浅間大社の湧く玉池から延びる『神田川』の道向かいに1日5組限定の小さなお宿があります
名前を【山げん(サンゲン)】
【山げん】は浅間さんから貰ったお名前なのだそうです
今は判りませんが『宮市民』も子供の名前を浅間さんから頂く風習がありました
実はダヤンも名前を浅間さんから頂いています
(※念の為…DAYANではないです、実名の方です。)
【山げん】さんは私が小さな頃から操業していたお宿なので、もうナン云10数年経っている歴史があるお宿です
(=゚ω゚)ノ
今日はどこ行く?何食べる?
こんにちは(*’ω’*)
ドコべるblogの管理人 ダヤンテールです

遠くに富士山が見えます
B級グルメで富士宮焼きそばが大ブレイクを果たし、富士山が世界遺産に登録された事もあり、富士宮市は『浅間大社』近郊を中心としてどんどん様変わりしています
様変わりして行く一方で、廃業となった建物がまだ手つかずで残っていたり、古い残しておくべきものと新しくできて行く物との均衡が益々難しくなっていきますね
そんな中で昨年、【山げん】さんはお宿部分を街並みにしっくりとくる感じで素敵にリニューアル♪
次いで今日3月22日
一般客でも利用できる食事処がオープンするとお聞きしましたので、独創的なランチを早速頂いてきました♪
(*’▽’)
目次
店内
B級グルメで有名になったお蔭で浅間大社周辺は大型観光バスも乗り付け、その当時程ではありませんが週末は多くの人でごった返しています
門前の『お宮横丁』では、屋外フリースペースで、富士宮焼きそば学会アンテナショップで提供している『富士宮焼きそば』に舌鼓をうっている多くの方がいらっしゃいます

浅間大社前のお宮横丁は観光スポット
少し喧騒を離れ…
そこから徒歩1分もかからない【山げん】さんのお食事処に入ると…
L字の天板が広いゆったりとしたカウンター席8席
カウンター席には、敷き紙とお箸がセットしてあります


浅間大社前の『お宮横丁』がファミリー・団体向けなら、【山げん】のお食事処はしっぽりとした大人の雰囲気
ゆっくりとくつろげる居心地のいい場所を提供して貰えます

入って左が食事処
雰囲気
店内の雰囲気だけでは無く、出迎えて下さる実直そうなオーナーさんご夫妻もいい感じ♪
店内がこの辺りには無い割烹のような雰囲気で少し『高級』な感じがしますが、オーナーさんご夫妻がフレンドリーでホッとします(笑)
岐阜のご出身だそうで、今は富士宮住み
お宮横丁で焼き手をされていたこともあるんですって♪
メニュー
ランチのメインメニューは『焼き物』と『丼』

ランチ

ランチ単品

ランチドリンク
価格はお宮横丁のような『やきそば500円』…という感じにはなりませんが
山げん御膳と呼ばれる『焼き物』とスープ・サラダ・小鉢2品・デザートがついて1080円ランチセット
『丼』もスープ・サラダ付で780円
と、リーズナブルなお値段です♪
ランチの『焼き物』は、『焼きそば』『たこ焼』とあって、オーナーさんがオープンキッチンで調理して提供して下さいます

と思ってしまった、あなたっ!
私と同じくとても、間違っています(笑)
『焼きそば』も『たこ焼』も、【山げん】さんでしか味わえない物ばかりでした…
(って、そんなに1度に全て食べられる筈も無く、今回は『たこ焼』に関してはお話しだけで、『焼きそば』をとりあえず頂いたんですけどね?w)
調理方にビックリ!
ヨーグル豚生ウインナー溶岩石プレート焼き
3本300円
卓上カセットに溶岩石のプレートを置き加熱
自分のタイミングと焼き加減で頂けます♪
というかですね…300円でこのサービスは申し訳ない(´;ω;`)ウゥゥ
生ウインナーじゃなくて、ステーキやタンなどにはお野菜も付いて来るようです
カウンター席といっても天板に奥行きがあって広いのでカセットコンロを置いても、全然狭い感じがせずに頂けます
タレと塩、わさび醤油が薬味で付いてきますがウインナー自体がそもそも脂が乗っていて美味しいので、わさびしか使いませんでした
皮がパリッ!としていてとてもジューシーです♪
やきそば(オリジナルソース)単品
800円
焼きそばの麺は、安定の叶屋さん♪…でもよく見る蒸し麺とはちょっと形状が違う様な…?
麺を、鉄板の横にある大きな鍋で…
茹でてるっ!?

