海・砂底の海・岩礁の海を一つの水槽で展開している大人気の水槽

通路には、『リュウグウノツカイ』の標本も展示してあります

リュウグウノツカイ標本
クラゲギャラリー
様々なクラゲとその生態を展示
癒し空間です
駿河湾の深海生物
駿河湾は日本で一番深い湾
一番深い所で約2450m
そこに生息す深海生物の標本を展示
駿河湾に住む色とりどりの生き物たち
釣りが趣味のダヤン達がよく釣り上げる様な馴染のお魚もたくさん(;・∀・)


イワシの群れ

なぜ、この穴にばかり(笑)
岸辺の海から沖合~深海
ここで一回、入り口のフロアに戻ります
2階へ続くスロープ通路へ行く前に、大人気コーナーの
くまのみ水族館
15種類ほどのクマノミを展示
その殆どはこの水族館で繁殖!

クマノミに囲まれたように写真が撮れる
クマノミキッズ
タッチプールで海の生き物に触れたり、クマノミに餌をあげられる装置もあります

タッチプール
えさやり体験は有料で、一日限定20個

人気のクマノミ餌やり体験の水槽
人気の装置で、早めに限定数に達します
③2階 標本文献資料とメカニマル
2階は標本や文献・資料などの展示フロアになっていて生体はほぼいません
三保のほぼ対岸である『清水区興津第2埠頭』は深度もあり、地球深部探査船『ちきゅう』の帰港地となっている為『ちきゅう』や『レアアース』に関する資料も展示してあります

2階

世界的にも珍しい『メガマウスのはく製』


深部探査船『ちきゅう』
メカニマル
『メカニマル』は、魚やカニ、カメなど海の動物の動きをする機械
実際に『ボタン』や『コントローラー』を使って『メカニマル』を操作できるので、ちびっ子から大人まで人気のフロアです

このフロアには数年前まで『3Dシアター』があり、私は『3D』というものをココで初めて見ましたが…今では上映はしていません
④屋外 ミュージアムショップ
入り口付近にあった『クマノミエリア』から自動ドアを出て、屋外のミュージアムショップへ出れます

ミュージアムショップへ
色々なグッズ・お土産・ぬいぐるみ等が置いて在って、あちらこちらで子供さんが
『これ!』
お母さんが
『要らないよっ!』
と応戦している声が聴こえます(笑)
かわいいのがたくさんある♪
因みに…『このショップだけを利用』…というのは出来ないそうです
さて、施設はこれで全てです
…
水族館やミュージアムによくある、『なにか』がありませんよね???
そうです!
【東海大学海洋科学博物館】には、カフェ・レストラン・フードコーナーなどが一切ありません
持ち込みは、自由なんだそうですが
館内で食べられる場所は、入り口付近授乳室近くのこの『2テーブル』のみ

飲食可能な場所はこの2テーブルのみ
外の『芝生広場』『椅子やテーブル』は自由に使って良いそうです
付近で食事も一緒に~…と考えている方は、直近のレストランは
駐車場として誘導される場所の一角にある『レストラン サンビーチ』1店舗のみ
ソフトクリームや定食などを販売をするちょっとレトロなレストランです
駐車場は附近均一価格
施設の『大駐車場』は先にご紹介した、レストランがある駐車場になっています
突き当りを右折しても、ここの駐車場来る手前にも駐車場はありますが、どこへ停めても500円
先払いシステムです
駐車場からチケット売り場窓口がある施設入り口までは、屋根が無く150mほど歩きますのでなるべく近い場所に停めるのが良いと思います
有料ロッカー
入り口近くのトイレ通路の前に、有料の100円ロッカーがあります
傘が入る程大きくは無いのですが、入り口に戻るまで館内でお金を使う事は無いので利用するのもありです
1回鍵をかけてしまうとお金は戻って来ません
チケットに関して
チケット購入口で、
『海洋科学博物館のみ』か『自然史博物館も利用する』のか伝えます

チケット売り場
因みに自然史博物館は地球の歴史資料館で、『恐竜』などもテーマにしていますが資料的学術的価値のある『博物館』なので『アトラクション的なもの』は期待しない方が良いと思われます
基本入館料(個人)
大人(高校生以上)|1500円(※自然史博物館共通で1800円)
小人(4歳以上)及びシニア(65歳以上)|750円(※自然史博物館共通で900円)

HPより
割引制度
障がい者・高齢者・JAF会員などの割引制度があります
なお、『画面を見せるだけで割引』制度はありませんが、事前にコンビニなどで前売り券を購入して行くと、15%~20%割引で入館券が購入できるそうなので、利用の際には検討して見ると良いですね♪
ヾ(=゚・゚=)ノニャン♪
施設のデーター
【東海大学海洋科学博物館】
静岡県静岡市清水区三保2389
電話:054-334-2385
開館時間)9:00~17:00
休館日)火曜日(※祝日は開館)・年末
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