焼きそば麺を茹でてる
(焼きそば…だよな…)
面白いので、暫しウインナーを焼くのを辞め(笑)観察
暫くすると麺が茹で上がったようで、ラーメン屋で麺を取り出す時に使う手付きのザルで湯切りして、そのまま鉄板に広げます…?
じゅ~~っつ…
暫くして、ラードを広げた麺の真ん中辺りに落としてそのまま
じゅ~~っつ…
小手でかき混ぜたりせずにそっと位置をずらしたりしている程度で、麺は広がったまま
(…えぇ?…焼きそば…だよね??)
暫くすると、野菜とお肉をその上に置いて、軽く炒めて

あまり触らないw
結構大量のお水と、次いでソースを投入!

『エビ粉は食べても大丈夫ですか?』
と訊かれ、大丈夫ですと答えたものの…(心配…不安…)
提供された『山げんオリジナル焼きそば』が、これ!( ゚Д゚)
叶屋麺使用としては太いものの、調理過程からのビジュアル的には思っていた程『うどん』のテイでは無く、恐る恐る口に運んでみると…
あれ?

はいっ!狐につままれた状態(笑)
まずい焼きそばのあの水分も、脂使いすぎてギトギトした感じも全然なくて…おいしい!♪

おいしい焼きそばの証
もちろん、『富士宮やきそば』とは全然違うものです
麺も、よく焼けて硬いところと普通に歯ごたえがあるところがあってなかなかに面白い♪
富士宮焼きそばの特徴である『肉カス』は使用せず、市内の『イトウミート』さんのチャーシュー使い、お野菜は『大富士』さんや地元のお野菜を使っているんだって!
(※イトウミートさんも案外凄い店みたい!)
確かに、お肉…おっきかった(笑)

山げんの焼きそばにはイトウミートのチャーシューが入っている
最後お皿に残ったアーモンド(?)みたいな欠片、なんだろ?って思って食べていたらニンニクでした
ニンニクのうま味も隠し味だったのね♪
(感想を尋ねられたので、後でのどが渇いてニンニクが結構大量だったと気づいたとお伝えしました)
なぜこのスタイルの焼きそば?
富士宮焼きそばが有名な場所で

お宮横丁の焼きそばを食べるスペース
『富士宮焼きそばじゃない焼きそばを敢えてメニューとする』考えをお聴きしたら
元々は(岐阜出身)関西寄りの味付けを好むので、そのあたりも影響しています
ラードも使っていますが高級品で癖が無く脂こくもたれる感じはしないと思います、素材も地元のものを使っています
とのことでした♪
たこ焼きの話
焼きそばの作り方が変わっていたので、たこ焼きがどんなんか聞いてみたら『ふわろと大玉たこ焼き』っていうネーミングで、お餅を使っていて…食感的には『明石焼き』に近いらしい
でも、中がホワイトソースみたいな感じでお餅が固まらずにとろ~っとして、海鮮のうまみが閉じ込められた…
未知のものっ!!
ランチだと、たこ焼き3種盛なんだ..
え~っ!?
ソースとネギ塩とキムチで、明石焼きみたいで、ホワイトソースみたいで…餅???
(混乱)
次は、たこ焼きも 食べてみよう(笑)
駐車場
私は散策しながら【山げん】さんに歩いて行ったのだけれど、【山げん】さんには無料専用駐車場があります
山げんを通り過ぎて南に90m
左側に『CREATEクリエイト』がある反対側、右側に駐車場入り口があり奥の『5台分だけ』が【山げん駐車場】になっています

山げんから南に90m
クリエイトの向かいの駐車場
手前やそのほかは『秀英予備校』その他の駐車場になっているので注意です
駐車場から、富士山世界遺産センターがよく見えます♪
メモ
★食事処は宿泊客以外で利用OK
★ランチは焼き物セットと丼・溶岩石プレート焼き
★カウンター席と座敷が1つある
★焼きそば・たこ焼きは創作料理でここでしか食べられないもの
★少し離れた場所に専用駐車場あり

ヾ(=゚・゚=)ノニャン♪
お店のデーター
【お宿 山げん(食事処)】
静岡県富士宮市大宮町1-2
電話:0544-27-2605
食事処営業時間)ランチ|11:00~14:00
ディナー|17:00~22:00(LO21:30)
駐車場)あり
※90m先右手5台分
お宿HP
食事処公式HP
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